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今パソコンを購入するなら、どれが良いのだろう?


パソコンは、しばらくショップの観察を怠ると、すぐに訳が分からなくなってしまう現状。 それだけ進化が速い事を意味します。みなさん、どんなパソコンを購入しているのであろうか? 買い得なものを紹介しなくてはならないのに、今は逆に聞きたい心境の管理人。

AMD(エーエムディー)から B3 ステッピング クワッドコア Phenom(フェノム)が発売されました。 これは凄い事なのか? 大人の事情で待っていたユーザーは多いと思われます。 それまでの Phenom から名称が Phenom X4 に改名されました。 これで間違わずに購入できますね。 Phenom X4 はネイティブクワッドコアと呼ばれるジャンルのプロセッサです。 クワッドコアは 4 つのコアが搭載されている意味で(デュアルコアは 2 つ)、ネイティブが付くのが売りです。 Phenom X4 はプロセッサが最も高速にアクセスできるメモリを必要なコアに分配できる優れもの。これこそ本来のクワッドコアでもあります。



AMD Phenom X4 ネイティブクワッドコア

登場したのは、クロック速度 2.4 GHz 、L2 キャッシュ 512KB × 4 の Phenom X4 9750 、倍率可変可能モデルのクロック数 2.5 GHz L2 キャッシュ 512KB × 4 の Phenom X4 9850 。 価格はどちらも 3 万円を余裕に切る破格のお値段です。なら、これが一推しなのか?

AMD Phenom X4 はクワッドコアとして考えた場合、製造プロセスが Intel (インテル) より1世代前の 65nm(ろくじゅうごナノメートル)で製造されています。 これが露骨に出ているのは、消費電力の高さ。どちらも TDP 125W と一世代前のインテル クワッドコア Q6600 よりも高い。 さらにクロック数が上のモデルも登場するかも知れませんが、TDP が下がるより、良くて横ばい、たぶん上昇してしまうと思われます。 TDP 125W に納得できれば、Phenom X4 9750 と Phenom X4 9850 は買いとなります。 それ以上高クロックなモデルが登場しても、買い得かどうかは不明です。

AMD Phenom X3 も登場予定とされています。 これは、何なのか不明です。2コアがデュアルで4コアがクワッド、なら 3 コアの Phenom X3 は何て呼べばいいのか? とにかく 3 コアプロセッサとなります。デュアルコアからクアッドコアへ移行する中、3 コアは進化を促進するのであろうか? クワッドコアが絶対的に高価なプロセッサでは無くなった今、3 コアが登場する意味はただ一つ。 ネイティブだからできるAMDの強みであり、同じくクワッドコアを登場させている Intel にはなし得ないプロセッサです。 逆に言えば、なさなくてもいいのかも知れません。もし、現段階でネイティブを活かして5コアプロセッサを登場させてきたのであれば話は別です。



やはり Intel 45nm Core2 Quad が圧勝か?

ならば、Intel のクワッドコアを検討した方が無難か? Intel は 2007 年 11 月の時点で 45nm プロセッサ Core2 Extreme(コアツーエクストリーム)QX9650 を登場させています。 クロック数 3 GHz 、FSB 1333 MHz 、L2 キャッシュ 6 MB × 2 でありながら、製造プロセスの違いか、65nm Core2 Quad(コアツークワッド) Q6600 と消費電力が変わらない凄さで、技術の進化を感じさせられます。 しかし、これは非常に高価なプロセッサであり、必要なユーザーが購入する分にはおすすめでも、多くのユーザーに買い得だとすすめられるものではありません。 今なら、クロック数 3.2 GHz 、FSB 1600 MHz にアップグレードされた Core2 Extreme QX9770 、さらには、ソケットが LGA 771 になる同クロックの Core2 Extreme QX9775 も検討の対象となるでしょう。

それより、Phenom X4 の価格と比較して良いプロセッサは無いのであろうか? 今年に入って登場した比較的買いやすい価格の 45nm クワッドコアは、クロック数 2.66 GHz の Core2 Quad Q9450 、クロック数 2.5 GHz の Core2 Quad Q9300 。 65nm クワッドコアで爆発的な人気を集めた Q6600 より少し高いくらいの値段で販売されれば良いのですが、Core2 Duo の置き換えとは少し異なります。 クロック数 2.5 GHz の Core2 Quad Q9300 は、確かに Q6600 に近い価格であり、本来であればおすすめに入るのですが、L2 キャッシュが 3 MB × 2 に下がってしまっています。 これは、ネイティブクアッドの AMD Phenom X4 なら納得できますが、Intel のクワッドコアはデュアルコアの Core2 Duo × 2 でクワッドコアと考えるのが一般的です。 ネイティブクワッドコアの様に、必要なコアにL2キャッシュを分配する事ができず、片方の Core2 Duo だけで考えた場合、利用できる L2 キャッシュが下がってしまいました。 クロック数、FSB 、製造プロセス共に向上していて、価格も現役時代の Q6600 に近いものがありますが、難しい選択になるでしょう。



まだまだ現役? Intel Core2 Quad Q6600

となると、クロック数 2.66 GHz 、L2 キャッシュ 6 MB × 2 の Core2 Quad Q9450 となります。 しかし、現時点でプロセッサ単品 4 万円オーバーは、厳しいものがあります。 つまり・・・買い得でおすすめのプロセッサが無いのかも知れません。 Phenom X4 は、製造プロセスで言えば、Q6600 と互角。しかしながら、消費電力は上となります。 価格は同等かも知れませんが、Q6600 も 45nm クワッドの登場で、かなり値を下げてきました。 65nm Q6600 は、クロック数が 2.40 GHz 、L2 キャッシュ 8 MB とまだまだ現役。 同クロックで考えれば、Phenom X4 9750 がライバルとなりますが、Q6600 は安定性が抜群で 3 GHz クラスにオーバークロックして利用しているユーザーも多いと思われます。 ネイティブがどれだけ威力を発揮するか考慮する必要があり、それを超えても TDP 125W なので、非常に難しい状況です。 値段だけで決めるのであれば、管理人は一世代前の Q6600 をおすすめします ( FSB 1066 MHz になります )。 性能も重視して、価格も中間を狙うなら、Core2 Quad Q9450 ( FSB 1333 MHz になります)。



デュアルコアなら、価格は納得できます。

デュアルコアを検討するならば、もう少し話しは早いかも知れません。 45nm プロセッサでありながら、価格は 65nm プロセッサとほぼ同じで登場しています。 おすすめは、クロック数 3 GHz 、FSB 1333MHz 、L2 キャッシュ 6 MB の Core2 Duo E8400 がお買い得です。 クロック数が 3.16 GHz の E8500 もありますが、現時点では価格がクロック数と見合わないかも知れません。 とりあえず、3 GHz の壁を乗り越えたイメージは強いですが、買い得とは言えません。 また、2.6 GHz の E8200 を選択するのも問題無いと思いますが、3 GHz の E8500 と価格を比較すると、多くのユーザーは E8500 を選択すると思われます。 この辺は気持ち的な問題も含めて、先頭が 2 であるか 3 であるかに意味があります。 また、200 MHz では無く、400 MHz の違いがあるので、性能的にも満足できるでしょう。



本当にデュアルコアでいいの?

しかしながら、デュアルコアを選択するべきかを問う事も大事です。 クワッドコアが上級者向けで、デュアルコアが初心者向けであるとは限りません。 それは、Windows Vista(ウインドウズビスタ)Ultimate が上級者向けで、Home Basic が初心者向けであると同じくらいの間違いです。 例えば、管理人はクワッドコアの Q6600( クロック数 2.40 GHz )を 3 GHz にオーバークロックしてホームページを制作しています。 Microsoft Office OneNote 2007 で適当に文章と画像をまとめ、Microsoft Office Word 2007 でスペルチェックをし、Microsoft Office FrontPage 2003 で HTML を作成します。ページで利用する デジタルカメラ で撮影した写真は、Windows フォトギャラリー、もしくは、Windows Live フォトギャラリーで選択して、加工はペイントと Microsoft Office Excel 2007 を使い、最終的に Microsoft Office FrontPage 2003 で完成させます。 この状況で、メールを確認するために Microsoft Office Outlook 2007 を起動しても、1 秒掛からないのが普通で、作業が込み入っている場合、それでも2秒がいい所でしょうか。 実際にどれだけのアプリケーションを起動できるかは、メモリの積載量に関係しますが、それらを利用する上で快適性を求めるなら、コアが多い方が有利です。


これは極端な話かも知れませんが、例えば、私は Microsoft Office しか使わないから、デュアルコアで十分とも言い切れません。 最小構成の Office でも、Word 、Excel 、Outlook となり、これらを連携して使う場合が多いと思います。 いえいえ、Word だけを常に使っていますと言うのであれば、タスクは Word だけの様に感じますが、セキュリティソフトは? ガジェットは?音楽は? 時には、Windows Media Center でテレビを視聴、もしくは、録画しながら作業する事もあるでしょう。 そして、セキュリティスキャンを走らせながら、これらの作業をするのはデュアルコアよりクワッドコアの方が安定します。



テレビや映画もフル HD の時代へ

そして、フル HD の登場です。 Blu-Ray(ブルーレイ)が特殊なものであれば良いのですが、地上デジタル放送と同じく一般化します。 私は Windows XP が良いからといって、アナログ放送にしがみついている訳にはいきません。 それらの視聴環境が整ってから、パソコンを買い換えるのであれば問題ありません。 しかし、少しずつその環境を構築するなら、例えば、液晶が古くなったので買い換えるついでに、フル HD 対応の液晶を選択、DVD を見るためにドライブを買い換える時に、Blu-Ray ドライブも安くなったら、ディスクは 1 枚も持っていないけど選択するなど、先を考える必要があります(再生するには古いパソコンだと難しい)。 となると、クワッドコアを選択しておくのも、行き過ぎた行動では決してありません。



再生支援に期待するのも良いですが、おそらく一般的に利用可能になり、今年には地デジチューナー搭載の キャプチャーカード が各社から登場してきます。やはり・・・ 最低クワッドコアは搭載した方が無難かも知れません。ハイエンドマシンとなると、それなりに使い道が定まったユーザーでないと、価格的に勿体ないかも知れません。逆に、ローエンドマシンだと、価格は安いのですが、パフォーマンスを考えると利用できる期間が少ないかも知れません。そう考えると、中間のマシンが一番おすすめです。中間のマシンを購入した場合、時間が経てばローエンドマシンも経験する事になります(古くなるか)。ローエンドマシンを購入すると、その上のスペックを経験する事はできません。パーツ単位でアップグレードするのは、好きな人じゃないとできませんし、トータルの出費は中間マシン以上になるかもしません。ハイエンドマシンを購入した場合、もしかするとローエンドマシンになる前に買い換えるかも知れません(心境的に耐えきれないなど・・・)。



Windows Vista に関しては

Windows Vista に関しては、登場して 1 年 3 ヶ月でしょうか?ベータの期間を含めると、管理人は2年くらい利用していますが、これからパソコンを始めるユーザーには、Windows Vista が一番おすすめです(メーカーパソコンには標準搭載ですし)。 Windows XP を触れたユーザーからすれば、Windows Vista は少し厄介な OS かも知れません。 それ以前から利用しているユーザー、例えば、Windows 98 より Windows ME の方がマルチメディアに長けていると感じたユーザー、Windows XP が登場した事で、Windows ME の存在した意味が分からないと嘆かれたユーザー、Windows 2000 の安定性に感動したユーザー、Windows 2000 で動かないアプリケーションが多く、Windows 98 や Winodws ME に戻したユーザー、Windows XP が登場したのは良いが、重すぎてまともに動かないためパソコンを買い換えたユーザー。 これらの過程を乗り越えて Windows を利用しているユーザーにとって、Windows Vista が登場して嘆かれる人は少ないかも知れません。 むしろ、毎度の事ではないか?なぜ、こんなに騒いでいるの? 32 ビットから 64 ビットに移行した訳でもあるまい。などと感じるかも知れません。

Windows Vista に乗り換えるタイミングは、Windows Vista が登場した時や、SP1 の登場とは関係無く、パソコンを購入した時です。 Winodws XP で利用していたパソコンで、OS だけ Windows Vista にアップグレードするのは、どうしても Windows Vista の機能が使いたい場合のみに限定されるでしょう。 パソコンのスペックに依存しますし、Windows Vista に似た様な事は、Windows Live サービスなどを利用すれば Windows XP でも可能な部分もあります。 パソコンと同時に購入した OS が、一般的にはそのパソコンに一番合った OS とも言えます。ある程度、先を見越して OS は作られている、いや、そうであって欲しい。 Windows Vista が登場して 1 年 3 ヶ月経った今、今度は現時点での中間マシンを購入して、古い OS が最適とも言えなくなる時期です。 どちらを選ぶべきか、それは私にも分かりません・・・。シャーロックホームズなら推理はできるかも知れませんが。





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