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読書:ジューン・トムスン著
シャーロック・ホームズのパスティーシュ

 ホームズとワトソン 友情の研究:ジューン・トムスン
 Holmes and Watson - A Study In Friendship:June Thomson
 翻訳:押田由紀


先日、古本屋さんで懐かしきジューン・トムスンの著「ホームズとワトソン 友情の研究(初版1998年10月30日 / Holmes and Watson - A Study In Friendship - June Thomson 1995)」を見つけました。90年代に読んだかも知れませんが、とりあえず買って帰りました。本の紹介というよりも、管理人の独り言よりの日記です。

重複するだろうなと思いながらも念のため買って帰って、重複してなかったときの幸福感が堪らないです。まだインターネットで本を注文できなかった90年代、近所の書店でシャーロック・ホームズの正典以外の関連書籍を見つけるのが、それはそれは難しかった頃です。池袋の西武百貨店のデパ地下や長い地下通路を通り抜けたところにある、大型書店リブロ(LIBRO)に本を探しに行っていました。そこで出会ったのが、ジューン・トムスン著のパスティーシュ、「シャーロック・ホームズの秘密ファイル(初版 1991年5月31日 / The Secret Files of Sherlock Holmes 1990)」、「シャーロック・ホームズのクロニクル(初版 1993年6月25日 / The Secret Chronicles of Sherlock Holmes 1992)」、「シャーロック・ホームズのジャーナル(初版 1996年10月25日 / The Secret Journals of Sherlock Holmes 1993)」の三冊でした。このパスティーシュは、正典でホームズやワトスンがタイトルに触れるも、公開されなかった事件を取り上げています。

90年代でシャーロック・ホームズへの熱が一旦冷めたため、発売されていたことすらも知らなったシャーロック・ホームズのドキュメント(2000年2月25日 初版 / The Secret Documents of Sherlock Holmes 1997)を2016年に古本で購入しました。と言うのも、正典「バスカヴィル家の犬(The hound of the Baskervilles)」でホームズが言及した「バチカンのカメオに関するちょっとした事件(Vatican cameos)」のパスティーシュ「バチカンのカメオ(The Case of the Vatican Cameos)」が収録されていたからです。正直な話、そんなことは忘れていて、BBC制作「Sherlock」のシーズン2の第一話「ベルグレービアの醜聞(A Scandal in Belgravia)」で、アイリーン・アドラーの金庫を開ける時、シャーロックが「バチカンのカメオ(Vatican cameos)」と叫ぶシーンがあり、そこから興味を持った次第です。その解釈はネットで検索すれば探せますが、折角ならパスティーシュも読みたいと思いました。さらに正典の「六つのナポレオン(The Adventure of the Six Napoleons)」で触れられた「アバネッティ家の恐ろしい事件にぼくが初めて気がついたのは、暑い日にパセリがバターの中へ沈んだその深さのおかげだった」のパスティーシュ「ウィンブルドンの悲劇(The Case of the Wimbledon Tragedy)」も魅力的です。グラナダ・テレビ制作の「六つのナポレオン」で、ホームズ、ワトソン、レストレイド警部の鼎談で、ワトスンがレストレイドに説明して差し上げています。

そして今回、重複を恐れず「ホームズとワトソン 友情の研究」を買って、ジューン・トムスンのホームズ物が揃いました。先に購入した 4冊はパスティーシュでしたが、「ホームズとワトスン 友情の研究」は研究書、あるいは、伝記のジャンルで書かれています。読み終わって真っ先に頭に浮かんだのは、「シャーロック・ホームズ ガス燈に浮かぶその生涯(Sherlock Holmes of Baker Street, A Life of the World's First Consulting Detective.)」でした(過去の日記)。

私はグラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』のベイカー街 221B の間取り(リンク)、マンチェスターのキャッスルフィールドに建設されたベイカー街のセット(リンク)に関するWEBページを公開しているので、「第四章 出会い 1881年1月1日」と「付録2 ベイカー街221Bの所在について」が大好物でした。もちろん、本書の内容は正典のベイカー街221Bの研究ですが、グラナダ・テレビ版にも応用でき、とても参考になりました。WEBページに追記しようと思います。なお、ジューン・トムスン著のパスティーシュは、2004年にThe Secret Notebooks of Sherlock Holmesがありますが、残念ながら日本語訳未公刊となっています。95年にグラナダ・テレビ制作のドラマが終了して、私のホームズ熱が冷めていた時期です。再燃するのは2009年に公開された映画「シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)」からで、2010年のBBC制作「SHERLOCK(シャーロック)」、2011年の映画「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(Sherlock Holmes: A Game of Shadows)」、2012年のアメリカ合衆国OBS放送「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY(Elementary)」、2018年のHulu制作「ミス シャーロック(Miss Sherlock)」と続き、その間ホームズ関連書籍が多数発売されました。

その足でファッションセンター“しまむら”に寄り、ユニオンジャックのマチつきクッション(45cm × 45cm × 5cm) 税込み780円を購入しました。こちらも満足しています。

そして、お、ねだん以上。“ニトリ” にて、1個だけ売れ残って値段を下げられているポプリを見つけました。残り物には福があると言いますし、クリスマスリースに使えると思ったので購入しました(360円くらいだったと思います)。こうして、本日の散歩を終え、全ての買い物に満足できて幸せな一日でした。

リブロ池袋本店は、2015年7月末に閉店しています。

ジューン・トムスン ホームズ物一覧 - Amazon




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ベイカー街 221B 間取り

ホームズの冒険 Bly-Ray

“シャーロック・ホームズ”が活躍する、アーサー・コナン・ドイル原作による名作探偵TVドラマの BOX。腕利きの名探偵、シャーロック・ホームズとその相棒、ジョン・H・ワトスン博士の華麗な推理劇を描く。全 41 話を収録。12 枚組。特製ブックレット封入。

ベイカー街の地図

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズに登場する『BAKER STREET』のセットは、1890 年代を想定してマンチェスターのキャッスルフィールドに建設されました。郵便局、家具店、果物屋、ワイン店、仕立屋、本屋、宝石店、床屋、不動産屋、葬儀屋などが作られ、突き当たりのリージェント・パークは、立地的に高い建物が映り込むのを防ぐ苦肉の策です。最初のラフスケッチからセット完成まで、1982 年の 1 月から 5 月とあります。いくつかのセットは屋内も作られており、221B、床屋、本屋、家具屋、煙草屋は、室内での撮影もあります。

ベイカーストリートの地図:グラナダTV『シャーロック・ホームズの冒険

シャーロック・ホームズ大図鑑 大型本

コナン・ドイルによる正典60作品の内容を、オールカラーの図解・写真入りで紹介。

シャーロック・ホームズ 完全ナビ

正典からBBCドラマ「SHERLOCK」まで、名探偵ホームズをこれから知りたい、もっと知りたいファンたちへ送る。

呼び鈴(Bell-Pull)

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの暖炉側の壁にあるハンドル式の呼び鈴(Bell-Pull)。『高名の依頼人』でホームズがハンドルを操作して、ハドスン夫人を 2 階に呼ぶシーンがあります。41 話も製作されたグラナダTVシリーズで、221B の呼び鈴を使うのは『高名の依頼人』だけなのか?

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった221B の呼び鈴(Bell-Pull)

書類棚 Cartonnier

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの窓際に置かれた書類棚 Cartonnier(カルトニエ)。劇中では地図や新聞の切り抜きなどの書類、ジェームズ・モリアーティ、セバスチャン・モラン、アイリーン・アドラーなどの重要人物を記した目録、伝記要覧を保管しています。なお、リチャード・ロクスバーグ主演の『シャーロック・ホームズ バスカヴィルの獣犬』にも、この書類棚に似た家具を確認できます。

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった書類棚

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