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ドーン・オブ・ザ・デッドを見ました

 ジョージ・A・ロメロ 監督のゾンビシリーズ2作目「ドーン・オブ・ザ・デッド」のリメイク版。ゾンビだらけになった都市をヘリコプターで逃れ、スーパーマーケットに辿り着く映画です。


先日、ジョージ・A・ロメロ監督作品のリビング・デッドシリーズ最新作となる「ランド・オブ・ザ・デッド(Land of the Dead)」を見ました。 これでゾンビ映画の代表作となるシリーズ全四作を見たわけですが、A・ロメロ監督の二作目「ドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)」はリメイクされていることを知り、今回はこれを観ました。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」とタイトルを言うよりも、スーパーマーケットに立てこもるゾンビ映画と言った方が分かりやすいかも知れません。 ジョージ・A・ロメロ監督版では以下の内容を記憶しています。

  • 1.ヘリコプターのパイロットとその妻、パイロットの友人の軍人とその友達の軍人、計4人で逃げる。
  • 2.ヘリコプターでゾンビだらけのスーパーマーケット屋上に到着。
  • 3.スーパーの出入り口をトラックで封鎖。
  • 4.大型スーパーマーケットで、ガンショップもあり、そこで大量の銃と弾薬を入手。
  • 5.建物内のゾンビを倒す。
  • 6.スーパーマーケットを占拠して優雅な一時を過ごす。
  • 7.強奪を試みる輩登場。
  • 8.再びスーパーマーケットはゾンビだらけに。

さて、これがリメイク版ではどうなっているのでしょうか? まず、登場人物と移動に使う乗り物が変更されていました。 元の作品でもテレビ関係の職業に就く女性(パイロットの妻)が、ゾンビに感染する世界の恐怖を演出するのに大切な存在となりますが、リメイク版での職業は看護師です。 これがゾンビを分析するのに役に立つのですが、基本的に登場人物のキャラクターと人数は全て異なります。 視聴開始 5 分までは「もしかして?」と思いましたが、そこから面白くなりました。 なぜゾンビが登場するのかの疑問を省けば(元の作品でもそれは語られなかった)、そこからの展開は無理な物語ではありません。



平和な街が地獄化する描写も素晴らしい。 単純に大量のゾンビで怖がらせるのではなく、火災、交通事故、人々の困惑など、現実的な内容でそれを表現しています。 この映画はゾンビの気持ち悪いシーンも登場しますが、全体的に描写がカッコイイと思います。

スーパーマーケットに到着しますが、そこでゾンビとは別の問題が発生します。 絶望的なのはスーパーマーケットにガンショップが存在しません。 しかし屋上から見えるものの、結構遠い場所にガンショップがあります。

籠城(ろうじょう)する心得は無い様子。 A・ロメロ監督版では出入り口のガラスは防弾であるものの、大量のゾンビがのしかかりガラスが割れるのを防ぐためにトラックで塞ぐのですが、リメイク版ではこれらの頭の良い行動は見られません。 おそらくオリジナル版と異なり、逃走する仲間に軍人がいないからかも知れません。

また密閉した建物内のゾンビを倒し、スーパーマーケットをみんなが協力して拠点とするシーンもありません。 リメイク版ではスーパーマーケットを与えられる感じに近いです。 ジョージ・A・ロメロ監督版と同じく、スーパーマーケット内でゾンビだらけの世界から救われる一時の優雅なシーンは登場します。 建物内での生存者がスーパーの商品を食したり、着替えたり、時には快楽や遊びに興じたり。 しかし計画的にそれを遂行するシーンが無いためか、有難みもないため喜びが伝わってきません。



これだけでも A・ロメロ監督版のファンからすれば、駄作と考えてしまうかも知れません。 しかし、この映画は決して駄作ではありません。 管理人はリメイク版の方が面白いと感じる部分が多くあります。 A・ロメロ監督版で大切と思われるシーンが、管理人とは異なっているだけです。 スーパーマーケットにはテレビがあるので、ゾンビだらけの世の中のニュースを視聴できます。 これは前作と同じで、世界が全滅に近い状況のため、次第にニュースの放送が無くなります。

A・ロメロ監督版では屋上でテニスをする軍人が立ち去る際、テニスボールが地面に落ちるシーンがあります。 これがスーパー内の平和と、ゾンビだらけの外の現実の境となりますが、それに似た描写はリメイク版でも上手く取り入れられています。 エスカレーターも重要なシーンですが、リメイク版でも一応取り上げられています。

スーパーで籠城する時の計画性はありませんが、代わりにスーパーから逃げる時の計画性はあり、そこで帳尻が合っているかも知れません。 生産しないので食料が尽きる現実を考えると、スーパーに立てこもり続けるのは不可能です。 しかし、なによりもゾンビがいるのに銃が無い・・・



それから衝撃的だったのは、スーパーマーケットに籠城する生存者の中にマット・フリューワー氏がいます。 彼は「バスカヴィル家の犬」「四人の署名」「ボヘミアの醜聞」「シャーロック・ホームズ vs ヴァンパイア」などでシャーロック・ホームズを演じています。 できればシャーロック・ホームズがゾンビになるシーンを見たくなかったです。 オリジナル版では軍人の一人が感染してゾンビになりますが、そのシーンに関連しているのかも知れません。

多くのゾンビ映画がそうですが、登場人物はゾンビがいない無人島での生活を夢みます。 オリジナル版ではヘリコプターで飛び立つシーンで終わりました。 物語はつながっていませんが、続編とされる「死霊のえじき」では無人島に辿り着きます。 今回のリメイク版では、終わりがしっかりと描かれています。 エンディングでキャストが表示されるシーンで止めてはだめです。 最後までしっかり見て下さい。 現実的なラストが描かれているので、見ていてとてもスッキリします。

最後に一言。この映画のゾンビは・・・ 走るから。銃の有無が生存率を左右するものでもありません。走っちゃ、駄目だよね。


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