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アリス・イン・ワンダーランド
Alice in Wonderland


ティム・バートン 監督、 ジョニー・デップ 主演の話題の映画「アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)」を観てきました。パンフレットや小説を購入しましたが、どれも表紙には「アリス」ではなく、「マッドハッター(狂った帽子屋)」が描かれているのが不自然なところ。これは、役者の知名度が「アリス・キングスレー」を演じた、ミア・ワシコウスカさんより、マッドハッターを演じた、ジョニー・デップさんの方が上だからです。しかし、イギリスでとても有名な物語で、アリスが表に出てこないのはどうしたものか? それは、この物語「アリス・イン・ワンダーランド」は、原作の「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」に続く第三作目の物語となっている事で、上手く対処されていると思います。



今回、小説を読んでから映画を観に行きましたが、もし、「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」だけを読んで「アリス・イン・ワンダーランド」を観たならば、途中で話がつながる事が分かります。この物語は、新しい解釈を与えた第三の物語なのです。ティム・バートン監督の「 PLANET OF THE APES / 猿の惑星 」でも、新しい解釈が導入されましたが、これが面白かったので今回も期待を外しません。ティム・バートン監督らしい幻想的な描写ですが、この物語自体がそれを連想させるので、あえてティム・バートン監督らしいと感じる必要もないでしょう。狂った帽子屋 マッド・ハッター(管理人は間違ってマッドハンターと書いてしまいましたが、これだと凶暴な狩人になってしまうと指摘されました)が、物語の全体を通して深く関わってきます(原作では脇役でした)。しかしながら、物語の主役はアリスなので、物語ではアリスの視点が主となります。



ジョニー・デップさんファンからすると、この映画はどうなのか? 管理人には分かりませんが、できれば素顔で登場してもらいたいところ、または、赤の女王に攻撃される前は巣のジョニー・デップさんでも良かったのかしら? しかし、完全装備のジョニー・デップさんはマッド・ハッターが適役との声もあり。この物語のアリスの設定は19歳なので、ミア・ワシコウスカさんもこれと言って不満はありませんでした。物語で一番美しい白の女王を演じた アン・ハサウェイ さんは、「 プラダを着た悪魔 」で主役を演じた現実的にも美しい女優です。個人的は、ロバート・デニーロ主演の「フランケンシュタイン」を観てから ヘレナ・ボナム=カーター さんが好きなのですが、この作品では頭でっかちな赤の女王を演じており、その美しさは陰に隠れています(「猿の惑星」でも猿役だったのでショック)。



この物語は非常に奥が深く、赤の女王と白の女王は姉妹の設定ですが、現実的には一心同体とも解釈できます(一般的には妹や弟は必死で、姉や兄は異なる必死を背負っています)。人間の中に潜む善良な心が白の女王で、悪の部分が赤の女王です。 しかし、国を統治するには、白の女王は幼稚な平和主義で成り立ちません。そこで、白の女王は、汚い仕事は自ら手を下さず、アリスを使う事で現実性が増しています。 だからといって、大人の平和主義が赤の女王な訳でもありません(現実的に恐怖政治は存在しているので怖いところ)。 そうなると、やはり大人に成長するアリスが重要なポジションを担い、不思議の国でもリアルな社会でもアリスが大人と解釈できます。 つまり、平和を求めつつも、戦う時は戦わないと駄目って事でしょうか?



ところで、管理人は「アリス・イン・ワンダーランド」が観たくて仕方なかった訳ではありません。3D 映画を楽しめる IMAX 3D がどんなものか知りたかったのです。お恥ずかしい話ですが、管理人は東京ディズニーランドの開園当時、マイケル・ジャクソンさん主演の「キャプテン EO」しか 3D を体験した事がありません。 当時から比べると 3D 技術は進化しており、家電テレビでも楽しめる今日となりました。現在の 3D とはどんなものなのか、それを体験する事にわくわくしていました。

そもそも、3D の解釈も良く分からず、現実世界は3次元(縦・横・深さの3つの空間次元)と一次元(一つの時空次元)と解釈され、四次元、三次元+時空次元、あるいは、3 + 1 次元などと呼ばれています。映画の 3D(3 dimensions)は、三次元に存在するスクリーンに描写された 2D 画面を、メガネをかける事で 3D 化していると解釈できます。ゲームで 3D と言えば、360 度コントロール可能な事を言います。 「どうぶつの森」は 3D で、「マリオブラザーズ」は横しか動けないので 2D と解釈できます。 では、「どうぶつの森」が、映画の 3D の様になった時、どう解釈されるのでしょうか? すでにコントロールは「3D」で、さらに視聴環境が「3D」となり、「W3D」とでも呼ぶのでしょうか? 韓国では、座席も連動して動く装置を 4D と呼んでいると友達に聞きました。これだと、五感を 1D として解釈しているので、現実世界は 3 空間次元 + 1 時空次元 + 1 五感で 5 次元になってしまいます。 五感を 1D と解釈するのが正しいのか商業的なのかは不明なところです(たぶん、装置として解釈されている)。



メガネの上から 3D メガネをかけて視聴しましたが、メガネがうざいと感じる事はありませんでした。一般的な映像を 3D 化した場合、奥行きは楽しめますが、目の前に物体が接近してくるのを感じるのは難しいと思いました。「アリス・イン・ワンダーランド」では、「三月うさぎ」というキャラクターが登場しますが、こいつは手に触れた物を何でも投げつける性格です。3D には必須のキャラクターなのですが、どうも物体が手前にくると管理人の脳はうまく対応しきれない様で、視点が合いませんでした。もちろん、物が投げつけられると、自然と顔を背けてしまいます(一人でも観ていると恥ずかしいかも)。しかし、それは 2D のマトリックスで、弾丸がこちらに勢いよく近づいてくると目を背けるのと同じです。全体的に目の前に飛び込んでくる体験は、満足できるものではありませんでした。しかし、文字が回転する時は、「おぉ・・・」と喜びを覚えました。やはり、3D に最適化された映画なら、楽しめるのでしょう(キャプテン EO の方が 3D って感じがしました)。



マッドハッターの帽子 大人用/Alice In Wonderland Movie - Mad Hatter Hat Adult


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臨場感と言う意味では音だけは凄かったです。 今回、姪の同伴だったので(ある意味ワンダーランドへ連れっていてもらった)、初めて映画館で日本語吹替版を視聴しました。基本的には、役者の声も演技の一つなので、日本語吹替版は好きではありません。 ただ、もし 3D で日本語字幕版だった場合、字幕が何処に表示されるのか興味があります。もしかして、字幕だと 3D の楽しみが半減してしまうのか? 声優は最後に表示されますが、あのすっとぼけた白の女王が深田恭子さんだったのにはビックリしました。適役だと思いましたが、アン・ハサウェイさんの演技もやはり気になります。赤の女王の口癖である「首をはねておしまい!」は、たぶん本人もあんな感じだろうと思います。マッドハッターの台詞は、小説とは異なっていました。「くとぼれ、ちもみれどかおたま」は、「デカ頭くたばれ(正確な台詞は忘れましたが)」となり、マッドハッターの狂った発言も異なっていました。そうそう、なぜ、マッドハッターが狂っているのか? 暴走した時は「ハッター(帽子屋)!」と叫ばれると我に返りますが、暴走する時は目が赤く変化します。この理由は歴史的に奥が深く、パンフレットに掲載されているので参照して下さい。



これを観る前日に、電気屋さんで今話題の 3D テレビを視聴してきましたが、やはり 3D に特化していない普通の映像を視聴しても、奥行きしか感じる事はできません。 正直、3D テレビに対する期待が高かっただけかも知れませんが、主流となるとは今のところ考えられません。「アリス・イン・ワンダーランド」も、作品が素晴らしいので 2D でも十分楽しめます。しかし、「アバター(観ていませんが)」なら、3D テレビや IMAX 3D の素晴らしさを体験できるのかも知れません。



最後の挿入歌はアヴリル・ラヴィーンさんの「Alice (Underground)」。詩がアリスにマッチしていて、とても印象に残りました。 大人になるアリスの決意みたいなものを、力強く歌っています。 3D版だと、エンディングのクレジットが額縁をモチーフにしているので、それで印象に残ったのかも知れません。プロモーションビデオも映画のイメージを上手く利用しています。 サビの「I, I'll get by」の「I」を伸ばして発音するため、「アリスって言っちゃえよ」と思いましたが、それもどうかと。


Alice - アヴリル・ラヴィーン



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