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Windows Home Server インストール PC

 一般家庭で気軽に利用するために開発された Windows Home Server。現時点では英語版となり、接続する端末にインストールされた日本語版OSはサポート対象外となります。でも、動かない訳でもない・・・


これは・・・非常に難しいパソコンです。 一般的にSOHOや企業で利用する Windows Server とは異なり、家庭で利用するパソコンとも異なります。 家庭で利用するサーバーと、それがインストールされたパソコンが正解でしょう。 しかし、現時点では販売が開始されるものの、英語版であり、日本語版の Windows をサポートしません。 つまり、普通のパソコンとして間違って購入しない様に注意が必要です。

本来ならば、ヒューレットパッカードが一番乗りで販売すると勝手に思っていましたが、英語版だけのサポートなので販売しないのは当然でもあり、逆に曖昧な状況で販売しないところで信頼があります。 しかし、カスタマーズパソコンショップでは、今月の下旬には販売されてしまいます(9月29日)。何でこんな事になったのでしょうか?



おそらくは、DSP版としてパソコンやパーツと一緒に Windows Home Server が販売されるからでしょう。 しかし、今までの Windows とは異なり、英語版だけしか存在しません。そして、このOSはサーバーであるゆえに、接続する端末のOSも関係しますが、端末のOSも英語版しかサポートしません。 これは、開発元のマイクロソフトのページでも、赤文字で注意として表記されています。

Windows Home Server とは(リンク切れ)

↑ページを参照すると分りますが、「日本語版クライアントでの英語版 Connector Software の動作は確認されていますが、正式なサポートはされない」となっています。 動くけど、サポートはしていないと解釈して良いのか? おそらく、これを購入するユーザーは、開発段階から英語ページを参照して情報を豊富に持っていると思われます。初心者ユーザーが間違っても購入してはなりません。



一方、Windows Home Server の必要性は、環境によって異なります。 既に複数のパソコンを家庭で利用している場合、ルーター使ってファイルの共有を実行している場合も多いでしょう。 OS再インストールの時にデータを一時的に他のパソコンに回避したり、デジタルカメラで撮った写真やファイルを他のパソコンに転送したりと、一度使うと便利で手放せない機能です。

そんな環境では、Windows Home Server を家庭に導入するメリットはあります。 Windows のファイルの共有機能は、外部に接続する事はできませんが、Windows Home Server は外部からアクセス可能になります(個人用のWEBアドレスにブラウザでアクセスして自分のファイルを参照)。 もちろん、家庭内の複数のパソコンで利用するだけでも、家族が共有するデータを集中管理できるので、それぞれのパソコンから重複するディスク領域を削減でき、情報を共有するのが簡単になるでしょう。

バックアップと復元機能は、バックアップが行われていないデータだけを効率良く実行し、複数の端末に重複したデータがある場合でもサーバーに1つだけバックアップします。 これにより、コンピュータ全体や個別のファイルだけを以前の状態に戻すことも容易になります。



家庭で利用する機能で最も重宝するのがメディアの共有機能と思われ、ホームサーバーに写真、音楽、ビデオの共有フォルダが作成され、そこに接続された端末からデータを保存する事で、家族全員のパソコンでこれらの情報を参照する事が可能になります(制御はサーバーで設定可能、例えば非公開ファイルなど)。 端末とはサーバー(ここでは Windows Home Server がインストールされたパソコン)に接続するハードウェアで、パソコンに限らずXbox 360 から接続する事も可能とあります。

最近、写真を使う機能が多方面で強化されつつあります。 それは、ブログスペースなど他の場所に移動して一般公開したり、友達だけに公開したり、ローカルのコンピュータでは容易に管理するための「Windows Live Photo Gallery」など。 安価になったデジタルカメラを利用し続ける事で、永遠にデータをデジカメに保存させておく訳にもいかず、データをパソコンに移動する作業が必要になります。 データの保管はメディアやホームページスペースに移動する事もできますが、管理しきれない量にパソコン内の忘れたフォルダに埋もれてしまっているケースも多いかもしれません。 写真データの集中管理は必要性に迫られているのですが、写真ほど安易ではありませんが音楽も集中管理は家庭内で可能と思われます。

残る問題はビデオ(動画)です。外部にアクセスする場合はいろいろ問題があるので、ローカル内で考えた場合、Windows に付属する機能制限版のIISでも同じ様な事は可能かもしれません。 データをサーバーに移動する時に、データベースのMySQLにファイルと検索用のタグなどの情報を入力して、登録フォームと視聴フォームをサーバーサイドスクリプトのPHPなどで作成したとします。 DivX WEB Plyaer などを使い、JavaScript で動的にサイトを構築すれば、家中のパソコンからブラウザ越しに動画を視聴できる環境を構築できます(面倒ならファイルの共有でファイルをダブルクリックしてもいいかも)。

しかし、どう考えても写真と異なるのは、動画は ハードディスクドライブ の容量を必要とするところです。 DivXなどの圧縮技術を用いた場合、それをするのに時間がかかります。そして、それを実行したとて写真なみに容量が減らせる訳でもありません。 動画を扱う場合はおのずと限界点が見えてしまいます。

Windows Home Server は、動画もカバーしていて、Windows Media Center が動作するパソコンからサーバーの動画を視聴できるとありますが、これの使い勝ってがどんなものか非常に興味があるところ。 サーバーを導入する事で、個々の端末のハードディスクドライブの容量を気にせず、サーバーだけドライブを増設していけば良いのですが、現実的に快適に利用するにはどれくらいの容量が必要なものか不明です。



重複したデータを各端末に保管する事で保険にもなりますが、Windows Home Server は気を使わずに設定次第で自動的にバックアップしてくれる様です。 興味のある方は、右画像をクリックして、PDF形式、または、XPS形式の日本語によるレビューガイドを参照して下さい。 ただし、9月29日に発売される Windows Home Server OEM版、または、インストールされたパソコンは英語版です。

Windows Home Server をインストールするパソコンは、ハードディスクドライブを増設しやすいケースを採用したものが良いとも考えられるし、企業で利用するサーバーとは違うので、リビングに気軽に設置できるキューブ型でも十分と考える事もできます。 ただ、サーバーとしては長く利用している内に記憶領域に不満がでると思うので、ハードディスクドライブを沢山搭載できるPCケースが有利かも知れません。 もちろん、外付けドライブであれば、初心者でも簡単かつ、キューブ型などPCケース内に収める必要もありません。気合が入った Windows Home Server インストールPCを販売するのはフェイスかと思われます。

最も賢く利用するのであれば、24時間電源を入れておく必要があるので、消費電力や静穏にもこだわりたいところ。 電気代を節約するには、家庭のパソコン全てが稼動している間だけ電源を入れておく方法もあります。 とりあえず、日本語版が登場するまで待った方が無難です。 試したい場合は、OEM販売でOSとFDDドライブなどとセット購入して利用してみても良いかも。 また、提供開始された Windows Server 2008 Release Candidate (RC0) とは別物なので混同しないようにしましょう。





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