MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

9.IPアドレスとサブネットマスクの関係


[ページ数: 9 / 10] 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

「192.168.0.5」「192.168.1.6」と 2 つのプライベート IP アドレスがあったとします。 これらのアドレスはクラス C なので、サブネットマスクは「255.255.255.0」を使用します。 プライベート IP アドレスとサブネットマスクを縦に並べて、255 の所は数字をそのまま下ろし、0 の所は 0 にすると右図になります( 2 進数を使用したくない苦しい説明・・・・)。


プライベートIP 192 .168 .   0 .5
サブネットマスク 255 .255 .255 .0

ネットワークアドレス 192 .168 .   0 .0
         
プライベートIP 192 .168 .   0 .6
サブネットマスク 255 .255 .255 .0

ネットワークアドレス 192 .168 .   0 .0


「192.168.0.5」のネットワークアドレスは「192.168.0.0」。 「192.168.1.6」のネットワークアドレスは「192.168.1.0」となり、両者は違うネットワークにあるため通信できません。

しかし、サブネットマスクをクラス B「255.255.0.0」にした場合はどうでしょうか?「192.168.0.5」のネットワークアドレスは「192.168.0.0」。 「192.168.1.6」のネットワークアドレスは「192.168.0.0」となり、両者共、同一ネットワークで通信が可能になります。

この様に、IP アドレスだけでは不十分であり、必ずサブネットマスクと一緒に設定する必要があります。 IP アドレス「192.168.1.1」、サブネットマスク「255.255.255.0」のネットワークアドレスは「192.168.1.0」でホストアドレスは「0.0.0.1」になります。


プライベートIPアドレスとサブネットマスク
クラスプライベート IP アドレスサブネット
マスク
接続数
A10.0.0.0〜10.255.255.255255.0.0.016.777.216個
B172.16.0.0〜172.31.255.255255.255.0.065.536個
C192.168.0.0〜192.168.255.255255.255.255.0256個

上の表にクラス A 〜 C のサブネットマスクを掲載しました。 クラス A の時は先頭の 8 ビットがネットワークアドレス「8ビット.0.0.0」となり、クラス B の時は先頭の 16 ビットがネットワークアドレス「8ビット.8ビット.0.0」となり、 クラス C の時は先頭の 24 ビットがネットワークアドレス「8ビット.8ビット.8ビット.0」となります。

これをサブネットマスクに置き換えるとクラス A は「255.0.0.0」、クラス B は「255.255.0.0」、クラス C は「255.255.255.0」となります。 ただし、これはデフォルトの設定であり、ユーザー側が変更する事も可能です。

例えば接続したいホストが 5 台の場合(内訳「ルーター1台」「PC4台」での LAN )、254 個接続可能( 0 と 255 は使用しない)なサブネットマスク「255.255.255.0」を使用する必要はありません。 「255.255.255.248」( 6 台のホストを使用可能)を使用すれば良いわけです。

サブネットマスク「255.255.255.248」がなぜ6台のホストを接続できるかと言うと、まずは「255.255.255.248」を 2 進数に変えてみましょう。 「255.255.255.248」は「11111111.11111111.11111111.11111000」になります。 ドットで区切られた数字は 8 ビットなので 8 個の数字が 4 個で 32 ビットになります。

先頭から 29 個目の数字( 29 ビット)までが「1」となっています。 これがネットワーク部にあたり、残りの 3 個( 3 ビット )は「0」になっていて、これをホスト部と呼びます。 この 0 の所の台数分-2が接続できるホスト数になります。

3ビットで表せる数字は

000(0)
001(1)
010(2)
011(3)
100(4)
101(5)
110(6)
111(7)


で、合計 8 個です(カッコ内は 10 進数)。 8 個の内、最初と最後は特別な機能で使用される(ネットワークアドレスとプロードキャストアドレス)ので -2 をすれば 6 となります。 つまり 6 台のホストを接続できるわけです。

クラス C のデフォルトサブネットマスク「255.255.255.0」で同じ事をすれば「11111111.11111111.11111111.0000000」で先頭から 24 ビットが「1」で最後の 8 ビットが「0」です。 つまり 8 ビットで表せる数字は「00000000(0)」から「111111111(255)」の 256 通りです。 先頭と最後を引いて 254 台を 1 つのネットワークとして認識できます。


ネットワークアドレス 192.168.1.0
サブネットマスク   255.255.255.248


1 個目の IP アドレス:ネットワークアドレス
11111111. 11111111.11111111.11111000 「192.168.1.0」
2 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111001 「192.168.1.1」
3 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111010 「192.168.1.2」
4 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111011 「192.168.1.3」
5 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111100 「192.168.1.4」
6 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111101 「192.168.1.5」
7 個目の IP アドレス
11111111. 11111111.11111111.11111110 「192.168.1.6」
8 個目の IP アドレス:プロードキャストアドレス
11111111. 11111111.11111111.11111111 「192.168.1.7」 


↑から各ホストの割り振りは↓


ルーター「192.168.1.1」「255.255.255.248」
PC1「192.168.1.2」「255.255.255.248」
PC2「192.168.1.3」「255.255.255.248」
PC3「192.168.1.4」「255.255.255.248」


「192.168.1.5」「192.168.1.6」は余りますが、使わなければ良いのです。



実際はルーターがブネットマスク「255.255.255.0」に設定されているので、あえて変更せずにそのまま使用します。 つまりココから上の文章は理解しなくても良いのです。 下図はサブネットマスク「255.255.255.0」、デェフォルトゲートウェイ「192.168.1.1」、DNS サーバー「192.168.1.1(ルーター IP アドレス)」共通です。



「ルーター」の IP アドレスが「192.168.1.1」サブネットマスクが「255.255.255.0」となっていれば、 2 進数なんぞと置き換えずにネットワークアドレスが「192.168.1.0」ブロードキャストアドレスが「192.168.1.255」になり、 各 PC に割り当てられる範囲は「192.168.1.2〜192.168.1.254」までと覚えておけば、一般家庭ではまず問題無く LAN 内でインターネットができます。

「ルーター」の IP アドレスが「192.168.0.1」サブネットマスクが「255.255.255.0」となっていれば、 ネットワークアドレスが「192.168.0.0」ブロードキャストアドレスが「192.168.0.255」になり、各 PC に割り当てられる範囲は「192.168.0.2〜192.168.0.254」までとなります。




戻る 一覧表示 次へ


[ページ数: 9 / 10] 戻る 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

BTOパソコン・ゲームPC・自作パソコンなら【TSUKUMO】 - 自作PCに必要なパーツ、豊富な品揃え

Copyright © 2013 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人サイト閲覧方法プライバシーポリシー著作権/免責事項