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11月登場予定 新しいプロセッサ
Intel(R) Core(TM) i7


開発コードネーム「Nehalem」の第一弾「Core i7」シリーズが2008年11月に登場予定。これを搭載するBTOパソコンの話題が、各パソコンショップに掲載されていました。

Core i7 Extreme Edition 965
クワッドコア/3.20GHz/L3キャッシュ8MB/QPI 6.4GT/s
Core i7 940
クワッドコア/2.93GHz/L3キャッシュ8MB/QPI 4.8GT/s
Core i7 920
クワッドコア/2.66GHz/L3キャッシュ8MB/QPI 4.8GT/s


年末にパソコンを買い替える予定であるなら、これを狙う? どうせ買うなら新しい物を? とは、また異なる決断を必要としますが、ソケット478からLGA775(プロセッサを設置する場所)へ移行した様に、LGA775から今回のLGA1366へと移行します。確か、LGA775が登場した時は、回収作業が発生したのを記憶します。今回はそんな面倒な事態にならない様にしてもらいたものです。

現在主流はデュアルコアのCore2 Duoと、クワッドコアのCore2 Quadですが、11月に登場するのはすべてクワッドコアのCore i7となります。いよいよクワッドコアが主流になる時が来たみたいです。ソケットがLGA1366へと大きくなるため、 マザーボード を含めプラットフォームごと変更される大規模なものです。搭載可能なチップセットはインテル X58 Expressで、このチップセットを搭載するマザーボードが、Core i7に必要となります。

毎回最上級モデルには「Extreme(エクストリーム)」の名称が付き、今回はCore i7 Extreme Edition 965がそれになります。Pentium4や現在販売されているAtomと同じくHyper Threading(ハイパースレッティングテクノロジ)が復活(改良されている)して、4(物理コア)×2(HTテクノロジ)で合計8つのコアとして認識。TDPは965、940、920ともに130Wと高く、現在販売されているFSB1600MHzのクワッドコアQX9770の136Wよりは低いものの、Core2 Quadの90W、Core2 Duo(デュアルコア)の65Wから比べると、相当の覚悟が必要かも知れません。しかしながら、電源管理が新しくなり、コアごとに電力をこまめに自動変更されます。これにより、フルで利用する時は130Wが目安ですが、普段は電力を抑えられると思われます。この機能のでき次第では、一般家庭のパソコンとしてもCore i7 を受け入れやすくなります。

物理コアは4で、現行のCore2 Quadは1ダイに2コア×2でクワッドコアとなっていましたが、Core i7では1ダイに4コアと変更されているため、キャッシュメモリを効率的に利用可能になります。また、L3キャッシュメモリが追加され、必要なコアと不必要なコアでキャッシュを効率良く使えるとの事。問題が発生するならば、この当たりが怪しいと思われますが、トラブルが無く発売される事を願います。また、この変更により従来のL2キャッシュの容量だけで比較する事ができなくなりました。4コアが利用できるL3キャッシュメモリを重視されるのかも知れません。

プロセッサの外部に存在しているメモリコントローラが内蔵された事で、より高速に主メモリにアクセス可能。現在はデュアルチャンネルメモリが主流ですが、インテル X58 ExpressではDDR3 トリプルチャンネルとなり、3本のメモリに同時接続が可能となります。

DDR3-1066Mhz Unbuffered nonECC Memory Validation Results

プロセッサとチップセットをつなぐ道がパラレル伝送のFSBから、シリアル伝送のQPI(Quick Path Interconnect)に変更され、最大25.6GB/秒と高速な伝送が可能となりました(片方向12.8GB/秒)。これにより、FSB1333を超える伝送が可能であるものの、今までの読み方が通用しなくなります。

Intel's 45nm CMOS Technology(リンク切れ)

X58 チップセットを搭載したマザーボードは25.6GB/sのQPIに対応していますが、プロセッサでこれを発揮できるのは、Core i7 Extreme Edition 965 6.4GT/sとなり、Core i7 940 、Core i7 920は4.8FT/sで、19.2GB/s(片方向9.6GB/秒)となります。FSB1333MHzが1333×8b=約10.6GB/s(10664MB/s)なので、いずれにしても高速化されています。

プロセッサ単品価格は現時点では不明ですが、TWOTOPのBTOパソコンでは、以下の構成で予価 \159,800(税込)となっています。

  • Intel(R) Core i7 920/2.66GHz プロセッサー
  • Intel X58 チップセット搭載 ATXマザーボード
  • 3GB(1GBx3) DDR3-1333MHz メモリ
  • 500GB S-ATA2 7200rpm ハードディスク
  • ATI Radeon HD 4850
  • BD-R書込対応マルチドライブ
  • VIPミドルタワーケース
  • Acbel 660W 静音電源

\159,800がBTOパソコンとして高いか安いかは人それぞれですが、その時主流のパソコンを購入しようと考えた場合、12〜15万円が妥当な金額かと思われます。 DDR3-1333MHz 1GB×3、ATI Radion HD 4850、書き込み対応ブルーレイドライブ搭載なので、飛び抜けて高価となる訳ではありません。920では現行版のクワッドコアと普通に置き換わる感じが強いです(ただしメモリをDDR3にジャンプアップさせるので、その分高価になると思われます)。もちろん、従来と同じく Extreme Edition の965に関しては、プロセッサ単品で10万円オーバーなのかも知れません。





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