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6.再インストール HP Compaq nx4820 Notebook PC リカバリー Windows XP Home Edition SP 2


HP Compaq nx4820 Notebook PC をリカバリーしてみました。普段、メーカー製パソコンに製品版の Windows をインストールする事はありますが(購入時に設置されていたハードディスクドライブを保管して、新しいものに交換してから)、パソコンに付属するリカバリーディスクを使って購入状態に戻すのは稀です(個人的には)。この PC は、Windows Server OSをインストールして使っていましたが、役目を終えたので購入時にインストールされていた Windows XP Home Edition SP 2 に戻してみたいと思います。



メーカー製パソコンは、リカバリーCDが付属されているか、リカバリーするデータがハードディスクドライブの別パーティション(または隠しパーティション)に保管されていて、任意でメディアに焼く方式が一般的です。昔は、普通にOEM版の Windows CD が付属されていました。もちろん、BTO パソコンでは、今でもパーツと同時に購入する OEM版、または、DSP 版の Windows が付属されています。これらの Windows を再インストールするのと、メーカーが独自に制作したリカバリー機能を利用する違いは、購入状態にパソコンを戻すのなら、後者の圧倒的に楽なところにあります。



OEM 版 Windows インストールメディア( 今は CD ではなく DVD )を再インストールする行為は、あくまでもオペレーティングシステムの Windows を再インストールするだけで、ドライバーやアプリケーションのインストールは別作業となります。ただ、ドライバーに関しては、Windows XP からプラグアンドプレイの進化で、かなり自動化されましたが、パソコンを購入した時に付属するアプリケーションは、通常通り個別にインストールする必要があります。

一方、リカバリー作業は、Windows のインストールと、ドライバー、アプリケーションの適用が簡単で、購入状態に戻す事ができます。デメリットとしては、Windows をアップグレードした時に、メーカーがドライバーやアプリケーションをサポートするかを確認する必要があります(ほぼサポートしないと思います)。ドライバーが対応しない場合は、汎用ドライバーを使って対処するか、動かない機能は割り切って捨てるしかありません。また、購入状態に戻すため、個別のドライバーやアプリケーションをアップグレードする作業は伴います。



それでは、HP Compaq nx4820 Notebook PC のリカバリー作業を実行します。リカバリーは独自のやり方のため、付属したマニュアルが命です。マニュアルを読むと、本体付属の「System Recovery Features」を読めとあります。このマニュアルを探しましたが、付属されていませんでした。「このマニュアルが付属されていないものもあります」って・・・ さらに「この場合、2.の CD-ROM をご参照下さい」とあります。確かにメディアは二枚付属されていて、1 が「オペレーティング システム CD」、2 が「Application and Driver Recovery DVD」。



右が「Application and Driver Recovery DVD(アプリケーション & ドライバー リカバリー)」の中身です。マニュアルにある、Documentation Library(ドキュメンテーション ライブラリ)は見つかりませんでした。オンラインマニュアルや、メディアに収録されたマニュアルが主流なのは分かりますが、そのパソコンしか所有しておらず、そのパソコンが壊れた場合はアウトですね。これを補うために、紙のマニュアルが付属されているのですが(非常に簡素ではありますが、通常は十分役に立ちます)、この PC はそこにも同じ指示が掲載されていました。



と言うことで、適当にやるしかありません。とりあえず、「1.オペレーティング システム CD」を挿入して起動すれば、Windows インストール ウィザードに移行すると思います。念のため、ブートドライブ設定にて、ハードディスクドライブより光学式ドライブが先に設定されているか確認します。この PC は、電源を投入して「F10」キーを押すと、CMOS(シーモス)セットアップユーティリティ(BIOS の設定情報を変更、確認するツール)へ移行できます。



「Hard Drive(ハードドライブ)」より、「ATAPI CD-ROM Drive」が上にあるので、電源を投入した時にシステムを読み込む順番は、光学式ドライブになります。付属されているドライブはDVDですが、ここに表記されているのは、「ATAPI CD-ROM Drive」です。これは、気にしなくて構いません。要するに、光学式ドライブだと分かれば良いわけです。「Save & Exit」でCMOSセットアップユーティリティを退出して、再起動となります。



「Press any key to boot from CD..」と表示されたら、「Enter」キーをクリックします。内容は、CD から起動したければ、何かキーを押して下さい。要するに、この PC のリカバリーは、普通の OEM 版や通常版 Windows のインストールとほぼ同じです。つまり、このサイトに掲載しているインストール方法が通用します。以下のビデオは、CD から起動にわざと失敗させ、やり直しています。また、すでにインストールされている Windows のパーティション(領域)を削除して、新しいハードディスクドライブの状態でインストールを実行しています。



Windows XP インストール方法


インストールが完了すると、一枚目の CD-ROM の役目は終了です。しかし、これだけではリカバリーにはなりません。 2 枚目の DVD を挿入します。



「Application and Driver Recovery DVD」が本来のリカバリー作業に近いかも知れません。このパソコンに関するドライバー、アプリケーションを一度に全てインストールできます。もちろん、不必要なアプリケーションは排除可能。たとえば、体験版でインストールされていたセキュリティソフト(すでに期限は切れています)、Acrobat Reader (最新版をダウンロードしてインストールするのが無難)などです。


ドライバー 推奨アプリケーション オプションアプリケーション


一般的には選択するべきものが多いので、この作業には時間がかかりますが、選択して実行してしまえば、全て自動でインストールされ、最後に再起動すれば終了です。自作パソコンや BTO パソコンでは、これらの作業は手動で個別に実行する必要があります。



PC のリカバリーが完了して、購入状態に戻りました。しかし、これで終わりにする事はできません。セキュリティソフトはもちろんですが、このパソコンは Windows XP のサービスパックが 2( SP2 )になっています。現時点での最新は、SP3 ですので、これをアップグレードする必要があります。しかし、ここからの作業はノートパソコンの製造メーカーとは関係ありません。Windows の問題です。



ここからは、Windows Update のひたすら繰り返す事になります(まず、Microsoft Update に移行)。Windows は、発売された時点で完璧な製品ではなく、あとから修正プログラム、セキュリティ対策パッチが公開されます。これを常に繰り返して、いずれサポートが切れる始末です。時代に合わない OS を利用するとなると、この作業は非常に厳しいものになります。今は、Windows 7 が最新なので、これを使うのが一番です。しかし、数年後には、Windows 7 も同じ運命となります。



この作業は、インストールされている Windows のバージョンが古いほど、多くの時間を要します。また、最新(最後と言った方が良いのか?)の SP3 を適用しても、IE 9 や、新しい Windows Live サービスはサポートされていません。他社のアプリケーションを穴埋めするのですが、これを繰り返す事で、他社のアプリケーションの方が便利だと気がついてしまう事もあります(OS の影響をあまり受けないアプリケーション)。



結局、リカバリーとは異なる作業に時間がかかりました。全部で8時間くらいやっていたと思います(古いパソコンなので性能も関係します)。ソフトウェアとしては、購入状態よりもパワーアップしましたが、ハードウェアの方は全く同じです。このパソコンは、OS とリカバリーディスクが別なので、特別な作業は少ないです。ささやかな事はありますが、プロダクト ID を入力しなくていいのは楽です。 楽です。




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