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読書:罪と音楽 著者:小室哲哉


昨日、この本が発売されているのを知り、本屋さんへ向かいました。しかし、ビニール包装されていて、中身を確かめる事ができませんでした。いつしか小説やエッセイは読まなくなったのですが、ファン心理が勝り「書き下ろしエッセイ 罪と音楽 著書:小室哲哉」を購入してみました。タイトルはドストエフスキーの「罪と罰」からきているのでしょうか?読んで見ると、「罰」が「音楽」になっている意味が分かります。ラスコリーニコフとソーニャが、小室哲哉さんと桂子さんに、絶対に逃げられるのに自首して投獄される「罰」が「音楽」に、罪は・・・あれですね。この本からは暖かみのある情景は感じとれませんが、それは小説ではないからです。ただ、ラスコリーニコフとソーニャみたいな、暖かみのある状況であって欲しいと勝手に願います。


罪と音楽



ファンとしては小室さんの口から・・いえ、小室さんは喋るのが苦手なのか、思っている事があまり伝わってこないので、文章で伝えた方がいいと思います。1996年5月に発売された「告白は踊る」以来で楽しみだったのですが(ゴーストならば、それはそれで罪かと・・)、今回の告白は踊ってもらっては困ります。事件から公判までのレポートを期待したのですが、必ず音楽が絡んでくる事も予想できます。個人的には8対2、最低でも7対3の割合で構成されて欲しかったのですが、読んで見ると2対8、もしくは、3(事件)対7(音楽)でした。ファンなら納得できますが、事件を知りたい人には納得できない本と言えます。

とりあえず、マスコミからは得られない情報が1〜2は存在します。その多くは、体験した人しか分からない感想です。残りの1は知り得ている情報で、合計で3となりましょうか。残りの7は音楽に関する事ですが、これは3つに分けられ、過去を振り返った音楽、音楽論、事件後の音楽への姿勢(おそらくこれが罰なのでしょう)。どんな仕事でも楽では無いもので、それを当たり前とするならば、音楽に関しても理屈があり、それを追求する者が残ります。興味の無い人からすれば、屁理屈でしょうか。これらの追求方法や独自の音楽論が、小室さんのメロディーや歌詞と同じく、管理人が小室さんに惹かれるところでもあり楽しめます(TM NETWORK時代からこれらの戦略を公言していました)。ダウンタウンの松本人志さんが、お笑い論を語るのに惹かれる人もいれば、そんなのは面白くないと感じる人もいるでしょう。後者であるならば、この本は退屈かも知れません。前者であるならば、この本では今と未来の音楽に焦点を当てているので、やはり惹かれる部分が多いと思います。



事件、純粋な音楽論、事件を絡めた音楽論、この三つが全体的に散りばめられていますが、おそらくEditorial Cooperator に記載されている藤井徹貫さんの意図と思われます(TMN最後の嘘(トリック)しか読んでいませんが)。自虐ネタとしてはお馴染みのご自身の歌唱力について、今回も登場しますが、個人的には歌声も好きな訳で(TMよりもDigitalian is eating breakfastやHit Factoryが好き)、本人が全否定されると好きなこちらが特異な存在になるため難しい心境です。その他、B’zの「太陽のKOMACHI ANGEL」ネタ(本人も公言してるネタ)や、他のアーティストの分析、マイケル・ジャクソンさんとの関係も書かれています(ネバーランドに行った事はテレビで語っていましたが、単純にそれだけでは無かった模様)。

考えて見れば、拘置所や独居房でどういう生活をしていたのかは、有名人であれば暴露する力があるわけで(出てきてから暴露本が発行される)、あちらもそれなりの待遇になると予想するのが一般的です。心境は、その人がどういう人物かにより異なり、小室さんが味わった心境をダイレクトに伝えています。また、贅沢三昧に関しても、その心境は単純なもので無い事も分かります。小室哲哉さんという人物を知るには、やっぱりこの本を読んだ方がいいかも知れません。

罪と罰 ドストエフスキー




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