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お出かけ:ブリヂストン美術館
クロード・モネ:”黄昏、ヴェネツィア”
- San Giorgio Maggiore at Dusk -


1999 年の映画『トーマス・クラウン・アフェアー(原題:The Thomas Crown Affair)』で、トーマス・クラウンが盗んだモネの絵を厳重に警備された美術館に戻すとき、ルネ・マグリットの絵画『Le Fils de L'Homme(The Son of Man)』をヒントに警備の目をかいくぐります。そして、国立新美術館で開催されている『マグリット展』に行ったのが前回の日記です(*1)。

ブリヂストン美術館
ブリヂストン美術館(Bridgestone Museum of Art)入口

最初に盗んだクロード・モネの絵『黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice:*2)』が、ブリヂストン美術館(Bridgestone Museum of Art:*3)にあると知ったので、そこで開催されているコレクション展『ベスト・オブ・ザ・ベスト(THE BEST of THE BEST:*4)』に行きました。

ベスト・オブ・ザ・ベストの目録とチラシ
ベスト・オブ・ザ・ベスト目録(左)とチラシ(右)

2015 年 5 月 18 日から休館して、数年間の新築工事に入ります。劇中でモネの絵は、メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art:*5)から盗まれますが、実際にはそこに展示されていません。目録には、1908 年にモネは妻のアリスとヴェネツィアを訪れ、30 点あまりの作品に着手、それをアトリエに持ち帰り仕上げたとあります。

黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice)のポストカード
黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice)のポストカード

夕日に染まる海に浮くサン・ジョルジョ・マッジョーレ島(San Giorgio Maggiore)を描いた絵画は、原題『Saint-Georges majeur au crépuscule』、英語『Dusk in Venice』『San Giorgio Maggiore by Twilight』『Sunset in Venice』など、複数の題名が付けられています(*6)。30 点あまりの内、何枚が夕日なのか分かりませんが、ウィキペディアによるとカーディフ国立博物館&美術館(National Museum Cardiff:*7)にあり、同シリーズの絵がブリヂストン美術館とインディアナポリス美術館(Indianapolis Museum of Art:*8)にあるようです。今回、私が鑑賞したのは、ブリヂストン美術館にある『黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice)』です(劇中のモネとは微妙に違う?)。

黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice)のポストカード

この絵は、横幅 92.5cm × 高さ 73.0cmもあります。劇中では、特別な仕組みのアタッシュケースに畳んで盗み出しています。アタッシュケースの厚さも考慮すると、横幅 約 47cm、高さが38cmの大きさになります。おそらく、劇中のモネはもう少し小さいと思われます。『トーマス・クラウン・アフェアー』と『黄昏、ヴェネツィア(Twilight Venice)』に関しては、多くの人がブログや WEB サイトに掲載しているので、私は劇中で使われるアタッシュケースについて掘り下げてみます。説明に使う図は、Microsoft Office Excel で作製しました。

@トーマスは壁からモネを取り、額縁を外します。

A美術館にある長椅子の真ん中の脚を抜き取ります。予め仕込んであった特別なアタッシュケースです。

B特注のアタッシュケースを開きます。仕切りが一つあり、それも外側に開けます。湿度管理ができるように作られていると思われます。あるいは、美術館のフロアの温度を上げるヒーターが備わっているのかも知れません。

C額縁を外した『Saint-Georges majeur au crépuscule』をアタッシュケースに入れ、仕切り版を倒し、アタッシュケースを閉じます。

Dレキシントン 68 丁目の自宅に帰り、ネクタイを緩めワインで喉を潤し、書斎でアタッシュケースを開けます。

Eアタッシュケースから『Saint-Georges majeur au crépuscule』を取り出しますが、カンバスの裏には木枠が付いています。

モネが展示されていたフロアの警備や、最後にエドゥアール・マネ(Edouard Manet)の『The Banks of the Seine at Argenteuil(邦題不明:”アルジャントゥイユのセーヌ川の土手?”:*9)』を盗んだ方法に関しては、いくらでも想像できるため特に気になりませんでした。しかし、『Saint-Georges majeur au crépuscule』を盗む際に使うアタッシュケースは、私にとって魅力的でした。

私はキャンバス(カンバス:canvas)に絵を描いた経験がなく、触れたこともないため仕組が分かりません。ウィキペディアを参照すると、キャンバスは布であり、通常は木の枠にピンと張られいるとあります(*10)。つまり、価値のある油彩のキャンバスを真ん中で畳んで(折ってはない)、損傷がないのかという疑問以前に、木枠があるので畳めないわけですね。

もちろん、これは映画なので、そこにけちを付けたいわけではありません。ただ、油彩に造詣の深い人や、絵を盗んで生業にする知り合いがいないので、劇中で使われたアタッシュケースが本当にあるのか興味があっただけです。

とある海外のサイトに、「Can an oil painting really bend like that and then return to its original shape with no creases?(油絵を畳んで曲げて、元の形状に戻りますか?)」という質問を見つけました(*11)。私の能力では上手く翻訳ができませんが、計画としてはブリーフケース(briefcase)にナイフが仕込まれており、折り畳んだときに正確に切断して損傷なしに運べるとあります(ちょっと理解できない)。

あのアタッシュケースに、何か木枠を切断する装置が仕込まれていて、それを映画ではカットしたので(木枠もカット)、真実が分からなくなっているのかも知れません。畳んで収納することで絵の半分の大きさになり、鑑賞していた他の人達から怪しまれずに運び出せます。価値あるモネの絵画『Saint-Georges majeur au crépuscule』を、緩く曲げる”華麗なる賭け”をやってのけたのでしょう(*12)。

八重洲口と反対側の丸の内駅舎へ向い、皇居に寄って散歩しました。東京駅の工事が終わってから下車するのは初めてです。




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註釈

*1:国立新美術館で開催されている『マグリット展(2015 年 3 月 25 日 〜 6 月 29 日)』と『ルーブル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄(2015 年 2 月 21 日 〜 6 月 1 日)』に行ってきました。世界 10 ヵ国以上から約 130 点のルネ・マグリット(1898 - 1967)の代表作を鑑賞できます。

*2:黄昏、ヴェネツィア | コレクション | ブリヂストン美術館(リンク切れ)

*3:ブリヂストン美術館

*4:『ベスト・オブ・ザ・ベスト(THE BEST of THE BEST』2015 年 1 月 31 日(土)〜 2015 年 5 月 17 日(日)(リンク切れ)

*5:The Metropolitan Museum of Art

*6:San Giorgio Maggiore at Dusk - wikipedia

*7:カーディフ国立博物館&美術館(National Museum Cardiff)

*8:インディアナポリス美術館(Indianapolis Museum of Art)

*9:The Banks of the Seine at Argenteuil - Edouard Manet - WikiArt.org

*10:キャンバス - Wikipedia

*11:The Thomas Crown Affair (1999) - FAQ

*12:このページで取り上げている映画『The Thomas Crown Affair(トーマス・クラウン・アフェアー)』は、1999年製作のリメイク版で、1968年の邦題『華麗なる賭け(原題は同じ:The Thomas Crown Affair)』ではありません。『華麗なる賭け』でヒロインとなる Faye Dunaway(フェイ・ダナウェイ)は、リメイク版で精神分析医として出演しています。

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