MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

第二世代のインテル(R) Core(TM) iシリーズ Sandy Bridge(サンディブリッジ)


既にコンピューター系のニュースサイトで話題になっていますが、Intel(インテル)の新しいプロセッサー群が登場しました。いわゆる、Core i7(コア アイ セブン)、Core i5(コア アイ ファイブ)、Core i3(コア アイ スリー)ですが、今までの同シリーズはグラフィックス機能が同じダイにのっているものの、完全な統合はされていませんでした。第二世代の Sandy Bridge(サンディ ブリッジ)が登場した事で、すでに古いプロセッサーを選択する必要はありません。これからパソコンを購入するなら、新しい Core i シリーズを選択しましょう。

一部、2011 年 1 月 9 日に購入可能になりましたが、現時点では一番人気のプロセッサーは品薄で、2 週間以上待たされる可能性があります。人気があるのはデスクトップの Core i7 2006K 、Core i5 2005K の二つ。いずれもオーバークロックの上限を無くしたモデルで(他のモデルでもオーバークロックはできる)、なおかつグラフィックスに HD Graphics 3000 を搭載した CPU です(デスクトップではこの二つ以外は HD Graphics 2000 になってしまう)。 いずれもクワッドコア(4コア)ですが、前者が Hyper-Threading(ハイパースレッティング)対応で物理コア 4 、スレッド 8 、後者が非対応で物理コア4になります。

そもそも、インテルのグラフィックス機能に興味が無くても、プロセッサー性能が向上しているので、やはり既存の Core i シリーズを選択する利用はありません。 内蔵 GPU を使うには、インテル H67 チップセットを搭載したマザーボードが必要で、コンパクトデスクトップ(例えばリビングPC)向けで、もともとグラフィックスカードを購入するユーザーは、インテル P67 チップセットを搭載したマザーボードを好む傾向になります。 グラフィックスカードを後から増設できない、または、コストが極端にかさむノートパソコンは、Sandy Bridge が最適でもあります。デスクトップで高性能をパソコンを好むユーザーは、これを無視して既存の LGA1366 対応 Bloomfield Core i7 を選択すれば良いでしょう。 後継は今のところ定かではありませんが、LGA2011 が登場するかも知れません。

既存の Bloomfield Core i7シリーズ(970、960、950、940、930、920)や、Lynnfield Core i7 (880、875K、870S、870、860S、860) を利用しているユーザーは、今回の Sandy Bridge は無視してしまっても良いでしょう(個人的な意見です)。 なぜならば、ソケットが LGA 1555 となり、LGA1366 、LGA1556 と互換製が無いため、マザーボード毎交換する必要があるからです(Bloomfield はそれ以前にクラスが異なる)。 そろそろ買い換えよう(もちろん、初めて購入する場合でも)と検討しているユーザー向けのプロセッサーとなります。 拡張された命令の恩恵を受けるには、Windows 7 のサービスパック 1 が必要になりますが、これは時間の問題なので気にしなくて良いでしょう(いずれ公開されます)。



さて、Sandy Bridge をどうやって選択するか? Core i7 が 13 種類、Core i5が12種類、Core i3 が 4 種類、合計 29 種類もプロセッサーが登場してしまいました(デスクトップ向けとノート向けを含めて)。 よほどパソコンに興味が無ければ、頭がこんがらかる一方です。今回はメインマシンを購入する初心者向けに考察したいと思います。まず、デスクトップパソコンであるならば、Core i7 2006K を狙った方が無難です。 品薄であれば、潤沢になるまで待つのも手です。テクノロジーが進化した場合、クロック数やキャッシュだけでは決めかねますが、今回登場したプロセッサーはどれも同じです。最上位が良いにきまっており、そもそもミドルクラスのプロセッサーなので、最上の Core i7 2006K でも 2 万円後半で、ここをケチる必要は無いでしょう。 正直、Core i5 や Core i3 を選択する理由は分かりません。想像するに、予算の都合でしょうか? 予算も大事な選択要素ですが、下げる以上、必ず性能も下がります。割り切れる場合は問題ありませんが、未練があるなら失敗しない様に潔く選択しましょう。

ここからが問題で、グラフィックス性能に興味が無いユーザーはインテル H67 チップセットを搭載したマザーボードを、グラフィックス性能は NVIDIA か AMD を選択するユーザーはインテル P67 チップセットを搭載したマザーボードを選択しましょう。 興味がないなら Core i7 2006K 以下に落としても良いのでは?と思われるかも知れませんが、最低限 HD Graphics 3000(Max 1350MHz)と考えた方が無難です。 もちろん、これさえあればゲームをガンガンできる訳ではありません。ゲームによっても異なりますが、そもそもゲーマーは Bloomfield Core i7 シリーズを選択するか、Core i7 2006K + グラフィックカードを選択するでしょう。一方、コストがかさむノートパソコンでは、無条件で HD Graphics 3000 が搭載されています。 これはある意味選択しやすいでしょう。



ノートパソコンの場合は、今の所不明です。インテルでスペックは確認できるので、Core i7-2820QM が一番良いことは分かりますが、デスクトップとは異なり、金額がえらい事になりそうです。現段階で買い得なプロセッサーを決定するのは止めておきましょう。 また、ノートパソコンはデスクトップパソコンより劣る傾向があるので、何が何でも Core i7 を選択する必要も無いでしょう。 もっと自由な選択ができるはずです。期待できるのは、NVIDIA ION を気にしなくても良くなった事でしょうか? 価格的にも、ネットブックを選択する機会が減少すると予想します。

Sandy Bridge が搭載されたパソコンが続々登場します。これを搭載しているか見極めるには、プロセッサーのモデルナンバーを確認しましょう。これは、初心者でも必ず見るべきところです。 今の所(今後どうなるか分からないので)、見極めるのは簡単で、Core i7 、Core i5 、Core i3 の後に、4 桁の数字が必ず付きます。 種類はインテルの公式サイトで確認しましょう。以下のページで確認できますが、Sandy Bridge 以外のプロセッサーも掲載されています(つまり、Core i7 、Core i5 、Core i3 だけでは判断できません)。 4 桁の数字が付いているか、または、インテル(R)ターボ・ブーストテクノロジーが「Yes」ではなく、2.0 と表示されているものが Sandy Bridge です。 「コア数/スレッド数」の見方は、コア数が物理コアの数、スレッド数が Hyper-Threading を有効にした時の仮想コア数です。 つまり、「4C/8T」は、物理コア 4 で、タスクマネージャでは 8 コア表示されます。また、Hyper-Threading 対応である事が分かります。「4C/4T」は、物理コア 4 、スレッド数も4なので、Hyper-Threading 非対応です。 末尾に「S」が付くのは、省電力設計のプロセッサーで、最大 TDP を参照すれば分かりますが、TDP が低くなっています(たぶん、値段も高価だと思いますが、バッテリーの持ち時間に貢献します)。

Intel® Core™ i7 Mobile Processor Family ノート向け

Intel® Core™ i5 Mobile Processor Family ノート向け

Intel® Core™ i3 Mobile Processor Family ノート向け


Intel® Core™ i7 Desktop Processor Family デスクトップ向け

Intel® Core™ i5 Desktop Processor Family デスクトップ向け

Intel® Core™ i3 Desktop Processor Family デスクトップ向け

これさえ判別できれば、今後登場するメーカーパソコンでも、既に販売が開始されている BTO パソコンでも対応できるはずです。 自作派は、もともと分かるでしょう。ベンチマークは、コンピューター系ニュースサイトを参考にして下さい。 これが登場する前は、管理人は AMD の 6 コアに興味がありました。理由は、単純に 6 コアがカッコイイのと、インテルと違い Hyper-Threading がありませんが(タスクマネージャで 12 コア)、価格が安い事。 物理コアが物を言う作業では、当然コア数が多い方が勝ちますが、それ以外はすべて Sandy Bridge が勝るベンチマークの結果が掲載されています。そして、消費電力は Sandy Bridge の方が低いとなれば、やはりこれを選択するのが無難でしょう。





Copyright © 2018 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人サイト閲覧方法プライバシーポリシー著作権/免責事項