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読書:超常現象の科学 - なぜ人は幽霊が見えるのか - paranormality(超常)

著者:リチャード・ワイズマン(Richard Wiseman)


突然ですが、あなたは幽霊を信じますか? 光の反射を目で捉えて、脳が解釈した現実と呼ばれる情報空間において、幽霊、神、悪魔が見え隠れしても問題はありません。そうであるならば、それを見れる人、仲介する人、信仰する人、追い払う人がいても問題はありません。幽霊=怖いと思うかも知れませんが、幽霊は、生きている人々(ある意味、この世に残された人々)の心を癒す場合もあります(信仰に似ています)。しかし、これは管理人の適当な解釈であり、この本に書かれている内容ではありません。

幽霊を見た経験がない管理人が、本屋で表紙を30秒間みつめて、裏表紙をしばらく眺めていた不思議な本の紹介です。著者リチャード・ワイズマンさんの「超常現象の科学 - なぜ人は幽霊が見えるのか -(原題:paranormality「超常」)」。リチャード・ワイズマンさんは、「世界丸見え!テレビ特捜部(日本テレビ:毎週月曜夜19時56分〜放送)」で紹介され、動画共有サイトのYouTubeでも何度か見たことがありました。その正体は、プロマジシャン、心理学の博士号を取得、超常体験、超自然現象の謎を科学的手法を用いて解明するエキスパートです。


超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか


管理人が本屋で釣られた表紙は、両腕を挙げた黒い女性を30秒間見つめた後、裏表紙の白い部分をみつめると、両腕を挙げた白い女性が浮かび上がるものです。本書、第五章の「幽霊の正体」で取り上げられる一例ですが、黒い女性の絵をしばらく見つめると、白に反応する神経細胞を無意識のうちに休止させ、裏表紙の白い部分に意識を集中させると、休止していた白の神経細胞が過剰反応して、反動効果で白い残像が見える仕組みです。応用として、部屋の白い壁でも実験しましたが、手を挙げた白い女性の残像をみることができました。



これが幽霊なのか! 管理人は、テレビの「恐怖映像特集」を怖がりながら見ています。そういうのが好きなのですが、恐怖映像は恐怖映像であって、真実であるとは言っていません。作り物でも恐怖の映像ならば、恐怖映像特集で放送されてしまうのです。だから、怖がって見るのが普通の流れです。実際に、夜中の墓場に行く用事があるならば、幽霊を怖がるより、足下に注意するのが先です。お金を支払って入るお化け屋敷だからこそ、恐怖を楽しめるわけで、実際に行動した場合、危険から身を守る方に集中するため、幽霊の恐怖は二の次なのです。



本書は、占い師の化けの皮をはぐ、幽体離脱、念力のトリック、霊媒師のからくり、幽霊の正体、マインドコントロール、予知能力の真偽について書かれています。読み手の年齢と経験にもよりますが、ほぼ聞いた事がある内容でした。しかし、「幽体離脱」と「幽霊の正体」は興味深かったです。特に幽体離脱に関しては、どのようにして自分がどこにいるかを判断するのか?この実験と解説は目からうろこが落ちました。離脱したと言うからには、まず自分が自分の体にいることを認識する必要があります。そんなのは常識と思うかも知れませんが、絶対に自分の体ではないものを使って、自分の体かも知れないと錯覚してしまう実験が掲載されています。



自分の体にいることを認識するのは、映画「 マトリックス 」でモーフィアスがネオに問いかけるセリフ「現実としか思えない夢を見たことは?その夢が目覚めなかったら、君は夢と現実を区別できるか?」や、昨日放送された映画「 インセプション 」にも似ている部分がります。インセプションでは、自分のトーテムで現実と夢を判断します。人間は五感で自分の体にいることを認識しますが、目、耳、舌、鼻、肌はデバイスであり、解釈するのは全て脳です。



「霊媒師のからくり」では、ポルターガイスト、ウィジャ・ボード(日本では「こっくりさん」)の仕組みも解明されています。スピリチュアリズムが誕生した歴史的背景や、星座、手相などの占いが人生に関係すると勘違いするなど、興味がある人はお読み下さい。「マインドコントロール」では、1978年のカルト教団「 人民寺院 」に関する悲惨な事件から、「大きな要求を達成するには、まずは小さな要求から」と学び、政治にも関係する手法かと思います。もし、あなたの周りで購入したものをしつこく勧める人がいたならば、ある品物を買った客が、判断は間違っていなかったと自分を納得させるために、同じ品物を友人や同僚にも勧める心理を見極めましょう。



占い師、マインドコントロール、予知能力に関しては、ニュースで取り上げられる事件に発展する可能性があります。しかし、これらの能力は、精神状態を平穏に保つ助けにもなり、一概に悪いわけではありません。先にも書きましたが、現実と呼ばれる情報空間では、これらの能力は有りなのです。私には人としての心があり、あたなにも心があるでしょう。しかし、物理的に心なんて臓器はないのです。心臓はありますが、心臓が心なのですか?心に匹敵するのは「脳」であり、心が病んだからと言って、麻酔をして体を切り開いても治すことはできません。しかし、この現実の情報空間では、心があることを誰でも知っているのです。こんな曖昧なことが許される現実の情報空間では、幽霊や神がいたっていいのです。



管理人は、初心者向けにパソコンの解説をするWEBサイトを掲載していますが、私の友人のコンピューターには、頻繁にモンスターが登場して、仲間と強力してモンスターと戦っています。もちろん、コンピューターに接続されたディスプレイに表示される仮想現実の話ですが。管理人のコンピューターには、モンスターが登場したことが一度もありません。しかし、望むのであれば、モンスターが出現するプログラムを、自分のコンピューターにインストールすることで可能です。モンスターのアルゴリズムが分かっていて、それをサポートするOSであれば、仮想現実にモンスターを出現させることが可能です。コンピューターのどこへインストールするのか?ディスプレイではありません。物理的な記憶装置(ハードディスクドライブ)です。



さて、仮想の文字を取り払った現実ではどうでしょうか? コンピューターと似ていて(本当はコンピューターが人間や現実に似せて作られている)、モンスターのアルゴリズムを脳にインストールできれば、だれでもモンスターを現実に見ことができるでしょう。幽霊もこれに同じで、アルゴリズムさえ解明でき、それを習得する能力があるならば、現実に見ることができます。本書では、そのいくつかの霊が、あっ、失礼、例が掲載されています。

リチャード・ワイズマン 書籍一覧

リチャード・ワイズマンさんのビデオ - YouTube

Richard Wiseman 公式サイト(英語)




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