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ATA PCIカードでハードディスクの壁を突破する

 マーザーボードに搭載されたBIOSの制限により、大容量のハードディスクドライブが認識できないのであれば、安価なインターフェイスカードを増設する事で認識させる事が可能です。


前回は、ハードディスクの増設で、137.4GBの壁を突破しつつ、USB2.0 リムーバブルケースでホットスワップに対応させた 日記 ( 5月4日 ) を書きました。 しかし、あくまでも増設用ハードディスクドライブの接続方法であり、起動用のハードディスクとしては機能しません。 本日は、起動用ハードディスク ( Cドライブ ) として、ハードディスクの壁を突破できる PCI カードをご紹介します。



ATA133 カードは、PCI バスに接続するカードで、IDE インターフェイスを2基搭載しています。早い話が マザーボード と一緒ですね。 ハードディスクの壁は BIOS の問題なので、BIOSアップデートが断たれた場合は、ATA133 カードに接続したハードディスクから起動すればいいのです。

カードの価格は \2,000〜\3,000 と低価格で ( BIOSアップデートが公開されていれば無料で突破できるので微妙でもある )、 RAID 機能を搭載している物が \500〜\1,000 ほど割高です。ここで思う事が、\1,000円未満の違いなら、 RAID 機能搭載を購入しておいた方が後々役に立つと思う事です。 しかし・・・・ハードディスクの壁を突破するのが目的ならば、余計な機能を搭載していない ATA133 カード を選択するのが無難ですよ。



今回付属されていた物は、マニュアルと CD-ROM ( ドライバ&アプリケーション ) 、ATA133 対応 IDE ケーブル2本。 ちなみに RAID が搭載されていても同じ内容の付属品です。起動ドライブ以外に設定する場合は、単純にPCI バスに挿して、プライマリ マスタから順番にハードディスクを接続、 OS からアプリケーションをインストールすれば認識されます。 ATA133 カードに接続したハードディスクドライブに Windows をインストールして起動用にする場合は、OSにより方法が違います。



Windows98の場合は、残念ながら増設用ハードディスクドライブとしてでしか使えません。つまり、Cドライブはマザーボードのプライマリマスタを使用する事になり、 ハードディスクの壁を突破できるのは、Dドライブ以下になります。 WindowsMEの場合は、パソコン起動時にプラグ・アンド・プレイでATAカードが認識 ( 全てのOS共通 ) され、壁を突破したプライマリ マスタ のハードディスクに、通常通りCD-ROMから起動してインストール可能です。 また、マザーボードのプライマリマスタ接続で WindowsME をインストールしたハードディスクドライブを、そのまま ATAカードのプライマリマスタに接続しても起動できました。



Windows2000、WindowsXPの場合は、付属の CD-ROM 内のドライバフォルダをフロッピーディスクに保存する作業が必要になります。 CD-ROM起動、フロッピー起動、どちらでも同じですが、インストール作業画面の下、灰色のバーに「Press F6 if you need to install a third party SCSI or RAID driver...」と表示されるので、 「F6」キーを押します。CD-ROM から読み込み作業の途中で、右画像のメッセージが表示されたら「S」キーを押します。



先に作成したドライバーフォルダをコピーしたフロッピーディスクを挿入して「Enter」キーを押します。



インストールするOSを選択して「Enter」キーを押せば、再び通常インストール作業に戻ります。このフロッピーは、もう一度インストール作業中に挿入を求められます。



パーティション設定画面で、120GB ハードディスクドライブまでしか対応していないマザーボードで、 160GB ハードディスクドライブが認識されています。後は通常通りのインストールを行えば終了です。



120GB までしか認識しないマザーボードと言えば、ソケット370や、初期のソケット478を搭載したマザーボードですが、 主にソケット370 を利用しているユーザーには重宝すると思います。ATA133に関しては、マザーボードが ATA100 までしか対応していない場合、 わざわざ ATA133 にするためにカードを購入するケースは少ないでしょう。

また、光学式ドライブは ATAカードに挿せないので、マザーボードのセカンダリマスタに接続したまま使用します。 ATAカードを増設すると、事実上 IDE 機器を 8 台まで接続可能になりますが、ハードディスクを沢山接続する場合は、電源をデュアルにする必要や、 熱対策を考慮する必要があります。



120GBのハードディスクを認識できるマザーボードなら、動画を利用しない限り十分かも知れません。 冒険的に使用するのもいいですが、結局ATAカードがハードディスクを探す時間、起動が遅くなるのも事実です。 ところで・・・ソケット370より古いパソコンだとどうなるのだろうか?

家にある最古のパソコンは、MB-Supportの初代WEBサーバーである、 FMV-DESK POWER SE ( FMV-5133DPS ) で検証してみました。このパソコンはBIOSが提供されてなく、2GBしか認識しません。 バージョンアップしてインストールしてあるWindowsME ハードディスクドライブをATA133 カード接続に切り替えた時点で起動できませんでした。 同じ2GBなのに・・・・・



40GB のハードディスクドライブを接続したところ、認識はしました。WinNT系OSのインストールで正常にフォーマットも終了できました。 しかしインストール途中の再起動で、ATA133 カードが認識されません。BIOS で PCI のIRQを固定した所、再起動しても認識される様になりましたが、 インストールは再開されません。  説明書では、プラグ・アンド・プレイに対応していない ISA バス接続のデバイスのIRQを全て手動設定するとあったので、 3日間ほどあの手この手でインストールを試みましたが、まともにセットアップできません。そういえば・・・・・ 元々、かなり前から普通にインストールできない様な気が・・・・



何だかんだで3日間ほど粘った所で、 ダースペーダーのボイスチェンジャー をいただき、ハードディスクの壁を突破する興味が失せました。 まぁ〜 Pentium 133MHz じゃ、WinNT系OSをインストールしても遅くて使えませんから、しょうがないですかね。 ATA133 カードを使用するのはソケット370のマザーボードユーザーがラインなのかも知れません。



ハードディスクの容量制限を突破する

ATA-133 IDE PCIカード

古いパソコンで、最近のハードディスクが搭載できない場合は、PCI ATAIDE カードを搭載する事で可能になります。 最新はU-ATA133対応カードですが、RAID 機能無しを選択すれば2〜3千円で購入できます。もし、ハードディスクを購入してしまって、 容量制限に遭遇してしまった場合は、安価に回避しましょう。





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