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PCI 接続 地デジ視聴&録画カード I・O DATA GV-MVP/HX


株式会社アイ・オー・データ機器から地上デジタル放送対応 キャプチャーカード の第二弾が登場。先発は GV-MVP/HS PCI-Express×1 対応のみとなりましたが、今回は PCI 対応カードとなります。 内容的には GV-MVP/HS と同じと思われますが、もしかすると PCI 対応カードの方がより多くの自作マシンに増設できるかも知れません。 最低要件は、HDCP 対応のグラフィックスカード、 ワイド液晶ディスプレイ と、パソコンスペックとしては Pentium4 2.6 GHz 以上、Pentium D 805 2.66 GHz 以上、Pentium Dual Core E2160( 1.8 GHz )以上、Core2 Duo E4300( 1.8 GHz )以上、Athlon64 X2 3800+( 2.0 GHz )以上、Athlon64 3500+( 2.2 GHz )以上と、意外と低いスペックが掲載されています。



管理人は GV-MVP/HS をクワッドコア Q6600( 2.4 GHz )、DDR2 2 GHz メモリ、GeForce8600GT 256 MB の環境で利用していますが、地上デジタル放送の視聴と録画に特に不満があるスペックではありません。しかしながら、番組表を取得する mAgic ガイド Digital の動作が重く感じるところが微妙。常に行うものではありませんが、番組データを取得中は CPU 使用率が視聴や録画よりも上がるので、掲載されている最低必要スペックではどんなものか興味もあるところ。

パソコンと地上デジタル放送の視聴と録画は、他社製品のカードと比較する以前にハードルが高いのも事実。アナログ放送で可能であった当たり前の事が地上デジタル放送ではできない最大の問題が録画に関する事となりますが、実は視聴すらその利便性は損なわれます。パソコンで常に地上デジタル放送を視聴する場合、例えば、Windows Media Center でアナログ放送を最大画面で視聴する場合は、オーバーレイとなるため、地上デジタル放送でも同じかも知れませんが、作業がメイン、縮小表示でテレビを視聴する場合、オーバーレイが必須となる地上デジタル放送視聴環境は、Windows Aero を無効にする必要があるため非常に不便(この変更は自動で行われます)。


左上のバナーをクリックすると株式会社アイ・オー・データ機器のプロモーション動画を視聴できますが、画面は mAgicTV Digital が最大表示のままでハイビジョン映像を表示しています。 メーカーアプリケーションが使いにくいわけではありませんが、これが管理人の環境ではどうなっているのかは以下。




先発の GV-MVP/HS は、5 月 14 日に発売されたものの、6 月 4 日の時点で既にドライバとアプリケーションソフトが Ver3 まで公開されています。これは、早い対応で良いとも言えますが、考え方によっては完成度が低い状態で販売しているとも言えます。一応、環境により発生するトラブル以外の問題点の多くは、Ver3 までに改善されていると思われるため、6 月下旬発売の GV-MVP/HX は安定したドライバとアプリケーションが提供されるかも知れません。また、多くの問題を収集した結果、メーカー側も対策しやすくなっていると思われるので、購入するなら良いタイミングとも言えます。

もちろん、株式会社アイ・オー・データ機器に限らず、現状で満足できる製品とは言い難い。しかし、それはメーカー側の問題では無い事情があると思うので、現状はこれが精一杯かも知れません。それを前提に、現時点で提供されているサポートソフトで、これらの機器を利用するには十分なレベルになってきています。

本当の意味でパソコンにて地上デジタル放送の視聴と録画をするのに最低な環境とは何なのか?おそらく、視聴や予約録画機能への性能を捨ててでも、安いチューナーと高解像度キャプチャー可能なカードを購入する方が便利かも知れません。利用していないので、どうとも言えませんが、対応した機器が全く無い環境では、外部出力で取り込めるカードを利用した方が、HDCP 対応のグラフィックスカードや液晶に買い換える必要が無いので、出費は最小限に抑えられます。ただし、外部出力ゆえに、操作性を追求するには工夫が必要。番組ガイドの取得と予約録画は、おそらく融通の利かないこれらのチューナー&キャプチャーカードを利用した方が便利。株式会社アイ・オー・データ機器は、予約録画には長けていますが、タイムシフト再生ができないので視聴の利便性は劣ります。また、予約録画中は視聴ができない致命的な部分もあります。例えば、予約していた番組の放送時間に間に合って帰宅、または、10 分ほど過ぎてから帰宅したとしても、その予約録画中の番組を視聴する事ができません。録画が終了するまで視聴する事ができません。一方、番組を視聴中に録画ボタンを押した場合は、視聴しながら録画が可能です(当たり前の機能)。



BTO パソコンで地デジ視聴可能なモデルは、ほとんどがこれらの後付けチューナー&キャプチャーを搭載しているので機能は同じですが、メーカー製パソコンの場合は特殊なやり方をしている可能性があります。もしかすると、そちらの方が便利に地上デジタル放送の視聴と録画が可能かも知れませんが、パソコンの価格は高価で、その時買い得なパーツを組み合わせたコストパフォーマンスの良い構成になっているとも限りません。全くもって、ひどい状況が続きます。Windows Media Center が地デジに対応するまで、様子を見るのも一つの手です。それで良くなるか否かは期待できませんが、今は外部入力で高解像度キャプチャー可能なカードとチューナーを組み合わせるしか、便利な利用方法が無い現状が続きます(それが本当に便利であるとも言えないのが残念なところ)。


I-O DATA 地上デジタル対応TVキャプチャボード PCI GV-MVP/HX2




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