シャーロック・ホームズ

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シャーロック・ホームズの冒険
完全版 Vol.1 [DVD]
 ボヘミアの醜聞
 踊る人形



英国グラナダTV製作 テレビシリーズ
第1話 ボヘミアの醜聞 (ボヘミアのスキャンダル)
洋題:A Scandal in Bohemia
第2話 踊る人形
洋題:The Dancing Men


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第1話

邦題:ボヘミアの醜聞 (ボヘミアのスキャンダル)
洋題:A Scandal in Bohemia

DVD収録邦題:シャーロックホームズの冒険
DVD収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES
テレビシリーズ:1
放送/英国:1984年4月24日
書籍収録邦題:シャーロックホームズの冒険
書籍収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES



キャスト
Sherlock Holme:Jeremy Brett
シャーロック・ホームズ(探偵):ジェレミー・ブレット
Doctor Watson:David Burke
ドクター・ワトソン(相棒):デビット・バーク
Mrs Hudson:Rosalie Willians
ミセスハドソン(221Bの管理人):ロザリー・ウイリアムズ

Irene Adler:Gayle Hunnicutt
エレナ・アドラー(アイリーン:歌手):ゲイル・ハニカット
King Of Bohemia:Wolf Kahler
ボヘミア国王(ボヘミア王):ウルフ・カーラー
Godfrey Norton:Michael Carter
ゴッドフリー・ノートン(弁護士):マイケル・カーター
John:Max Faulkner
ジョン(エレナの御者):マックス・フォークナー
Cabby:Tim Pearce
辻馬車の御者(変装したホームズに仕事をやる):ティム・ピアース
Mrs Willard:Tessa Worsley
ウィラード夫人(エレナの召使):テッサ・ウーズリー
Clergyman:Will Tacey
牧師:ウィル・タシー

1st Loafer:Tom Watt
浮浪者#1(喧嘩を始めた人):トム・ワット
2st Loafer:Paul Elsam
浮浪者#2(喧嘩を始めた人):ポール・エルサム
1st Big Man:David Baukham
大きい男#1(御者を押さえつけた人):デビット・ボッカム
2st Big Man:Edward York
大きい男#2(御者を押さえつけた人):エドワード・ヨーク
1st Young Man:John Graham-Davies
若い男#1(人だかりにいた紳士):ジョン・グラハム・デイビーズ
1st Burglar:John Carr
泥棒#1:ジョン・カー


Writing:Arthur Conan Doyle
原作:サー・アーサー・コナン・ドイル
Dramatised:Alexander Baron
脚色:アレクサンダー・バロン
Developed for Television:John Hawkesworth
テレビ版構成:ジョン・ホークスワーズ
Producer:Michael Cox
制作:マイケル・コックス
Music:Patrick Gowers
音楽:パトリック・ゴワーズ
Directed:Paul Annett
監督:ポール・アネット



英国グラナダテレビ、ジェレミーブレット主演シャーロックシャーロックホームズ全集、その第1巻の第一話を飾るのが「ボヤミヤの醜聞」となります。残念ながら、ホームズとワトソンが出会う「緋色の研究」はドラマ化されていません。DVD全集は、いくつかを除いて1時間で一話、1巻のDVDに2話収録されています。その順番は原作とは異なります。しかし、シャーロックホームズ物語を今から見る人にとっては、DVD第1巻から順番に見る事をおすすめします。物語とは別で、実写版であるゆえに、制作された順番に見た方が、役者の年齢が気にならないからです。



時は1888年3月20日。シャーロックホームズが間借りしている221Bへ、ボヘミアの貴族が訪問する。ワトソンが帰宅すると、コカインを打つホームズと討論になる。しかし、ホームズは誤診であることを告げる。コカインを打たなくても興味のある事件に遭遇しているからである。先に受け取った依頼人からの手紙から、ワトソンとホームズの推理ごっこが始まる。訪れた貴族の格好は、あきらかに浮いています。実は、ボヘミア王国の国王自身が名を偽って出向いて来たのです。 ボヤミヤ王の衣装や、その時の会話の構図は、ホームズの挿絵を描いたシドニー・バジェットのイメージを忠実に再現しています。また、ホームズが変装する衣装も同じです。



ボヘミアのスキャンダルを阻止すべく、写真を奪還するのがホームズとワトスンの仕事。いくつもの実写版ホームズ物語で取り上げらる女性、1858年ニュージャージ生まれの「アイリーン・アドラー(エレーナ・アドラー)」が登場します。



ホームズは基本的に男女を問わず、外見で判断する事はしません。ボヤミヤの国王に対してもそうです。ホームズにとって依頼人は単なる「材料」。それは、非情にも思えますが、事件解決のために判断を鈍らせないためです。 一方、ワトソンは女性に対して「美しい」とか「魅力的」などの言葉を用います。 「四人の署名」では、「過去一番ひかれたのは金目当てに子供を毒殺した女で、一番嫌な奴は、ロンドンの貧民に25万ポンド使った男だ」とホームズが言います。 美醜は十人十色ですが、『美』に現を抜かすと事件を解決するできなくなります。 つまり、ワトソンの場合はクライアントと会った時点で、相手に騙されてしまう可能性があります。



しかし、アイリーン・アドラーだけは、ホームズにとって特別な女性となります。 それは恋とは異なり、してやられた感があり、尊敬に値するのかも知れません。 この事件以後、アイリーンの事は「あの女(あの人:The Woman)」と呼びます。 補足ですが、「溺死の探偵」のクライアントに対して、ホームズはワトソンに「美人だろ?」と言います。 これは例外で、美しい女性をひいきにしないゆえに、「僧房(アベイ)農園」では事件を解決することが出来ました(それは私が個人的に夫人に惹かれただけか。スリーグラスがキーになった)。 これが正しい例です。



クライアントからボーナスとして、アイリーン・アドラーの写真を貰います(↑私も真似しています)。 これをホームズの机の鍵付き引き出しに仕舞いますが、後の物語『青い紅玉』や『最後の事件(フォトケースだけ)』でも、その場所に保管されているのが分かります。 あと気が付いた点は、この事件は前金で依頼を受けています。『ノーウッドの建築士』と同じく「ファイヤー(火事だ!)」と叫ぶシーンもあります(ホームズではなく、ワトソンが・・・)

『28』:シャーロックのライティング デスク


ボヘミア王を演じたヴォルフ・カーラー(Wolf Kahler )は、2011年にガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ シャドー・ゲーム(Sherlock Holmes: A Game of Shadows )』で、ホフマンスタール医師として、アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)と共演します。



ベイカー街 情報
1.オープニングと同じく「BAKER STREET.W」の看板から、夜のベイカーストリートを俯瞰できます。
2.アイリーン・アドラー(Irene Adler)を乗せた馬車が、本屋『219.W.H.DAWE』を曲がった道に到着します。『踊る人形(The Dancing Man)』で依頼人のヒルトン・キューピットや、『空き家の怪事件(The Empty House)』でホームズが帰還するときと同じく、郵便局の方から本屋の T 字路を右折して 22B へ向かいます。「Good night Sherlock Holmes !」


この物語の原作は「シャーロックホームズの冒険」に収録されています。全 12 話の第 1 話が「ボヘミアの醜聞」となります。


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第2話

邦題:踊る人形
洋題:The Dancing Men

DVD収録邦題:シャーロックホームズの冒険
DVD収録洋題:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES
テレビシリーズ:1
放送/英国:1984年5月1日
書籍収録邦題:シャーロック・ホームズの生還(帰還)
書籍収録洋題:THE RETURN OF SHERLOCK HOLMES



キャスト
Sherlock Holme:Jeremy Brett
シャーロック・ホームズ(探偵):ジェレミー・ブレット
Doctor Watson:David Burke
ドクター・ワトソン(相棒):デビット・バーク

Hilton Cubit:Tenniel Evans
ヒルトン・キュービット(依頼人):テニエル・エバンズ
Elsie Cubit:Betsy brantley
エルシー・キュービット(依頼人の妻):ベッツィ・ブラントレー
Abe Slaney:Eugene Lipinski
エイブ・スレイニー(エルシーの婚約者):ユージン・リピンスキー
Mrs King:Lorraine Peters
キング夫人(爆音を聞いた人):ロレイン・ピーターズ
Saunders:Wendy Jane Walker
サンダーズ(メイド):ウェンディ・ジェーン・ウォーカー
Walker:Paul Jaynes
ウォーカー:ポール・ジェイインズ
Dr Carthew:Bernard Atha
カーシュー医師:バーナード・アーサ
Cabbie:Tommy Brierley
御者:トミー・ブライアリー

Inspector Martin:David Ross
マーティン警部:デビッド・ロス


Writing:Arthur Conan Doyle
原作:サー・アーサー・コナン・ドイル
Dramatised:Anthony Skene
脚色:アンソニー・スケイン
Developed for Television:John Hawkesworth
テレビ版構成:ジョン・ホークスワーズ
Producer:Michael Cox
制作:マイケル・コックス
Music:Patrick Gowers
音楽:パトリック・ゴワーズ
Directed:John Bruce
監督:ジョン・ブルース



ノーフォーク州に住む、ヒルトン・キューピット(Tenniel Evans)とその妻、エルシー・パトリック(Betsey Brantley)邸に、奇妙な絵『踊る人形』を発見する。 ホームズが黒板で暗号を解読するシーンが印象的です。 この事件では221Bにある3枚の黒板が活躍します。黒板はイーゼルに掛けれた1枚、化学実験テーブルの脇から廊下に抜けるドアに1枚掛けられていますが、3枚目は何処から持ってきたのか分かりません。 紙を口に加え、両手を挙げて踊る人形の真似をするシーンもホームズらしい1コマ。 ジェレミー・ブレット版 『恐怖の谷』は存在しないので、難解な暗号を解く物語は『踊る人形』だけになります。

Blackboard & Easel(黒板とイーゼル)の配置 - 踊る人形 -


ホームズ物語はクライアントが亡くなる物語がいくつかあります。 「入院患者」のように、それに悔いが残らない場合もありますが、この物語の結末は・・・。 関係する人物が亡くなっていないにも関わらず、最悪な結末「フランシス・カーファクス姫の失踪」もあります。 ヒルトンキューピット邸でのホームズの推理は見事です。 銃声の数、ろうそくの燃え具合から犯行時の現場の状況を言い当てます。 シカゴで凶悪な犯罪者である、エイブ・スレイニーが悪いのは事実ですが、問題となるアメリカ人女性、エルシー・パトリックへの愛があったのも事実。 むしろ、エルシーの行動次第では、クライアントは守られたかも知れません。



ベイカー街 情報
1.ヒルトン・キューピットが 221B を探すとき、ベイカーストリートで人に尋ねます。電報局、あるいは、郵便局(POST OFFICE)から、ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』を眺めるシーンがあります。T字路の突き当たりがワイン店、もしくは、その隣り『132』の何を売っているのか分からない店だと思われます。
2.ヒルトン・キューピットが帰るとき、本屋『219.W.H.DAWE』の前の道路で、子供が踊る人形の落書きをしています。


DVDのタイトルでは、THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES(シャーロックホームズの冒険)と表示されますが、小説ではモリアーティ教授との決闘前の「Return of Sherlock Holmes シャーロックホームズの生還(帰還)」第3話に収録されています。




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