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ワープする宇宙 - 5次元の謎を解く

Warped Passege - Unraveling the Mysteries of the Universe's Hidden Dimensions

著書:リサ・ランドール


いつか読みたいと思っていた本ですが、仕事とは関係がなさそうな分野なので、なかなか手が出せませんでした(現実的には、日常生活で誰もが関わっていますが)。先月、大型ハドロン衝突型加速器LHC(Large Hadron Collider)が再始動した記事を読み、忘れていたこの本を購入してみました。LHCはスイス・フランス国境に造られた欧州合同原子核研究所(CERN)の大型加速器で、7兆ボルトの電圧で陽子を加速して、光とほぼ同じ秒速約30万キロにします。そのパイプは東京・山手線とほぼ同じ27キロと巨大で、地下に建設されています。個人的には全く異なるニュースでこの存在を知ったのですが(ゴシップネタのブラックホールが生成され地球が飲み込まれる)、衝突実験で何か見つかるのでしょうね〜くらいしか考えていませんでした。そして、これが故障していた事も知りませんでした。

コンピューター関連の本を読む合間に気軽に読もうと購入したのですが、なかなか難しいところ。気晴らしに読む本ではありませんでした。アインシュタインの相対性理論、量子力学、素粒子物理学、ひも理論、そして最後に余剰次元へと進みます。数式を使わずに分かりやすい例えで説明されているのが話題になりましたが、さすがに途中からはそれでも難しいと感じました。福山雅治さん主演のガリレオで、物理学教授が数式を書くシーンがありますが、あれの無いバージョンです。リサ・ランドール博士は余剰次元に関する何かを発表した事くらいしか知りませんでしたが(ラマン・サンドラム博士と発表した「warped extra dimensions(ワープした余剰次元)」)、これをいきなり書かれてもお手上げです。そこで、物理学が築いてきた歴史、関連する情報を数式無しで説明する部分がほとんどを占めます。つまり、まったく物理学に興味が無い人でも、日常生活に置き変えられて話が進むので、読みやすい本です。もちろん、興味が無いだけで、物理学は壮大な宇宙だけではなく、日常生活のいたるところに関係しています。

邦題はWarped Passege サブタイトルはUnraveling the Mysteries of the Universe's Hidden Dimensions。たまたま、この本を読んでいる時、知人に「またそんなの読んで。ワープなんてしないから。」とからかわれました。ワープはSF映画に登場する、ある場所からある場所へ移動する意味ではなく、歪曲を意味しています。最後の方で少しだけタイムマシンにも触れますが、過去へワープできるのであれば、歪曲が関係しくると思います。ただし、タイムマシンに関する本ではありません。光速に限りなく近い速度で宇宙を移動すればとか、パラドックスなどの話は登場しません。パッセージは得体の知られていない次元の名前として使われています。私達が認識している上下、左右、奥行きの3つの空間次元と、1つの時空次元、4次元、または、3+1次元に、もうひとつ空間次元を足して5次元となります。この5次元目をパッセージと呼んでいますが、それがいくつあるかは不明です。

物凄い天才が、分かりやすい本を提供してくれる事が嬉しく、物理学とは全く関係ありませんが、おそらく著者は政治のからくりも丸見えなのかも知れません。本書でもそれらしき事は出てきますが、別に深く追求するのではなく、分かりやすく日常生活に起こる事を例えているだけです。いろいろ並べたててみましたが、読む切掛けとなったの本当の理由は、天才物理学者の著書が美人なのである。それにつきる。以上。

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

リサ・ランドール―異次元は存在する (NHK未来への提言)

リサ・ランドール - ウィキペディア

大型ハドロン衝突型加速器 -ウィキペディア




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