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内蔵フロッピーディスクドライブの増設方法

 OEM版のWindowsとセットで購入したフロッピーディスクドライブ。使わないとライセンス的に問題がありますね。


フロッピーディスク自体の販売が減少した今、いくらパソコン初心者のサポートページとは言え、フロッピーディスクドライブの増設方法を掲載する意味はあるのか? 実は・・・いろんな意味で必要だったりします。記憶容量的には実用性は全く無く、CD-R 、DVD-R 、もしくは、SD メモリなどの記憶媒体が主流となってた今でも、フロッピーディスクドライブは販売されています。



単体で購入する場合はほとんど無いと思われますが、 OEM、または、DSP 版の Windows と一緒に販売されていますね。 OEM の OS はライセンスの都合上、ハードウェアと同時に販売するのが鉄則で、一緒に購入したハードウェアと共にライセンスを保有する事ができます。 つまり、フロッピーディスクドライブと一緒に購入した場合は、そのフロッピーディスクドライブと一緒に利用する事でライセンスが有効になり、フロッピーディスクドライブが壊れれば、Windowsのライセンスも消滅する事になります。 メリットとしては、エディションにより異なりますが、Windows が 1 万円前半と破格の値段で購入できる事。 リテール版のアップグレードを購入するよりも低価格となります。

Windows DSP 版 一覧



ハードウェアに依存せず、パソコンを変更しても、それまで利用していたパソコンから完全に Windows を抹消する事で、他のパソコンへインストールが可能なのがパッケージ版の Windows です。 価格を比較すると、OEM 版より割高、というより、かなり高価なポジションにあると思われます。この金額には完全なライセンス料金とパッケージやサポートの価格が含まれているのですが、一般的にはパソコンと同時に OEM を購入してトータルコストを安くするか、バルクのハードウェアと同時に購入して割り切ったライセンスで利用する方がお得です。

そして、OEM 版の Windows とセットで販売されているのがフロッピーディスクドライブです。 もちろん、 ハードディスクドライブ 、メモリ、光学式ドライブなどとも一緒に購入できますが、フロッピーディスクドライブを多く目にするのは、ドライブ自体の価格が安いからです。 単純に OS を安く入手したいから、同時に購入しなくてはならないハードウェアを一番安いものにする考え方なのですが、もちろん、同時に利用する事でその OS のライセンスを保有する事ができるため、一緒に購入したハードウェアは増設する義務が生じます。


設置する場所

内蔵フロッピーディスクドライブは共通して3.5インチベイに設置します。 ベイには DVD ドライブなどの光学式ドライブを設置する5インチベイと3.5インチベイしか無いので、横幅が小さい方のベイになります( 右下画像は5インチベイに 3.5 インチデバイスを設置するアダプタ )。



Windows 98 SE / ME / 2000 から Windows XP にアップグレードする場合、アップグレード版のパッケージを購入するより、OEM 版を購入した方が安く済みます。 現時点では Windows Vista の OEM 販売はありませんが、登場すればやはり同じ事が言えるでしょう。Windows Vista の場合は必要とするハードウェアのスペックが高いので、既存の環境からアップグレードするにはパソコンスペックを考慮する必要があります。 つまり、安いからと言って利用しているパソコンに 3.5 インチベイが搭載されていなければ、ライセンス的にはフロッピーディスクドライブと同時に購入する OEM 版の Windows は無理がある事になります。

FDDラック TK-FDD2

一方、3.5 インチベイに既にフロッピーディスクドライブが搭載されているのであれば、同時に購入した新しいドライブと交換してしまえばライセンス的に問題無いでしょう。 どのみちフロッピーディスクドライブや光学式ドライブはヘッドや光を読み込む部品が消耗品です。読み込みが悪くなったら交換してしまうのが一番でしょう。



ドライブ背面のケーブル接続端子

フロッピーディスクドライブの背面には、電源ケーブル(白)とフロッピーディスクケーブル(黒)を接続します。



フロッピーディスクケーブルの接続

フロッピーディスクケーブルは、ATA ハードディスクドライブを接続するIDEケーブルと似ていますが、ケーブルがねじれているのが特徴です。 このケーブルはどちらも マザーボード に接続されています。一般的にはマザーボードを購入すると付属されていますが、パソコンを購入した時にこのケーブルが付属されていなければ、別途購入する必要があります。



ATAハードディスクや光学式ドライブを接続するIDEケーブルとは横幅も異なります(右写真では上がフロッピーケーブル、下が IDE ケーブル)。 つまり、間違って接続する事はありません。



フロッピーケーブルの上下は分かりにくです。しかし、しっかり挿ささる方向と、ぐにゃっと挿ささる方向があります。 もちろん、しっかり奥まで挿ささる方が正しい。 上下を逆に挿してパソコンを起動した場合、プロッピーディスクドライブが利用できないものの、壊れる事はありません(保障はできませんが、管理人の経験では壊れた事がありません)。



パソコン購入時にフロッピーディスクドライブが搭載されておらず、フロッピーケーブルも見当たらない場合は、マザーボードにケーブルを接続する必要があります。 同じようなコネクタはやはり光学式ドライブを接続するIDEケーブルコネクタとなりますが、大きさが違うので挿ささらないです。



右はフロッピーケーブルをマザーボードに接続した状態です。もう一方をフロッピーディスクドライブの背面に接続します。

FDDケーブル



電源ケーブルの接続

フロッピーディスクドライブに電力を供給する電源ケーブルは、電源ユニットから伸びています。 フォーカスがずれていて申し訳ありませんが、右の写真のコネクタをフロッピーディスクドライブに接続します。



電源ケーブルの突起部分を、フロッピーディスクドライブ側のくぼみにひっかける感じです。 コネクタ自体はハードディスクドライブや光学式ドライブに接続する電源端子よりも小ぶりなので区別ができるでしょう。



電源ケーブルは逆に接続すると確実に燃えます。



バリューウェーブ 電源コネクタ変換ケーブ

バリューウェーブ 電源コネクタ変換ケーブ

価格:248円(税込、送料別)

フロッピーディスク用の電源ケーブル ( 電源コネクタ 4 ピン小 ) が見当たらない場合は、光学式ドライブなどに接続する電源ケーブル ( 電源コネクタ 4 ピン大 ) を変換するケーブルを購入する必要があります(または二股ケーブル)。

FDD 電源 ケーブル



ドライバーは Windows が持っているので、パソコンを起動すれば自動で認識され利用可能になります。 この他、フロッピーディスクドライブにメモリカードリーダーが搭載されたものもありますが、そちらフロッピーとは別に内部で USB 接続する必要があります。





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