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Microsoft(R) LifeCam Studio(TM) Q2F-00008: HD 1080pワイドスクリーンに対応したマイクロソフトのWEBカメラ


2011 年 1 月 20 日。Microsoft社のWEBカメラ「LifeCam(ライフカム)」シリーズに、HD 1080pワイドスクリーンに対応したLifeCam Studio Q2F-00008 が仲間入りします。Windows Live Messengerのビデオ通話では720pまでしか利用できませんが、1080pで高解像度キャプチャーを利用できます。しかし、付属のアプリケーションでは1080pで保存できないとの事。どうなっているのでしょうか?

マイクロソフト ウェブカメラ LifeCam Studio Q2F-00008
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この製品を紹介する上で知っておいて欲しい事は3つあります。 まず、テキストによるチャットを楽しむアプリケーション「メッセンジャー(名称はいろりろあります)」の進化の課程で、マイクとスピーカー、または、ヘッドセットを接続して音声を使ったチャット(音声通話)があります。 さらに進化したものに、カメラを接続したビデオチャットがあり、既出の音声関連のデバイスを組み合わせればビデオ通話が可能になります。 ここで利用するカメラが、WEB カメラと呼ばれるジャンルで、通常のビデオカメラとは異なります。

もう一つは、「1080p」です。家電テレビでお馴染みとなったフルHD(full high definition:フル エイチ ディー)の解像度は1920 × 1080ピクセルで、縦の走査線 1080本の最も解像度の高い方式をフルHDと読んでいます。数字の次にある「p」は順次走査方式(プログレッシブ)の略ですが、ここで必要な知識は、簡単に言ってしまえば、フルHD 解像度 1920 × 1080、アスペクト比(縦横比)16:9 のワイドに対応したカメラである事です。

最後は、マイクロソフト社のWEBカメラの名称で、「LifeCam(ライフカム)」と呼ばれています。LifeCamはSD画質から始まり、LifeCam Cinema(シネマ)で720pを実現(解像度 1280 × 720)、そして今回、「LifeCam Studio(スタジオ)」の登場で遂にフルHD 1080pに対応しました。Cinemaと Studio の外観は似ているので注意が必要です。フルHDに対応したからといって、その解像度で無償のWindows Live Messenger(ウインドウズ ライブ メッセンジャー) でビデオ通話ができる訳ではありません。あくまでも現時点のWindows Live Messenger 2011では、最大 720p までのビデオ通話ができるに留まります。可能であったとしても、それだけ大きな解像度の通信となると、通信回線の速度も気になるところです。

すでに他社からもフルHDに対応したWEBカメラは登場しており、マイクソフトのLifeCamの対応は遅いと思われます。しかし、この解像度の必要性も難しく、紹介するのに躊躇した部分でもあります(早話が LifeCam Cinema で十分なのでは?)。



まず気になる所は、1080p HD 録画には、他社製の高画質ビデオ変換ソフトウェア ( 別売 )、インテル Quad Core 3.0 GHz 以上または互換メモリ 4 GB が別途必要です。LifeCam Studioに同梱している LifeCam ソフトウェアでは、720p HD録画のみサポートしています。Windows Live Messengerでもフル1080p HDは使えない、さらに、録画には別売りの高画質ビデオ変換ソフトウェアが必要であるところも躊躇するところです。Windows Live ムービー メーカー 2011で 1080p HD 録画はできないものか?



Windows Live ムービー メーカー 2011には、コンピューターに接続されたWEBカメラから直接キャプチャ(録画)する機能が搭載されていますが、このカメラを購入する予定が無いため検証できません。右のスクリーンショットは、SD画質の LifeCam NX-6000を接続した様子です。ここで録画したビデオは、解像度が640 × 480に固定されました。おそらく、Cinema、Studio はHD画質での録画が可能と思われますが、Studioで1080p HDでの録画は無理なのかも知れません。可能であれば、対応アプリケーションに Windows Live ムービー メーカーが掲載されてもよさそうです。それとも独占禁止法に関係するためか?

このWEBカメラには今までにない、三脚のねじ穴が搭載されています。今まで、WEBカメラといえば、液晶ディスプレイの上にのせるか卓上が一般的でしたが、LifeCam Studio ではカメラの三脚にも固定できます。WEBカメラを実際に使ってきた管理人の個人的な意見としては、「WEBカメラはWEBカメラであって、ビデオカメラのように使うのは無理がある」ですが(レンズの問題もあって)、1080p ともなると、WEBカメラを固定した状態であれば、それなりに期待できるのが自然。もちろん、レンズの性能に限界があるので、デジタルビデオカメラとまったく同じように期待するのは無理ですが。とすると、どうやって1080p HDを使えは良いのでしょうか? YouTube(動画共有サイト)を徘徊した結果、次のビデオを発見しました。海外ではすでに発売されているのか? 確かに1080p HD で録画され、YouTubeにアップロードされている事が分かります。

LifeCam Studio 1080p - Test / Review

やり方を説明したビデオも投稿してくれています。

LifeCam Studio 1080 tutorial (チュートリアル)


virtualdub と呼ばれる無償アプリケーションをダウンロードすれば、無償で LifeCam Studio で1080p HD録画が可能みたいです。32ビット版と64ビット版があり、管理人は Windows 7 Professional 64ビット版を使っているので、V1.9.11 (x64 / 64-bit) release build (VirtualDub-1.9.11-AMD64.zip) をダウンロードしてみました。

http://virtualdub.sourceforge.net/


このアプリケーションはインストール不要で、ダウンロードしたZipファイルをデスクトップで展開(Windowsに付属する機能で、ZIPファイルを右クリックして「すべて展開」をクリック)して「Veedub64.exe」をダブルクリックして起動します。



ここからはビデオを参考に WEB カメラを認識させます。メニューの「File」をクリックして、「Capture AVI」をクリックします。



メニューの「Device」をクリックして、USB接続した「LifeCam Studio」をクリックしますが、管理人は所有していないので、LifeCam NX-6000を使ってテストしてみました。WEBカメラがアスペクト比16:9に対応しておらず、アスペクト比4:3です。ワイドにした場合は被写体が短足になります。



続いて、メニューの「Video」をクリックして、「Capture pin」をクリックします。



解像度選択しますが、ここで日本語に対応している事に気が付きました。でも、メニューは英語表記なのね。



正直、LifeCam Studio を所有していないので、どうやってもテストはできません。しかし、LifeCamには専用のアプリケーションが付属します。これは、公式サイトからアップデート可能で、おそらくLifeCam Studioは720pまでこのソフトで録画可能と思われます。しかし、LifeCam NX-6000でも800 × 600 までしかキャプチャーできず、それ以上を選択する事はできますが、キャプチャーはできません。それが、virtualdubでは「1600 × 1200」を選択できます。



録画するファイルを指定するには、メニューの「File」をクリックして、「set capture file」をクリックします。ここで、ファイルを保管する場所と、ファイル名を指定します(例えば、デスクトップに「test」というファイル名にする)。キャプチャーを実行するには、メニューの「Capture」をクリックして、「Capture Video」をクリックします。キャプチャーを終了するには、メニューの「Capture」をクリックして、「Stop Capture」をクリックします。



デスクトップに「test.avi」が作成されました。解像度は 1600×1200 です。この WEB カメラは性能が低いのでフレームレートや解像度はこれが精一杯ですが、LifeCam Studio はフル HD で記録できます。ノートパソコンと組み合わせれば、ビデオカメラの様に使えますが、フル HD でこれを処理できるパソコンの性能と、SONY のフル HD 光学 30 倍ズーム、120GB ハードディスク搭載 デジタルビデオカメラが 4 万円ほどで購入できる昨今、やはりビデオカメラとして検討するならデジタルビデオカメラを購入するのが無難です。

あくまでも WEB カメラとして評価するならば、実売 8,000 円ほどになりますが、高性能WEBカメラとして面白いかも知れません。実際に Windows Live Messenger で利用するだけならば、LifeCam Cinema で十分と判断するユーザーも多いかも知れません。いずれにしても、凄い時代になったものだ・・・





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