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IIS で自宅WEBサーバーを構築するパソコン選び


WEBサーバーを構築して、自宅からホームページを配信したい場合、WEBサーバーに何を使うのか? OSに何を使うのか?がポイントになります。しかし、Windows Server (ウインドウズ サーバー) は非常に高価です。IIS(Microsoft Internet Information Services:マイクロソフト インターネット インフォメーション サービス、または、アイアイエス)は、通常の Windows に付属されるものの、同時接続数が10に制限されているため、外部に公開する通常のホームページ配信サーバーとしては利用に耐えうるものではありません。そこで、通常の Windows Server よりも安価に入手できる Windows Server 2008 Foundation が救世主となります。



ホームページを配信するだけならば、WEB サーバーの IIS が欲しい訳で、別に Windows Server 2008 の全ての機能が必要なわけではありません。もちろん、Windows Server 2008 Foundation は通常版よりも機能制限はありますが、WEBサーバーだけの機能ではありません(WEBサーバーの機能制限はありません)。しかし、Windows WEB Server 2008 の単品製品よりも、Windows Server 2008 Foundation の方が低価格なので、個人にとっては魅力的となります。ただし、低価格と引き替えに、融通が聞かないところがあります。 Windows Server 2008 Foundation は単体製品が存在せず、パソコンにあらかじめ組み込まれた形式での販売のみになります。そこで、Windows Server 2008 R2 Foundation 付きの サーバーパソコンを検討する流れです。パソコン本体込みでも、Windows WEB Server 2008 R2 の単品製品よりも低価格なので、検討に値すると思います。



個人的には筐体は小さい方が良く、性能よりも消費電力が気になるところです。Intel Atom プロセッサーの BTO パソコン ( 注文時に OS なしを指定)、または、自作パソコンで、 Microsoft Windows Web Server 2008 R2 の単品製品を購入して構築する手もあります(R2 の場合は64ビットが利用できるパソコンが必須)。管理人が見積もった結果、全て込みで9万円ほどになりました。さらに考慮するべき点は、これらのパソコンは一般家庭で利用する通常のパソコンとしては機能しますが、24時間稼働させるパソコンとしては信頼性があるのか不明です(特に電源ユニット)。ただ、管理人はその方法で MB-Support を公開しています。BTO、または、自作してしまった方が、好きなパーツを選択でき、自分の好きな様にパソコンを作れます。各パーツが故障したとしても、取り替えるのも楽です(自作したのならば、それはできるでしょう)。



一方、Windows Server 2008 Foundation が組み込まれた低価格なパソコンは、アップグレードや故障した時が面倒かも知れません。例えば、独特なサーバーケースを使用していますし(中を開けないと分からない)、一般的にはメモリーは安価になったものの、サーバーで利用されているのは ECC (Error Check and Correct memory) 対応メモリーなので、通常よりも高価になります。また、通販などで気軽に購入して、相性問題が発生する可能性もあります(これはサーバーパソコンでなくても同じ)。

家庭で利用するパソコンとして考えた場合、対応するパーツも少ないのが一般的です。以上の事から、これらのパソコンはサーバーとして利用するだけを目的としたもので、これを常用マシンとしてアップグレードする事は考えない方が無難でしょう(趣味でなら楽しいので問題ありません)。そして、OSとパソコンが安価に入手できたものの、肝心のサーバー構築は自力でやるしかありません。これに関するマニュアルは、書籍を購入するか、メーカーサイトで情報を探して勉強するしかありません。これから、自宅サーバーでホームページを構築するならば、以下のサイトの「インターネット Web サーバー構築ガイドライン (ドラフト版)」で公開されている PDF 形式のマニュアル 全11 は最低読んでおくべきでしょう。

インターネット Web サーバー構築ガイドライン (ドラフト版)



すでにIISを利用している場合、ローカルの開発環境では最新のIISを利用しているならば、これらの格安パソコンを有効利用するのも良いかと思います。例えば、サポート期限が過ぎたWindows 2000 Server でWEBサーバーを構築している場合、なおかつ、ローカルの開発環境が Windows Vista や Windows 7 であるならば、最新版の IIS を使っている可能性があるので、Windows 2000 Serverからアップグレードするのは容易かも知れません。一方、Windows XP までの開発環境であった場合、IIS の外観が Windows 2000 Server とほぼ変わらないので、新しい IIS を利用するには、それなりの勉強が必要になると思われます。

標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド



結局、何が言いたいのか?

・IIS でWEBサーバーを安価に構築したければ、Windows Server 2008 Foundation が付属する低価格のサーバーがお買い得。


・バージョン 5.1 までの IIS から乗り換えるには、それなりの勉強が必要です。初めて WEB サーバーを構築するのであれば、当然ながら勉強が必要ですが、これらのパソコンにマニュアルはほぼ付属されていないに等しいです。


・ハードウェアにこだわると、本体価格が上がります(当然ですが)。しかし、個人のWEBサーバーでは高性能よりも消費電力と本体サイズにこだわりたい。Windows Server 2008 Foundation が付属する低価格なサーバーは、このジレンマを乗り越える必要があります(場合によってはファンを交換する必要もありそう)。


つまり、安易にすすめる事はできませんが、条件が合えばお気軽にWEBサーバーを構築できます。ショップサイトで「Windows Server 2008 Foundation」または「Windows Server 2008 R2 Foundation」で検索すれば、該当する PC サーバーの一覧が表示されますが、中には「Windows Server 2008 Foundation 対応」なだけの PC も検索されるので、購入する前にショップページの詳細を確認する必要があります。





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