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パーティションのボリュームラベルの必要性と変更方法


個人的な失敗談から紹介します。コンピューターにデータ保管用として 1 TB と 500 GB の ハードディスクドライブ があり、さらに OS をインストールする 160 GB のハードディスクドライブが接続されています(合計 4 つ)。OS の RC 版や試用版をインストールする時は、普段利用している OS 用の 500 GB ハードディスクドライブをラトックの リムーバブルケース を利用して、古いハードディスクドライブ 160 GB に交換して使います。これにより、常用している環境を傷つけず、テスト環境を簡単に構築できます(正式版の OS はコンピューターのパーティションに1つだけインストールできる権利しかないため、リムーバブルケースを使って切り替える場合でもハードディスク毎にライセンスが必要になります)。



ところが、今回はマルチブートを 160 GB のハードディスクドライブでテストしていて、危うくデータ保管用の 1 TB のハードディスクドライブを失うところでした。 Windows 7 をインストールすると、起動情報が保管される System Reserved パーティションが作成され、マルチブートを構築するので残りの領域を 55 GB と 97.5 GB に分割しました。これで、160 GB のハードディスクドライブには3つのパーティションが存在する事になります。今回、再インストールしようとしたパーティションは 97.5 GB の G ドライブです。



エクスプローラーで参照すると、ドライブ文字「G」を目安にすればいいのですが、ドライブ文字はその OS により割り振られ方が異なります。もちろん、任意で変更できますが、例えば、Windows 7 、Windows Vista のマルチブートでは、どちらで起動しても、起動した OS が C ドライブとして表示されます。右上は Windows Vista で起動した場合ですが、エクスプローラーを開くとCドライブに Windows Vista が存在して、G ドライブに Windows 7 が存在しています。しかし、Windows 7 で起動すると、C ドライブに Windows 7 が存在して、G ドライブに Windows Vista が存在しています。



ところが、インストール画面ではドライブ文字が通用しないので、容量とボリュームラベルで判断する事になります。もちろん、インストールするべきドライブは「ディスク2 未割り当て領域」で、これは 97.0 GB できます。



言い訳としては、風邪を引いて熱で思考回路が狂っていたのですが、97 GB と 930 GB を間違えて「次へ」ボタンを押してしまいました。位を一つ間違っています。930 GB は、1 TB のデータ保管用のハードディスクドライブです。この販売されているハードディスクドライブの容量と、コンピューターの計算方式が異なるのも厄介なのですが、やはり言い訳でしかありません。



この画面でふと考え直しました。もしかして、データ保管用の 930 GB の方を選択しなかったか?と。しかし、確かめようが無いので、ハードディスクドライブが故障する可能性がありますが、ここで電源ボタンを長押ししてコンピューターを停止しました。

常用しているOSがインストールされたハードディスクドライブに戻し、エクスプローラーで確認したところ、やはりデータ保管用の1TBを選択してWindows7をインストールしていたみたいです。1TBのハードディスクドライブには、空のWindows_oldフォルダーと、Windowsファイルがいくつか存在していました。インストールの最初で行われ事は、画面を見ても分かりますが「Windows ファイルのコピー中(0%)」です。ここで強引にでも停止する事で、データが助かりました(まぁ、バックアップしていないデータなので、重要なファイルではありませんが)。普段なら、パーティションの選択画面で、領域削除→領域作成→フォーマットまでするので、それをしていたら完全にアウトでした(領域を削除した時点でアウトです)。



失敗談が長くなってしまいましたが、パーティション毎にボリュームラベルを任意で指定していなかったのも原因です。唯一ボリュームラベルが付いていたのは、自動で入力されるブート情報が保管された「System Reserved」だけで、後は重複する「ローカルディスク」と「ボリューム」のみです。



このボリュームラベルは、Windows をインストールする画面でももちろん、他の OS で起動した場合も共通となり、これを任意に指定する事で間違いを防げます。



ボリュームラベルの変更方法

エクスプローラーを起動して、ラベルを付けたいドライブを右クリックします。表示されたコンテキストメニューの「プロパティ」をクリックします。右のスクリーンショットでは、「ローカルディスク(C)」のボリュームラベルを変更します。



何も項目が無いので説明し難いですが、タブの下の入力できるフォームが一つだけあります。そこに自分が分かりやすい名前を付けます。例えば、C ドライブは Windows 7 がインストールされているドライブなので、「Win7」と入力しました。「OK」ボタンをクリックします。



ドライブ文字を変更するには管理者権限が必要になります。管理者権限でログオンするか、「続行」ボタンをクリックして管理者権原のパスワードを入力します。



以上でボリュームラベルが「ローカルディスク」から「Win7」に変更できました。同じ様に他のドライブもユニークな名前を付けます。Windows 7 でログオンしているので、ドライブ文字「C」が「Win7」となっていますが、ドライブ文字「G」にインストールされた Windows Vista で起動した時は、ドライブ文字「C」が Windows Vista になります。つまり、エクスプローラーに表示されるドライブ文字は、その OS でログオンしている時だけ通用する名称です。



これにより、Windows を再インストールする時のパーティション設定で、ボリュームラベルを参照できます。インストールするべきパーティションを間違う可能性は低くなります。もちろん、ヒューマンミスは怖い物で、これでも間違う可能性はあります。

エクスプローラーで表示されるドライブは、物理的なハードディスクの数ではなく、パーティションの数であるため、一つのハードディスクドライブに複数のパーティションが存在すれば、その数だけハードディスクドライブが存在しているかの様に見えます。もちろん、一つのハードディスクドライブに一つのパーティションを作成して、全領域を割り当ててあるならば、ドライブの数と一致します。



物理的なドライブの数とパーティションを同時に表示できるのは、「ディスクの管理」となります。ディスクの管理では、物理的なドライブの数を「ディスク0」「ディスク1」「ディスク2」などで表し、パーティションは物理的なドライブの中に表示されます(右のスクリーンショットではディスク2に2つのパーティションが存在している事を把握できます)。ここでも、ボリュームラベルは変更でき、ボリュームラベルのおかげで、どのパーティションに何が保管されているのか分かりやすくなります。



もちろん、一番無難な方法は、マルチブートをしない事かも知れません。一つのドライブに一つのパーティション、一つの OS が最もシンプルで間違わないでしょう。ただ、同じ容量のハードディスクドライブをいくつも接続すれば、やっぱり間違うでしょう。ボリュームラベルの入力は大切です。別ドライブにデータ保管用にしているメリットは、OS が故障してもデータが別ドライブに保管されているので、気軽に再インストールできるところです。これは、物理的なドライブでなくても、パーティションを分ける事でも可能です。

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金銭的に余裕があるならば、全てラトックのリムーバブルケースを導入して、OS インストール時にデータ保管用のハードディスクドライブのキーを回して、電源を遮断する手もあります。しかし、何でデータ保管用のドライブにプライマリパーティションを作成してしまったのでしょうか・・・

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