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Windows Vista をインストールして1ヵ月。バックアップと再インストール。

 前回の続きです。SATA接続のハードディスクドライブが1つしか無い状態で、その1つがOSを再インストールするまでのトラブルに遭遇しました。手元にある空きハードディスクドライブは全てIDE。


前回 の続きです。Internet Explorer 7 が異常に停止を繰り返し、挙句の果てに管理者権限なしでは起動できなくなりました。 システムの復元、デフラグができない状態となり、パソコンを起動する度に強制的にスキャンディスクが実行されます。



バックアップ

この状態でも OneNote 2007FrontPage 2003 は動くので、ホームページの更新は可能ですが、データを考えると全ての作業を終了して、再インストールした方が無難と判断しました。

シリアルATA 接続の ハードディスクドライブ は、この異常が発生したシステムがインストールされた容量500GBの1つしかありません。あとは他のパソコンに接続された IDEハードディスクドライブだけです。500GBの内、200GBがバックアップするデータとなります。



160GBの3.5インチと40GBの2.5インチハードディスクドライブが余っていたので、ここに200GBをバックアップする事にします。



今回の自作パソコンでは、意味はないのですが ラトック リムーバブルケース にCドライブとなる500GB SATAII ハードディスクドライブを接続していました。このリムーバブルケースは、変換トレイを利用して IDEハードディスクドライブを SATA 接続する事ができます。



そこで、リムーバブルケースに収納してあったSATAII 500GBを、PCケースのシャドウベイに移動して、バックアップ用に使うIDE 160GBハードディスドライブをリムーバブルケースに収納しました。そもそも、ハードディスクドライブ1台の環境でOSを切り替える訳でもないので、リムーバブルケースを利用するメリットは熱対策でした。5インチベイの部分に設置する事で、PCケースのエアフローに適したポジションと、リムーバブルケースに付属されたファンにメリットがあります。しかし、その代償として騒音が気になっていました。他社製の同容量のハードディスクドライブを利用した事がないので比較できませんが、今回購入した Seagate ST3500630AS は、それまで利用したハードディスクドライブの中で一番音が気になります。これが、シャドウベイに移動した事で、いくらか気にならなくなりました。



これで160GBのデータはバックアップできたので、残るは40GBです。 40GBハードディスクドライブはノート用の2.5インチなので、シリアルATAリムーバーブルケースは変換トレイを利用する事ができません。LANで接続された Windows XP パソコンに移動する事になりました。



画像、写真、音楽、動画、自分で作成したファイルなどは、圧縮せずにそのまま別ハードディスクドライブに移動しましたが、ユーザー設定に関しては「Windows 転送ツール」を利用してみました。全体のバックアップとなると時間がかかりますが、個人の設定だけなら簡単です。このツールは、メールデータ、アカウント、ブラウザのお気に入りなども復元してくれますが、管理人は Windows Live Mail を常用しているので、対応しているか不明です。念のためアカウント、アドレス、メールデータを別にエクスポートしました。もちろん、サポートしていると思われる、ブラウザのお気に入り、クッキー、フィードも別にエクスポートしました。



再インストール

起動が遅くなるため、普段はファーストブートデバイス(1番目に起動するデバイス)にシステムがインストールされたハードディスクドライブを指定していますが、Windows をインストールする時はDVDから起動する設定に変更します。あと、念のためオーバークロックを解除してノーマルに変更します。

コンピュータの電源を入れ、PSOT画面、もしくは、 マザーボード メーカーのロゴ画面で「DEL」キーを押して、BIOS設定ユーティリティを起動します。 「起動デバイスの優先度」で「起動デバイス1」を光学式ドライブ、「起動デバイス2」を、Windows Vista(ウインドウズビスタ)を再インストールするハードディスクドライブに設定して保存します。 コンピュータが再起動すると、壊れた Windows がインストールされたハードディスクドライブより先に、インストールDVDが挿入された光学式ドライブにアクセスします。 画面に「Press any key to boot from CD or DVD...」と表示されたら、「Enter」キーを押します。 これで、「起動デバイス1」に設定したデバイス、つまり、光学式ドライブから起動する事ができます。 「Enter」キーを押すのが遅れると、起動デバイス2で指定したハードディスクドライブにアクセスして、再び壊れた Windows Vista が起動してしまいます。

ハードディスクドライブの領域を解放し、再び作成、フォーマットを指定して、Windows Vista の新規インストールへと進みます。





マザーボード「ASUS P5B Premium Vista Edition」には、Windows Radyboost用のフラッシュメモリ512MBが搭載されています。パーティション設定画面でASAPとして表示されるので無視します。また、バックアップした160GBハードディスクドライブも認識されますが、領域を解放するのは壊れたWindows Vista がインストールされた500GBハードディスクドライブです。ここを間違うと悲惨な事になります。





Windows Vista のインストールには、2回の再起動と、2回画面が真っ暗になります。2回の再起動は、最初のインストールDVDを読み込む作業は必要はありませんが、DVDは入れたままにします。そのため、ファーストブートデバイスで光学式ドライブにアクセスしますが、そのまま放置すればインストール途中のハードディスクドライブから起動する事ができます。



前回はBIOSの設定が分からず、インストールするのに苦労しましたが(途中でブルースクリーンに遭遇)、今回はあっさり可能でした。メモリ速度が正しく認識されていなかったためと思われます。今回、インストールできなければ、いそいでハードディスクドライブを注文する必要があります。しかし、正常な状態でインストールも完了できました。ハードディスクドライブはまだ使えるみたいです。



チップセットドライバをインストールする前のデバイスマネージャ。グラフィックスカードが自動で汎用ドライバが割り当てられ、インストール最後のWindows エクスペリエンスで正しく評価されないため、Windows Aero は有効になりませんでした。これは、前回は不安定な状況でインストールしたためと思っていましたが、通常動作の様です。グラフィックカードドライバをインストールしてからWindows エクスペリエンスを実行すれば、Windows Aero が有効になります。



ドライバ、Windows アップデート、各種アプリケーションを適用した後に、Windows 転送ツールを実行しました。壁紙や個人設定は、再インストールする前と同じく復元されます。



今回は、すでにバックアップが完了してからテストで実行してみましたが、一番オーソドックスな転送ツールであるアカウントを選択すると、右のディレクトリが適用されます。

Windows Live Mail に関する設定もこのフォルダに含まれると思われますが、今回は復元できませんでした。個別にエクスポートしたファイルをインポートして復元しました。「ドキュメント」フォルダは、キャプチャーカードの番組録画の保管場所も含まれました(アプリケーションにより異なる)。OneNote のデータも含まれます。Windows Media Center で録画した番組は、C:\Users\Public\Recorded TVとなるため、今回の転送には適用されませんでした。

Windows 転送ツールに関しては、何回がテストしてみないと分りません。



さて、問題であった 1920×1080 24Bit AVC/H.264 ファイルの再生ですが、アイコンがサムネイル表示に変わったので、前回の様にフリーズする事はなくなりました。しかし、何が壊れていたのかも不明のままとなりました。



Windows ムービー メーカーでの読み込みも確認でき、1920×1080 24Bit AVC/H.264 から Windows Media HD 1080p(7.8Mbps)にエンコードも可能。



新しい環境でトラブルに遭遇して困った事

今回のトラブルで一番困ったのは、一時的にデータを移動するハードディスクドライブを用意するのが難しいかった事。ハードディスクドライブ1台で常用しているパソコンは、今回が初めてですが、やはりWindows がインストールされたシステムと、写真、動画、音楽、オフィスなどで作成したデータは、別ドライブに保管しておいた方が無難です。年内にデータを保護するためにハードディスクドライブを増設する予定ではいましたが、Windows Vistaを利用しはじめて1カ月で再インストールまでのトラブルに遭遇するとは想定外でした。

最初にインストールしたWindows Vistaでは、複数のアプリケーションをテストとしてインストール、アンインストールを繰り返していました。今回は2回目なので、自分に必要なアプリケーションが把握でき、シンプルな構成にまとまっています。しかし、また時間が経てば同じ状況に遭遇する可能性が高いと思われます。データのバックアップは当然ですが、その前にCドライブと同容量かそれ以上の物理的なハードディスクドライブを購入しておくのが無難です。特に、年末年始にこれに遭遇すると悲惨。

バルクの値段で購入できるショップが近場にあれば良いですが、無い場合は電器屋さんか通販を利用する事になります。普通の電器屋さんにバルクハードディスクドライブが販売されているケースは少なく、全く買い得ではないハードディスクドライブなら入手できるでしょう。通販の場合、買い得なハードディスクドライブを購入できますが、年末年始は商品が届くのが遅れると予想します。年末に届いたとしても、精密製品ゆえに初期不良に遭遇するケースを想定して、やはり12月前半に入手する方がよいでしょう。送り返して新しいハードディスクドライブが年内に到着するくらい余裕をみましょう。

また、年末は大掃除ブームとなるため、パソコン内に手を伸ばすユーザーも多いでしょう。普段やらない事をやったがために、トラブルを誘発する可能性が高くなります。しかし、掃除をするのは良い事なので、やらない事を勧める訳にもいきません。いずれにせよ、ハードディスクドライブの確保は重要です。






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