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映画鑑賞:
「死霊のはわらた」のブルーレイを見て


この日記のテーマはホラー映画です。 興味のない人は気分を害するかも知れないため、読まないで下さい。 2013 年 1 月 1 日、ショッピングモール内の HMV にて、ブルーレイ 2 本で 2,700 円 セールを見つけたので、懐かし 80 年代のホラー映画「死霊のはらわた(原題THE EVIL DEAD)」を購入しました。 2013 年にリメイク版の公開が話題になっています。 ジャンルとしては R-15 指定、残虐なシーンが多いため、映画倫理の審査になかなか通らず日本でテレビ放送された記憶はありません(二作目は深夜に放送された)。 映画館には行かなかったものの、リアルタイムでテレビコマーシャルを見たことはあります(アニバーサリーではなく 1980 年代にです)。


死霊のはらわた [Blu-ray]

この映画を初めてみたのは小学 3 年生くらいで、近所にできたビデオレンタル店にて 1,000 円で借りてきたのを家族で見ました(親が借りてきた)。 あの当時 VHS ソフトが一本 10,000 〜15,000 円で販売されていたので、レンタル料金 1,000 円を支払っても見たい映画が沢山ありました。 当時は知りませんでしたが、今となれば海賊版も多くあったと思います。 私が小学生のとき、シルベスター・スタローンさんの RAMBO(ランボー) シリーズや ROCKY(ロッキー) シリーズを映画館に見に行きましたが、ホラー映画、特にゾンビ(生きる屍)としては、後のゲーム「 バイオハザード 」が影響を受けたとされる、ジョージ・A・ロメロ監督の映画が主流でした。そんな時代に若き サム・ライミ 監督(スパイダーマン、スペル、オズ はじまりの戦い)の「死霊のはらわた」を見て衝撃を受けました。

こんなに怖いものに追いかけられるのを想像した事がありませんでした。例えば、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビなら、走れば何とかなるでしょう。後に見たバタリアンだと、走っても無理ですが隠れてやり過ごせばいいでしょう。 しかし、「死霊のはらわた」の憑依された人間、あるいは、襲ってくる森に対抗する手段がありません。 ゾンビの起源に関しては調べてませんが、過去に見た映画から推測するに、何かの宗教的な儀式、あるいは、小さな民族の儀式からヒントを得たのでは無いでしょうか?今となっては後付けですが、ウイルスによる感染が主流ですね。 ところが、「死霊のはらわた」のそれは、死霊、悪霊、悪魔などのジャンルで、生きた人間に憑依する形式をとります。 それまで見た映画では、エクソシストくらいしかありませんでした(神父役の人とアシュ役の人が似ています)。 つまり、噛まれなくても、憑依すれば恐ろしい形相になるし、憑依が終われば元の人間に戻ります。 しかし、この法則は、映画の中で正しく描かれていません。二作目では、噛まれた事で手だけに憑依される珍現象があります。

とにかく、死霊が憑依した人間が、人間を襲うのですが、死霊の姿形が、それまで見てきた恐ろしいものとは異なり、斬新で度肝を抜いたのです。 後に見た「デモンズ」に近い気持ち悪さです(これも、ゾンビよりかな?)。 ただし、当時から思っていましたが、完成度の高い死霊は、主人公アッシュ(ブルース・キャンベルさん)の姉シェリル(エレン・サンドワイズさん)だけです。 製作費が少なかった事も関係しますが、シェリルの死霊もシーンによっては完成度が異なります。 当時、池袋の東武デパートのイベントで、実際に撮影で使われたセットや小道具が展示され、それを見に行きました。シェリー(サラ・ヨーク)がバラバラになる前の人形も展示されており(スコットとの争いで、手を食いちぎった後のシェリー)、手首にはホースが仕込まれていたのを観察しました(映画では、そこから血糊や牛乳みたいなものが噴出します)。 シェリルに関しては、地下室に落とされ這い上がってくるとき、スコットに斧の柄で殴られるシーンで使われた人形が展示されていました。 このシェリルの完成度は低かったです。CGがない当時は、人間が特殊メイクで化けた方のが怖いのです。

そして今回、ブルーレイになったことで、解像度1920×1080p、HDワイドスクリーン(1.85:1)の高画質で見たわけですが、シェリルの死霊は今も健在でした。 地下室に閉じ込められ、隙間から血を吐きながら叫んでいる彼女は、おじさんになった今でもゾッとします。 私はDVD版やアニバーサリーを見ていないので、VHSビデオテープからブルーレイに移行しました。映像特典の「語られなかった物語」と「編集室からの贈り物」はおすすめです。 出演者のエレン・サンドワイズ(シェリル役)さん、サラ・ヨーク(シェリー)さん、そして、アシュの恋人リンダを演じたベッツィ・ベイカーさんが、当時の撮影の様子をメイキング映像と共に紹介します。 撮影は1970年代と思われ、CGが使われていない死霊達を見られます。つまり、あのままの格好で、スタッフと会話をしているシーンは面白いです。 出演者が自らカチンコを使うシーンも収録されており、現場はいろんな事情で込み入っていた思われます。

当時はインターネットが無かったので深く知ることができませんでしたが、疑問に思っていた謎が「語られなかった物語」を見て解けました。この物語の本来のタイトルは「Book of the Dead(死の書)」であることが、カチンコに表示された文字で分かります。 死の書がメインだとすれば、最後の暖炉でのシーンが納得できます。それが「THE EVIL DEAD(死霊)」となり、日本では「死霊のはらわた」になりました。おそらく、ラストシーンの死霊の動作から、このお粗末なタイトルが付けられたのでしょう。 とはいっても、やはり解釈に苦しむ物語ではあります。

私が中学生になったとき、「死霊のはらわたU(EVIL DEAD U DEAD BY DAWN)」が公開され映画館に足を運びました。続編ではあるものの、残念な気持ちでいっぱいでした。 その理由も、ブルーレイの特典映像で語られています。要するに、映画倫理の審査に不合格となるわけで、合格する映画しか作れなかった結果、ああなってしまったのでしょう。 おそらく、予算的には一作目より豊富で、作品としては二作目の方が評価が高いのかも知れません。 私は一作目の方が優れていると思います。

2013 年のリメイク版では、脚本と製作にサム・ライミ監督の名があります。出演者と製作には、全三作で主人公を演じたブルース・キャンベルさんの名前もあります。 一応、公式サイトにリンクを張りますが、ホラー映画なので注意して下さい。特に英語版のファンサイトは、残虐なシーンがあるビデオが再生可能になっているので、見たくない人はアクセスしないで下さい(もちろん、これは映画です)。 この映画を見に行きたいのでが、残念ながら独り者なので見に行けません。ホラー映画が好きですが、一人で見る勇気はありません。誰かと見て怖がるのが好きなのです。誰か、一緒に見てくれる人いますか?


Deadites Online
– The Fan's Official Source for Evil Dead

なお、三作目の「死霊のはらわたIII / キャプテン・スーパーマーケット」に関しては、現時点ではブルーレイ版が発売されていないようです。続編ではあるものの、毛色が変わりすぎているので、これはこれでいいのでしょう。


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