MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

IE 6 、IE 7 、IE 8 の表示を試せるツール:Microsoft Expression Web Super Preview


Internet Explorer 6 、7 、8 は、いずれも Microsoft 社のホームページを閲覧するブラウザ、Internet Explorer(インターネットエクスプローラ 以下 IE )ですが、バージョンによって CSS の解釈が異なり、同じソースであっても表示が異なる問題を抱えています。 現在、最新となる IE 8 なら、Firefox3 、Chrome 、Safari4 、Opera とほぼ同じ表示が可能ですが、IE は Windows に付属されるブラウザであり、 WindowsXP には IE 6 、Windows Vista(ウインドウズビスタ)には IE 7 、 Windows7(ウインドウズ セブン) ではおそらく IE 8 が付属される事になると思われます。 これらの OS を利用していても、ブラウザをアップデートする事で、全てのユーザーが IE 8 を利用できますが( Windows 2000 や Windows ME 、98 など古い OS では対応していません)、それを実行するか否かはユーザー次第となり、購入したパソコンに付属された Windows に付属されたブラウザを利用し続ける場合も少なくありません。 IE 8 が登場した事で、WEB 準拠のメリットとして他のブラウザとの表示に違いが無いのは確かですが、それ以前の IE を利用し続けるユーザーが半分以上を占める現状、IE 6 や IE 7 に気を遣う日々は続きます。 でテストできるツール IETester(アイーテスター)の IE 8 が正式版に対応しました。IETester は、Office 2007 風の上部メニューを採用して、スタイルを変更可能となっています。 ホームページ制作時の確認作業に重宝するので早い段階から利用させて頂いておりますが、何度かアップデートを繰り返す事で、いつしか IE の複数のバージョンを簡単に選択するメニューが追加されていました。



それ以外に、Windows Vista から日本語と英数字が共存する文章を美しく表示できるメイリオフォントが利用可能になったため(今では Windows XP でもダウンロードしてインストール可能)、OS によってもホームページの表示は多少異なります。 これらを忠実にテストするには、異なるシステムを用意してブラウザをインストールする、または、ラインセンスを購入してバーチャルサーバーを構築する事で解決できますが、もっとスマートにテスト環境を構築する場合は、一つのシステムに複数のバージョンをインストールできる様に設計されている必要があります。 しかし、IE にはそれがありません。結局、マイクロソフト以外のユーザーが無料で配布するツール、例えば IETester を使って表示の違いを確認して修正するしかありませんでした。



Microsoft Expression Web Super Preview は、問題を発生させた元であるマイクロソフトが提供するツールで、これが無かった事が不思議なくらいです。 また、ツール名に Expression Web とあるので、ホームページ制作ソフトの Microsoft Office FrontPage 2003 の後継となる Expression Web の方で提供する方向かと思われます。 現在は Expression Web 2 となりますが、後に登場する最新バージョンでは付属されるのかも知れません。

Microsoft Expression Web SuperPreview



Expression Web Team Blog では、2009 年 3 月 18 日に、Microsoft Expression Web Super Preview の話題が掲載されています。 英語版になりますが、すでにダウンロード可能で、Expression Web を持っていなくても利用する事ができます。

SuperPreview Technology

現時点では、表示可能な IE のバージョンは、インストールされている IE のバージョンに依存します。 システムにインストールされているブラウザが IE 6 の場合、閲覧できるブラウザは IE 6 だけとなり、IE 7 の場合は IE 6 と IE 7 、IE 8 の場合は IE 6 、IE 7 、IE 8 の表示を比較できます。 つまり、IE 8 をインストールしている事が前提となるため、これはどうかと思われます。



実際に利用してみましたが、まずダウンロードに異常な時間がかかりました。 ダウンロードするファイル容量は 250 MB ですが、6 時間以上かかったと思われます。 これは、いくらなんでも異常な状況で、おそらく管理人の環境に問題があったと思われます。

Microsoft Expression Web SuperPreview for Windows Internet Explorer



ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。



アプリケーションと同じく、インストーラーも英語となりますが、基本的には「Next」ボタンを押して進みます。 インストーラーもそれまでのアプリケーションとは異なり、凝った描写となります。 これが今では一般的な事なのか、最新なのかは判断できません。とりあえず、管理人は凄いと思いました。



使用許諾契約書を読み、納得したならば「I agree(同意)」にチェックを入れ、「Next」ボタンを左クリックします。 同意できない場合はインストールする事ができません。



インストールするディレクトリを選択します。通常、C:\Program Files\ に Microsoft Expression フォルダが作成され、そこへインストールされます。 特に変更する必要はありません。「Next」ボタンを左クリックします。



「Next」ボタンを左クリックすると、インストールが開始されます。



インストールが完了したら、「Finish」ボタンを左クリックします。



SuperPreview March Preview を起動するには、「スタート」ボタン → すべてのプログラム → Microsoft Expression → Microsoft Expression Web SuperPreview ( March 2009 Preview ) を順番に左クリックします。



今回は、Windows Vista SP1 + IE 8 の環境にインストールしてみました。左が IE 8 、右は IE 8 、IE 8 → 7 、IE 6 を選択でき、とりあえず IE 8 と IE 6 の表示をチェックする場合は、IE 6 のボタンを左クリックします。



これで、左に IE 8 、右に IE 6 をセットできました。上部の「Location」フォームにアドレス、または、ローカルファイルのアドレスを入力して、または、選択して実行します。



一つのページを IE 8 と IE 6 で表示した状態となります。



IETester みたいにページを移動して気軽に比較する事はできませんが、分析能力が優れ、その分処理に時間がかかるのかも知れません。 ポインターを移動する事で、表示されるポジションのズレを確認する事ができません。



表示は縦、横に切り換えられ、重ねる事もできます。右は IE 8 と IE 6 の表示を重ねた状態です。 現時点でこのサイトのトップページは、ブラウザのバージョンにより、これだけズレが発生している事を把握できます。 その原因はどこにあるのかを知る手がかりは、下段に表示されるスタイルです。 正しい正しくないの問題ではなく、もともと IE 6 が正しく表示できないブラウザであるゆえ、互換性を維持するために妥当なスタイルをしばらくは利用するしかありません。 単純な文章のズレだけなら対処しなくても良いかもしれませんが、サイトのデザインによってはポジションのズレがサイト全体の構成を崩す原因にもなりえます。



IE 8 と IE 7 の表示を重ねたのが右。 Microsoft Expression Web を利用していないので、改善方法が従来通り地道に CSS を変更する作業しか想像できませんが、Expression Web を利用している場合に、変更作業でメリットがあるのかも知れません。 そのうち、アップグレードしてみたいと思います。また、現時点では Microsoft Expression Web SuperPreview ( March 2009 Preview ) はベータ版です。 利用して感想としては、IETester で十分と思いますが、比較するのに優れているため、問題を改善するには SuperPreview の方が便利と思われます。





戻る 一覧表示 次へ


Copyright © 2019 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人のご挨拶プライバシーポリシー著作権/免責事項