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2006年夏 本命のインテル デュアルコア プロセッサとされる Core2 Duo


パソコン関連のホームページの管理人ゆえに、パソコン購入のアドバイスを聞かれることが多々あります。 ポイントになるのは、性能と価格です。 メーカー製パソコン以外では、高性能なものほど高価になるのは当たり前。 性能だけで選択するのであれば説明は簡単なのですが、パソコンパーツには買得なラインが存在します。

例えば、ノートパソコンなら液晶の大きさや、 ハードディスクドライブ なら容量の買得なラインです。 それらの情報を組み合わせておすすめのパソコンを導きだすのですが、インテル デュアルコア Core2 Duo プロセッサが登場を控えたここ 2 〜 3 ヵ月は、おすすめパソコンを探すのに苦労します。

さらに Windows Vista(ウインドウズビスタ)も来年に控えています。 でも、そんな事を言ってたらパソコンなんていつまでたっても購入できません。 だから買いたいと思った時に購入するのが一番なのですが、Core2 Duo プロセッサが登場した以上、間違いなくこのプロセッサを搭載したパソコンがおすすめです。 しかも、どんなユーザーに対しもおすすめできるプロセッサです。 つまり、ゲーマーにも初心者にもビジネス向けにも。


なぜこのプロセッサがおすすめなのか?

最新のデュアルコアだからです。


デュアルコアなら既存の PentiumD があるじゃないか!

1 つのダイに 2 つのコアを搭載すればデュアルコアですが、それ以外の部分も大事なのです。 シングルコアが全盛期のころ、デュアルコアの登場を望まれていましたが、本当に PentiumD を望んだのかと言われるとそうとも言えません。 電気系に詳しい人なら良いのですが、管理人は全くの無知です。

しかしパソコンを使っているユーザーなら、デスクトップとノートパソコンの性能の逆転を感じていたのではないでしょうか? クロック数はあきらかにノートパソコンの方が低いのに、デスクトップパソコンより作業が快適に感じたりしなかったでしょうか? もっと簡単に言えば、クロック数はたいして変わらないのに、Celeron と Pentium4 なら Pentium4 の方が快適だったり。

要するにクロック数だけで判断するのであれば、処理能力はクロック数が高いものが上になります。 しかし先に上げたユーザーが感じる事とは、クロック数だけではパソコンを使用するのに快適か否かを判断するのは難しいという事になります。


では何を基準に判断するのか?

全部です。 プロセッサで言えば、クロック数、FSB、L2キャッシュ、また、それを搭載する マザーボード のチップセット。 この中で、どれか一つを基準に判断するのは難しいです。微妙なのが、情報を伝達する道に等しい FSB(フロントサイドバス)とそれに対応するマザーボード。 CPUが最も高速にアクセスできるメモリ L2キャッシュ搭載量。

クロック数、FSB、L2キャッシュがどれも高ければ、当然性能は良いでしょう(でも高価です)。 同クロックで、FSB、L2キャッシュが低い場合、それらのマイナス面をクロック数が補う事になります。 逆を言えば、クロック数が多少低くても、FSB、L2キャッシュが高ければ、FSB、L2キャッシュがクロック数のマイナス面をカバーしてくれます。 この関係がクロック数だけでは快適性が判断できない原因になります。


ノートはデスクトップよりクロック数とFSBが低い

現段階ではデスクトップの標準 FSB は 800MHz。これに対してノートの FSB は533MHz〜667MHz。 さらに搭載するプロセッサのクロック数はノートパソコンの方が低いです。 となるとノートパソコンのプロセッサで優れている点は、L2キャッシュ積載量だけとなります(消費電力はここでは省く)。 つまりノートパソコンの方が快適だと感じた場合は、このL2キャッシュ積載量がポイントになっているみたいですね。 新しいプロセッサが登場した時に、そのプロセッサの搭載するL2キャッシュ積載量により、快適性を想像する事ができます(勝手な想像だが・・・)。

例えばデュアルコア PentiumD プロセッサは、初期に登場した物より、後に登場した物の方がL2キャッシュ積載量が多くなっています。 PentiumD 8xx シリーズより、PentiumD 9xx シリーズのL2キャッシュ積載量は倍になっています。 マイナーバージョンが後期に登場する場合もあるので、新ければ良いとも限りません。 複雑ですよね。つまりデュアルコアの中にも、買得なラインが存在しているのです。


デュアルコアプロセッサ PentiumD と Core2 Duo の違いは?

まず、名前が違う・・・なんて事はいいか・・「ホームに聞く」のコーナーでは無いですし。 PentiumD は シングルコア Pentium 4 の後継。一方、Core2 Duo はシングルコア Pentium M の後継とも言えます。 デスクトップとノートパソコンの快適性の逆転を感じたのは、シングルコアの Pentium 4 と Pentium M です。

何でシングルコアに後戻りする必要があるのか? シングルコアの Pentium M とデュアルコアの PentiumD を比べるのはナンセンスです。 両方ともシングルコアで比べる必要があります。

Pentium 4 は結構長く君臨しているプロセッサですね。 登場した時は FSB400MHz でしたが、FSB553MHz → FSB800MHz となり、価格が全く違いますが最終的には FSB 1066MHz にジャンプアップしました(対応チップセットとソケットも変更)。 これと同じ様にL2キャッシュも増加されれば良かったのですが、こちらの増加はかなり長いスタンスで 2MB へとなりました。

一方ノート用のプロセッサ Pentium M は、FSBが400MHz 〜 533MHz とデスクトップのFSBには敵わないものの、L2キャッシュは2MBへと同等に引き上げられました。 ここで色々な錯覚が発生する事になります。シングルコアの Pentium 4 プロセッサは非常に長い間販売されていました。特に低価格パソコンでは旧世代の478ソケットの Pentium4 が搭載される事が多かったです。 その状況では、L2キャッシュが 2MB の Pentium M の方が快適に感じてしまうのです(2MBの Pentium4 が登場したのはソケットが LGA775 になってから)。

この時点で消費電力の少ない、L2キャッシュの多いノート用 Pentium M をデスクトップに組み込む自作派が急増しました。 当然デュアルコアを想定するのであれば、消費電力が多きな課題となります(性能が2倍になるか否か不明なのに、省電力が倍になってしまう)。 つまり Pentium M 系の後継としてデュアルコアの登場が待たれていたわけです。

ところがデュアルコアプロセッサとして、Pentium 4 の後継である Pentium D が先陣を切りました。 シングルコアの Pentium 4 を購入するのであれば、デュアルコアの PentiumD の方が良いでしょう。 しかし Pentium M の優れた性能を感じていたユーザーにとっては、デュアルコア = Pentium D に納得がいかなかったりします。

そこで Pentium M 系列のデュアルコアとして、Core Duo が登場しました。 FSB は 667MHz に引き上げられ、今度は Pentium M の優れた性能を保持しています。 もちろん消費電力がカギとなるノート用のプロセッサなので、これをデスクトップに組み込むユーザーも多くなりました(BTOでも販売されていました)。



そして今回登場したのがデュアルコアプロセッサ Core2 Duo です。 Pentium D の後継と考えれば、FSB は 1066MHz に引き上げられ、L2キャッシュは上位クロックのみになりますが4MB を実現しています。

さらに Core2 Duo は Pentium D の後継と言うよりも、Pentium M や Core Duo のデスクトップ版と考えた方がいいでしょう。 消費電力が抑えられているのでバッテリを考慮する必要のないデスクトップでは、単純に電気代が安く済むメリットもあるのです(熱の問題にも有効)。 クロック数以外は何もかもが向上しています。 もちろん上がっては困る消費電力は下がっています。 こんなに都合が良いプロセッサは無いのです!! つまりどんなユーザーにも間違いなくすすめられるのです。


Core2 Duo を選択する時のポイントは?

FSB は 1066MHz 共通なのでポイントはクロック数と L2キャッシュです。 インテル(R) Core(TM)2 Extreme が最速に君臨しますが、プロセッサ単品価格が 10 万円オーバーなのでゲームユーザーにはおすすめなものの、一般的ユーザーには割高感があります。 となると誰にでもおすすめできるプロセッサは、下の表のベージュで塗りつぶされたプロセッサです(2007/7/30 管理人の勝手な判断)。 中間だからという理由ではありません。 L2キャッシュが 4MB でクロック数が一番低いものを選択しています。

プロセッサナンバー クロック FSB L2
インテル(R) Core(TM)2 Extreme 2.93GHz 1066 MHz 4 MB
インテル(R) Core(TM)2 Duo E6700 2.66 GHz 1066 MHz 4 MB
インテル(R) Core(TM)2 Duo E6600 2.40 GHz 1066 MHz 4 MB
インテル(R) Core(TM)2 Duo E6400 2.13 GHz 1066 MHz 2 MB
インテル(R) Core(TM)2 Duo E6300 1.86 GHz 1066 MHz 2 MB


プロセッサの世界では僅かなクロック数の違いが、上にいけばいくほど割高になります。 E6300 と E6400 を搭載したパソコンは 10 万円全後で購入できます。 しかし L2キャッシュはパソコンで作業を選ばず、ほぼ全般で恩恵を受ける事ができる重要なメモリです。

そこで E6600 を選択するのが妥当になります。E6600 を選択するのならクロック数が高い E6700 のが良いのでは? 値段を気にしなければそうなりますが、このジャンプアップには僅かなクロック数の違いで金額の値上がり方が尋常じゃありません。

E6400 と E6600 のプロセッサ単品価格差は 1 万円程度で済みます。 クロック数は僅か 0.27GHz の違いですが、L2キャッシュが倍になるので納得ができる価格差です。 一方 E6400 を選択するのであれば、L2キャッシュが 2MB なので、別に E6300 でもいいかなと感じます。 この辺は時期により異なるので現段階での意見しか書けませんが、あとはお財布次第となります。

全くパソコンに興味は無い、でも損はしたくないと思うのであれば、現段階では インテル(R) Core(TM) 2 Duo E6600(2.40 GHz/1066 MHz/4 MB)。 本当は上の表に価格を掲載すればいいのですが、価格はショップによって違うし時期により変動します。


パソコンに興味が無いので、パーツ単品で比較するなんてウザい

そんな方には BTO で組み込まれた標準スペックの価格を参照するのが一番分かりやすいと思います。 今回取り上げるのは、カスタムパソコン販売ショップ「TOWTOP」の Intel Core2 Duo プロセッサ搭載 VIPシーリズです。

ただ現時点では台数限定セールをやっているので、上でおすすめしたプロセッサを搭載したパソコンが低価格で販売されいます。 セールをやっているから上のプロセッサを選択したのではなく、性能と価格で判断しました。 つまりショップでこのプロセッサをセールすると言う事は、買い手に最も適したプロセッサを勧めます。 管理人としてはたまたま見たサイトなのですが、カスタムパソコン販売ショップ「TOWTOP」は優良店だと判断できます。


このプロセッサの登場を待っていたユーザー

何かの漫画で読んだセリフ「人の行く道、その裏にもまた道はある」。 インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサを購入するために インテル(R) Core(TM)2 Duo プロセッサの登場を待っていなかったユーザーもいます。 そうです、このプロセッサが登場する事で旧プロセッサの価格が一斉に下がるのです。 これにより 39,800円パソコンなどの激安 PC のパソコンスペックが向上します(デュアルコアプロセッサを搭載したモデルもあります)。

10万円オーバーのデスクトップパソコンを購入するのであれば、新しく登場した Intel Core2 Duo プロセッサ搭載パソコンを購入するのが一番ですが、 10万円以下のパソコンを購入したとて、パソコンスペックが従来よりもワンランク上を狙えます。 ある意味、来年登場予定の Windows Vista を利用するのであれば、最低ランクのパソコンでも Pentium 4 や Pentium D が必要なのかも知れません。


サポートが終了したWindows 98 / ME ユーザー

NT系 OS にアップグレードしないでここまで粘ってきた Windows98 / ME ユーザーは、あと半年待っても良いかも知れません。 これらの OS が搭載されたパソコンでは、スペックの問題で最新の OS だけ購入してもまともに動くとは思えません。 つまりパソコンごと買い換える必要があります。

今、新プロセッサが登場した事により、 WindowsXP にアップグレードするチャンスではありますが、あと半年もすれば新しい OS Windows Vista が登場します。 ここでパソコンを購入すると、おそらく Windows Vista への移行はかなり先になる事が予想されます。 なぜならば、WindowsXP に移行しないでここまで頑張ってきたのだから、きっと次も使いきるでしょう。





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