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DVD-ROM ドライブの増設方法

 DVD-ROM ドライブと限定する事はなく、光学式ドライブ全般で共通する増設方法です。 アップグレードするもよし、読み取りが微妙になってきたので安価なバルクを購入しても良し。


パソコンで DVD が見られる環境にするためには、DVD-ROM ドライブを購入して増設する必要があります。 現在、販売されているパソコンでは、CD-R / RW の書き換えと、DVD-ROM 再生が可能なコンボドライブや、 書き込み対応の DVD-ROM ドライブが搭載されている場合がほとんどです。しかし、古いパソコンを使用している場合、もしくは低価格を売りにしたパソコンでは、 未だに CD-R / RW ドライブが搭載されているケースがあります。 そんな場合はバルク品の内蔵 DVD-ROM ドライブを購入して増設するのが安上がりです。



増設を行うのは DVD 再生に非対応な右のデスクトップパソコンで、5 インチベイが 4 つ搭載されている内、1 つは CD-R / RW ドライブが搭載されています。 今回は右画像のホームズマークがある5インチベイにバルクの DVD-ROM ドライブを増設してみます。まずはパソコンケースを開けてみました(左下画像 ここからはパソコンのスイッチを切るだけでは無く、コンセントを抜きます)。今となっては工具無しで増設可能なパソコンケースが主流ですが、 古いパソコンはドライバーが必須です。



フロントのプラスチックを外すと、鉄板が剥き出しになります。上から 2 番目の鉄板を外す必要があるので、ペンチなどで切り取りましょう。 ちなみに、増設される事を前提に作られているため、部分的に切り離せば簡単に取れる仕組みです(真ん中の画像、赤い部分だけ切る)。 右下の画像は、鉄板を除去した状態です。ここに、DVD-ROM ドライブを増設します。




次は増設する DVD-ROM ドライブの設定です。IDE接続の DVD-ROM ドライブは、ハードディスクと同じくジャンパーと呼ばれる設定をする必要があります。 IDE 接続端子は、LGA775 以前の マザーボード に通常 2 つ搭載されていて、プライマリとセカンダリに分けられます。さらに、それぞれにマスタとスレーブの2つの機器を搭載可能で、 プライマリ マスタ、プライマリ スレーブ、セカンダリ マスタ、セカンダリ スレーブの合計 4 つの機器を接続できます。



パソコン購入時に、ハードディスクドライブ1基、光学式ドライブ1基の構成の場合は、プライマリ マスタにハードディスクドライブ、 セカンダリ マスタに光学式ドライブが接続されているのが一般的です。これは、OS をインストールするハードディスクドライブと、光学式ドライブを別 IDE ケーブルに接続する事により、 アクセスをスムーズにする計らいです。今回の私の環境では、ハードディスクドライブがプライマリ マスタで、CD-R / RW ドライブがセカンダリ マスタに設定されていました。

CD-R / RW ドライブと DVD-ROM ドライブの 2 つを設置した場合、優先されるドライブ ( CD-ROM から起動して OS をインストールする場合など ) は DVD-ROM ドライブになります。 普通に考えると、セカンダリ マスタの CD-R / RW ドライブをセカンダリ スレーブに変更して、増設する DVD-ROM ドライブをセカンダリ マスタに設定すれば良いと思いますが、 面倒なので、DVD-ROM ドライブをセカンダリ スレーブに設定してみました。ジャンパー設定は、ドライブの背面にあり、右上写真の赤枠の部分です(画像をクリックすると拡大表示できます)。 3 本のピンが2列あり、一番右に白いジャンパーピンが挿してあります。



このジャンパーピンをどの位置に挿すかにより、マスタ、スレーブの設定ができます。ジャンパーピンの挿し方はドライブにより異なり、各ドライブのどこかしらに説明が書かれています。 今回増設する DVD-ROM ドライブはバルク品なので、説明書は添付されていません。ドライブの部分に書かれた説明を探すしか方法は無いでしょう。 写真の DVD-ROM ドライブは、ジャンパの上の部分に説明がありました ( 右画像の赤枠 ) 。

左からケーブルセレクト ( CS ) 、スレーブ ( SL ) 、マスタ ( MA ) とあります。 上の画像では一番右にジャンパーピンが挿さっているので、マスタ ( MA ) に設定されている事が分かります。今回は、最初から設置された CD-R / RW ドライブがマスタになっているので、 DVD-ROM ドライブをスレーブに設定します。ジャンパーピンは真ん中に挿します。ケーブルセレクトは、IDE ケーブルに接続した状態を元に自動でマスタ、スレーブを設定してくれます。 ジャンパ設定の意味が分からない場合はケーブルセレクトを選択しても構いません。



ジャンパ設定が完了したら、DVD-ROM ドライブを 5 インチベイに納めます。



固定は両脇のネジを締めます ( ケースによりネジレスで固定できるものもあります ) 。ドライブの固定が完了したら、 ドライブの背面に IDE ケーブルと電源コネクタを接続します。ケースの左から作業をするので、 先に IDE ケーブルを接続した方が良いでしょう。今回は購入時に設置されていた CD-R / RW ドライブと同じ、セカンダリ IDE ケーブル ( IDE2 ) に接続します。 CD-R / RW ドライブの背面から伸びている IDE ケーブルを探り寄せ接続します。が・・・しかし、ここでトラブル発生。



CD-R / RW ドライブに接続された IDE ケーブルは、 1 ドライブしか接続できないケーブルを使用していました。バルク品とは言え、IDE ケーブルが添付されている場合がほとんとです。 2 ドライブ用のIDEケーブルに付け替える必要があります。右画像の上が1ドライブ用、下が今回付け替える 2 ドライブ用の IDE ケーブルです。 無い場合は、別途購入する必要がありますが、\ 500 〜 \ 700 円くらいで購入できます。



CD-R / RW ドライブの背面に接続された IDE ケーブル探り、マザーボードから取り外しました ( ハードディスクドライブが設置されたプライマリ IDE ケーブルはいじる必要ありません ) 。 IDE コネクタには挿す向きが決まっていて、片方に突起があります。マザーボードに設置された IDE ソケットや、ドライブ背面の IDE ソケット側にもあるので、挿す方向は間違いません。 間違って接続した事がありますが、認識されないだけで故障に至った事はありません。





IDE用40pin×2ドライブ用のフラットケーブル

一般的に使用されている IDE 用 40 pin × 2 ドライブ用のフラットケーブルです。CD-ROM 、HDD の接触不良の場合は交換が必要です。小型パソコンの場合は配線がすみだれ式の物を使用します。同一ページに取り扱っていますのでご覧下さい。




IDE ケーブルと電源ケーブル以外に、AUDIO 出力端子があります。 Windows ME から AUDIO はデジタル対応になっているので、Windows ME 、Windows 2000 、Windows XP などは  IDE ケーブルを通って出力されます。 一方、Windows 98 を利用している場合は、別途アナログ、またはデジタル端子を、サウンドカード、またはオンボードのマザーボードと接続する必要があります ( サウンドカードかマザーボードの説明書を参照して下さい ) 。 現在の主流は Windows XP  なので、気にする事はありません。




コンセントを接続してパソコンを起動させます。BIOS 画面で認識されているか確認できますが、何はともあれ Windows を起動してみましょう。 「マイコンピュータ」か「エクスプローラ」を起動して、DVD-ROM ドライブが認識されている事を確認して下さい。 ドライブに特別なドライバは必要無いので、ここで認識されていなければ、ジャンパ設定か IDE ケーブルの逆挿しの可能性があります。再びパソコンを切り、コンセントを抜いてケースを開けて確認します。



DVD-ROM ドライブの増設が完了したら、今度は DVD を再生させる環境をソフトウェア的に構築します。が、プレーヤ自体の設定は得に無く、 添付される CD-ROM をインストールしましょう。物によりどのソフトが添付されているか分かりませんが、王道は CyberLink の Power DVD です。



DVD を再生させるプレーヤですが、インストールしてしまえば、Windows Media Player でも再生可能です。 また、コーデックなどを多量にインストールして DVD の再生ができなくなるトラブルも、Power DVD の再インストールで再生可能になります。 大切に保管しましょう。再生ソフトをインストールした後、試しに DVD メディアを挿入してみて下さい。 Windows がメディアを認識して、動作を確認するプロパティが表示されます。 メニューから「DVD を再生します」を選択すれば、Windows Media Player が起動して DVD が再生されます。DVD デッキとの違いは、メニューをマウスでクリックして操作するところです。 パソコンに慣れている人は、デッキの専用リモコンを使うより簡単だと思いますよ。





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