Tweet | |最新日記| |
MB-Supportの管理人がヒューレットパッカードで人気のノートパソコンを3日間使ってみました。さて、まずは何をしよう?
今回、レビューしているのは HP Compaq nx4820 Notebook PC ベーシック・モデルで、パソコンスペック。
CPU | インテル® Celeron® M プロセッサ 360 (1MB L2キャッシュ、1.40 GHz、400MHz FSB) |
メモリー | 256MB(256MB×1) |
ハードディスク | 40GB内蔵(Ultra ATA-100、4,200rpm、SMART機能対応) |
光学式ドライブ | DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ (固定式 DVD-ROM 最大8倍速、CD-ROM 最大24倍速、CD-R 最大24倍速、CD-RW 最大10倍速) |
無線LAN | Broadcom 内蔵無線LAN (IEEE802.11b/g準拠) |
液晶 | 14.0インチ ワイドTFT WXGA ウルトラクリアビューカラー液晶ディスプレイ |
OS | Microsoft® Windows® XP Home Edition |
BTOで全てのスペックを変更可能
キャンペーンで税込み9万円を切る低価格パソコンで、初心者向けの感じが強いですが、そんな言い訳は許しません。 このスペックでパソコンライフを充実させるか否かはユーザーの発想次第です。このページでは徹底的に HP Compaq nx4820 Notebook PC を使い倒してみましょう!
HP Compaq nx4820 Notebook PCは、 マザーボード にモバイル インテル(R) 915GM Express チップセットを採用しています。 この機能を使うには、パソコンの左側に搭載された外付けモニターポートに液晶ディスプレイを接続してみました。 通常は両脇のネジをしっかり締める必要があるのですが、このパソコンはネジを締めなくても固定できるように設計されています。
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」を開き、「画面のプロパティ」をダブルクリックして、さらに「設定」タブを左クリックします。 上で接続した液晶ディスプレイが(2)として認識されているので、「Windows デスクトップをこのモニタ上で移動できる様にする(E)」の左をチェックして「OK」ボタンを押します。 (接続する時は、ピンを折らない様に慎重に行う必要があります)
以上で外部液晶に簡単に出力する事ができました。これは同一上のシステムにあるので、画面が横に繋がったのと同じです。 「2」と表示された外部液晶にマウスのカーソルを移動させるには、マウスをひたすら右に移動します。
画面の使える面積が増えるため、プレビューが必要な作業に最適です。 例えば、下の写真では、ディスプレイ1にInternet ExplorerとWindows Media Playerを起動させ、ディスプレイ2にホームページ制作ソフトの FrontPage 2003 を全画面で表示させています(FrontPage 2003は別売りです)。
もちろん、FrontPage 2003 にはソースとプレビューをタブで切替えたり、同時に表示 させる機能がありますが、画面が広ければ常に同時に閲覧する事が可能です。 ディスプレイ2でソースを変更して、ディスプレイ1で「CTRL」+「F5」キーを押せば、変更されたソースがブラウザに反映されます。
このメリットはホームページ制作環境だけではなく、 Microsoft Office System(マイクロソフトオフィスシステム) 製品の「Word」や「Excel」を同時に使う作業などで便利です。残念ながら HP Compaq nx4820 Notebook PC ベーシックモデルには Microsoft Office ソフトは付属しませんが、BTOで選択可能です。 また、既に通常版(OEMは不可)の Microsoft Office をデスクトップで利用しているならば、同一ユーザーが使う条件で、1台のみノートパソコンにインストール可能です。
HP Compaq nx4820 Notebook PC には、お馴染みの S-Video 端子出力が搭載されています( S-Video コード は別売り)。
テレビの S-Video 入力に接続。
画面のプロパティで上に掲載した方法を実行すればテレビに出力されます。 ポイントは画面2(テレビ)の解像度の設定で、いくつか切替えてみれば丁度良い表示ができると思います。
コントローラを HP Compaq nx4820 Notebook PC の液晶(画面1)に残して操作すれば便利ですね。 音声も前面のイヤホン端子からテレビかコンポに出力する事ができます。 これらの詳しい説明は こちら
デスクトップでもビデオカードによりこれらの事は可能ですが、パソコンを移動させるのは面倒なので、長いコードが必要になります。 しかし、ノートパソコンの場合はコードの長さが足りなければ、ノートパソコン自体を簡単に移動できるため、いつでもDVDやデジカメで撮った写真をリビングのテレビに出力できます。
HP Compaq nx4820 Notebook PC を使い初めて3日目。DVD が観られなくなった・・・・。 管理人的にはトラブルに遭遇した方が、メーカーのサポートを体験できるので嬉しいのですが、レビューを書いてる最中なので、トラブルに遭遇した一例としてここに掲載します。
症状は DVD が再生できない。いつからかは分かりませんが昨日は再生できていました。本日、テレビに出力するテストをしている時にDVDが認識しない事に気が付きました。まずは「マイコンピュータ」でDVDドライブが存在しているか確認しましょう。
まぁ〜あるだろうなと思って確認のためにマイコンピュータを開きましたが、なんと認識しているドライブはハードディスクだけで、DVDドライブはありません。 物理的にDVDドライブがあるかどうかは確認しなくても大丈夫です。絶対ありますから。
ハードウェアが認識されない場合、デバイスマネージャを確認しましょう。「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」で「システム」をダブルクリックします(キーボードのWindowsボタンを押しながら「Pause」キーを押しても同じです) 。システムのプロパティが表示されたら、「ハードウェア」タブを左クリックします。さらに「デバイスマネージャ(D)」を左クリックします。 DVDドライブの様子を知りたいので、「DVD/CD-ROM ドライブ」の左の「+」を左クリックします。
黄色でビックリマークが付いていますね。しかもドライブが2つ表示されています。 これは何らかの重複機能が内部的に衝突している様です(既に管理人にはトラブルの原因が自分にある事に気が付いている。 下の方の「Realtek RT8139/〜」の赤い×印は、有線 LAN を使用していないので、任意で機能を切ってあります。
仮想ドライブをインストールした事により、物理ドライブもろとも認識されなくなったようです。 「SONY CD-RW CRX835E」をダブルクリックして「ドライバ」タブを左クリックします。さらに「ドライバの更新(P)」を左クリックします。 以上でほとんどのトラブルは復旧されますが、ドライブの場合はそうもいきません。なんと言っても、この手の基本的なドライブは、Windowsに付属するドライバで十分動作するからです。
こうなった場合は、もはやトラブルシューティングで情報を集めるしかありません(もしくは素直にメーカーサポートに連絡する)。 「全般」タブを左クリックしてデバイスの状態(画像青枠)を確認します。次にこの情報を探すために「トラブルシューティング(T)」を左クリックします。
最近のサポートツールはインターネットに接続すことで多くの情報を入手できます。 デバイスの状態では「コード32」と表示されていたので、このキーワードを入力して検索してみました。 さらに、この手のトラブルの経験上、ライティングソフト、仮想ドライブソフトなどの問題であることが推測できます。 これらの情報を基に、怪しいと思われる関連情報を探したのが下の画像です。
どうやらレジストリを変更する作業の様です。レジストリは間違って削除すると Windows の再インストールを余儀なくされます。 不安な場合はサポートセンターに連絡しましょう。トラブルシューティングの説明通り、 HKEY _ LOCAL _ MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Control \Class \{ 4D36E965 - E325 - 11CE - BFC1 - 08002BE10318 } 内の UpperFilters と LowerFilters を削除しました。後は再起動するのみです。
再起動後、デバイスマネージャを確認すると、DVD ドライブが認識されるようになりました。事件解決。
このトラブルは、ライティングソフトや、DVD 再生ソフトの重複インストール(他社メーカーの同機能)した場合に発生します。 これは、パソコンに問題があるのでは無く、インストールした自分に問題があるのです。 よく聞くのが「ある日突然」とか「朝起きたら」トラブルが発生したとの事。これらは、ハードウェア的な故障により突然起こる事もありますが、そのほとんどはユーザーの無意識の嘘なのです。 つまり、何かをしているのだが(過去形)、何をしたのか把握していないため、ある日突然トラブルに遭遇するのです。
トラブルに遭遇したり、OS の再インストール方法を知るには、 ヒューレット・パッカードのサポート情報 にアクセスしましょう。 インターネット環境があれば、自分の使用している型番なんて入力する必要はありません。ヒューレット・パッカードのパソコンからアクセスして「問題の検出」を左クリックすれば、そのパソコンに適したサポート情報が表示されます。