シャーロック・ホームズ

SHERLOCK HOLMES in MB-Support
 サイト内の検索
ミセスハドソンの日記

まがった男 / まだらの紐



シャーロック・ホームズの冒険 完全版 Vol.3

英国グラナダTV製作 テレビシリーズ
第5話 まがった男 (背の曲がった男)
洋題:The Crooked Man
第6話 まだらの紐
洋題:The Speckled Band



第5話

邦題:まがった男 (背の曲がった男)
洋題:The Crooked Man

DVD収録邦題:シャーロックホームズの冒険
DVD収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES
テレビシリーズ:1
放送/英国:1984年5月22日
書籍収録邦題:シャーロックホームズの思い出(回想)
書籍収録洋題:THE MEMORIES OF SHERLOCK HOLMES



キャスト
Sherlock Holme:Jeremy Brett
シャーロック・ホームズ(探偵):ジェレミー・ブレット
Doctor Watson:David Burke
ドクター・ワトソン(相棒):デビット・バーク
Henry Wood:Norman Jones
ヘンリー・ウッド(背の曲がった男):ノーマン・ジョーンズ
Col.James Barclay:Denys Hawathorne
ジェームズ・バークレイ大佐:デニス・ホーソーン
Nancy Barclay:Lisa Daniely
ナンシー・バークレイ(大佐の妻):リサ・ダニエリー



バークレイ大佐の死と、妻ナンシー(Lisa Daniely)の自殺未遂から物語が始まります。 事件を調べるうちに、手品師ヘンリー・ウッド(Norman Jones)なる背の曲がった男に遭遇する。 戦争中に起きた、悲しき恋と裏切りの事件です。



現場から何者かが窓から忍び込み、その足跡を見つける。さらに、動物の足跡も見つけ、寸法を計測。生き物の全体像を描き、その動物が鳥を狙ってカーテンを駆け上った痕跡から肉食であると推理する。その生き物の招待は、酒場で確認でき、犬や猫よりも特殊であるものの、誰もでも知っている動物です。重要なのは、先に現場の痕跡から推理していた事で、酒場で探すべき人物を明確にしています。



犯人である、「背の曲がった男」の無罪を主張するのは現在では難しいかも知れません。ワトソンは頭を打つ前にショックによる卒中の線を提示しますが、証明するのは非常に難しいところ。 そして、「背の曲がった男」が犯人であると辿り着いたのはホームズとワトソンだけで、現実的な捜査では、第三者の存在が知られていないため、バークレイ大佐の妻ナンシーが容疑者となってしまう。



DVDのタイトルでは(冒頭シーン)、THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES(シャーロックホームズの冒険)と表示されますが、小説では、モリアーティ教授との決闘前の「Memories of Sherlock Holmes シャーロックホームズの思い出(回想)」に収録されています。



第6話

邦題:まだらの紐
洋題:The Speckled Band

DVD収録邦題:シャーロックホームズの冒険
DVD収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES
テレビシリーズ:1
放送/英国:1984年5月29日
書籍収録邦題:シャーロックホームズの冒険
書籍収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES



キャスト
Sherlock Holme:Jeremy Brett
シャーロック・ホームズ(探偵):ジェレミー・ブレット
Doctor Watson:David Burke
ドクター・ワトソン(相棒):デビット・バーク
Doctor Grimesby Roylott:Jeremy Kemp
グリムスビー・ロイロット医師:ジェレミー・ケンプ
Helen Stoner:Rozalyn Landor
ヘレン・ストーナー(娘:妹):ロザリン・ランドー
Julia Stoner:Denise Armon
ジュリア・ストーナー(娘:姉):デニーズ・アーモン
Mrs Hudson:Rosalie Willians
ミセスハドソン(221Bの管理人):ロザリー・ウイリアムズ



シャーロック・ホームズ物語で有名な作品です。 謎の死を遂げたヘレン・ストーナー嬢(Rosalyn Landor)の姉。父親であるロイロット(John Gill)による殺人の手口を暴くシャーロック・ホームズ。 下の画像はロイロットがベイカー街のシャーロック・ホームズ宅に警告に来たシーンです。 暖炉の火鉢を曲げて立ち去るロイロットに対し、ホームズがやすやすと元に戻すシーンも有名です。 「まだらの紐」の正体は見てのお楽しみ!



まだらの紐の正体と戦うホームズは、シドニー・バジェットの挿絵を忠実に再現しています。当時の貨幣価値を判断する材料も、列車の中でホームズから提供されます。ホームズが民法博士会館で調べたロイロットの経済状況は、年収が約1000ポンド(おそらく2500〜5000万円ほどの価値)。しかし、農作物の値下がりで今は750ポンド。娘が2人いて、結婚すれば3分の1を分与することで、二人の娘が結婚すると、ロイロットの年収は750÷3=250ポンドとなります。そして、前回の事件は娘の一人が結婚する時に起こり、今回ホームズに依頼したクライアントは、2人目の娘で結婚間近。犯人を想定するのは容易いかも知れません。



ロイロットの娘が結婚することで年収250ポンドとなりますが、この金額が高いのか安いのかの判断は難しいところ。ヒントとして、美しき自転車乗りの音楽家庭教師が掲示された金額が年100ポンドとありました。この時、ホームズは「相場の2倍か」と言っていたので、家庭教師の年収は通常50ポンドと想定でき、だいたい現在の貨幣価値に直すと125〜250万円が相場。100ポンドだと250〜500万円。ロイロットの娘が2人嫁ぐと、年収250ポンドとなり、現在では625〜1250万円となります。この時、ホームズは年収250ポンドの事を、「博士は貧乏人に転落だ」と表現しています。625〜1250万円の年収で「貧乏人」。おそらく、屋敷を持つくらいの人物からすれば「貧乏人」という表現が適切か、はたまた年収1000ポンド(2500〜5000万円の価値)から250ポンドになる事を「貧乏人」と表現したのかも知れません。



貨幣価値を知るには、その当時の物価を知る必要があり、物によって価値が異なる(例えば現在よりも食料品が安く、衣服が高額だったり)で現在の金額で表現するのは難しいです。 この物語の原作は「シャーロックホームズの冒険」に収録されています。



戻る 一覧表示 次へ