シャーロック・ホームズ

SHERLOCK HOLMES in MB-Support
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デアゴスティーニ版 グラナダTV
 シャーロック・ホームズの冒険 DVD

DeAGOSTINI GranadaTV
 THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES DVD



すっかり忘れていましたが、2016年2月2日にDeAGOSTINI(デアゴスティーニ)から『グラナダ・テレビ版シャーロック・ホームズの冒険』に関する分冊百科が発売されました。その名も「ジェレミー・ブレット主演 シャーロック・ホームズの冒険 THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES DVD Collection(コレクション)」。英国 Granada Television(グラナダ テレビジョン)が1885年から1995年の10年間に41本のテレビシリーズを制作しました(現 ITV Granada)。所謂「グラナダ版ホームズ(以下こう呼ぶ)」と呼ばれるテレビドラマシリーズで、日本ではNHKがテレビ放送しました。ゆえに「NHK版ホームズ」と呼ばれていた時期もありました。

テスト販売で広島県と新潟県の書店に並び、他県で購入するには定期購読を申し込む必要がありました(送料無料)。書籍を扱うネットショップでも『シャーロックホームズの冒険DVD広島新潟』と題されたデアゴスティーニ版を見つけましたが、地域限定となっており他県では注文できませんでした。創刊号は特別価格799円(消費税8%込み)、第2号以降は通常価格1,499円(消費税8%込み)で、デジタルリマスター版ノーカットのDVDが付属します。一冊に収録されている物語は1話で、創刊号は『ボヘミアの醜聞(A SCANDAL IN BOHEMIA)』です。


DVDケースの表紙は、シャーロック・ホームズを演じたジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)さんと、アイリーン・アドラーを演じたゲイル・ハニカット(Gayle Hunnicutt)さんです。このスチル写真をよく見掛けますが、反転されている場合があります。どちらが正しいのか分かりませんが、『ボヘミアの醜聞』でのホームズの髪型は左わけだったので、左にホームズ、右にアイリーンが撮影した時の位置関係なのかも知れません。

パッケージの裏面。日本製で発行、販売は株式会社 デアゴスティーニ・ジャパンとあります。ラベルには、パイプを銜えて足を抱えるホームズのスチル写真があります。

ラベルには赤髪連盟(The Red-Headed League)に掲載されたシドニー・パジェット(Sidney Paget)の挿絵(He curled himself up in his chair.)を真似たようなスチル写真があります。

収録内容はノーカット英国オリジナル版、英語音声(ドルビーデジタル モノラル)、日本語吹替(ドルビーデジタル モノラル)、日本語字幕、吹替用字幕、英語字幕です。アスペクト比は16:9ですが、本編の映像部分は 4:3 です。

それまでのノーカット版『グラナダ版ホームズ』シリーズの日本語吹替えは、いくつかの問題がありました。それを踏襲するのではなく、デアゴスティーニ版は新しく日本語吹替えを録音しています。つまり、NHKでテレビ放送された日本語吹替えとは声優が違います。画質は当然ながらブルーレイに劣りますが、デジタルリマスター版のため良い感じです(最後まで読んでね)。テレビ用コマーシャルをYouTubeで視聴したとき、ホームズの声が露口茂さんに似ていると感じましたが、全編を見終えるとそうでもありませんでした。これはこれで、新しいホームズ、ワトスン、アイリーンなのです。

アイリーン・アドラーの発音に関して、俳優は「エレーナ・アドラー」と呼んでいましたが、日本語吹替えでは「アイリーン・アドラー」になっていました。NHKでテレビ放送されたハピネット社のDVDとブルーレイでは「エレーナ・アドラー」呼んでおり、日本語字幕は「アイリーン・アドラー」でした。

ボヘミア王の名前は、俳優のセリフと同じく「ウィルヘルム・ゴッドスライヒ・ジギスモンド・フォン・オルムシュタイン カッセル・フェルシュタイン大公(Wilhelm Gottserich Sigismond von Ormstein, Grand Duke of Cassel-Falstein)」と省略せずに言っています。NHKテレビ放送版と比べると、言葉遣いが柔らかく現代風です。新規録音されたデアゴスティーニ版は、『グラナダ版ホームズ』シリーズに一石を投じると思っていました。

しかしながら、2016年3月28日発売の4月26日号(5号)で終了となり、全国発売に至りませんでした(定期購読者も5号で終了となりました)。今回、私が約2年振りにDVDを開梱した写真の第1号は、発売前に編集部から頂いたものです。全国発売前のテスト版のサンプルなのかも知れません。


ノーカット 日本語吹替えの問題とは?

今回、デアゴスティーニの DVD 日本語吹替え版を見るにあたり、本家と言っても過言ではない NHKテレビ放送の日本語吹替えを見ることにしました。なぜならば、私は日本語を話すアイリーン・アドラーの声を知らないからです。参考にしたのは、2012年12月4日に Happinet(ハピネット)社から発売された ブルーレイボックス です。さらに DVDの画質比較として、2009年2月19日に宝島社から発売された シャーロック・ホームズの冒険 DVD BOOK vol.2 (宝島MOOK) を購入しました。

ブルーレイBOXの収録内容は、ノーカット英国オリジナル版、オリジナル音声、英語字幕、日本語字幕、日本語吹替用字幕、そしてNHKでテレビ放送された日本語吹替えです。アスペクト比は第1話〜第35話が4:3、第36話が14:9、それ以外が16:9となり、英語音声は全41話中33話がリニアPCM2.0chモノラル、8話がリニアPCM2.0chステレオです。ITVスタッフによるマスターフィルムからのハイビジョン化(『三破風館』を除く)で、現時点では最高画質となります。シャーロック・ホームズの声は俳優の露口茂さん(『太陽にほえろ』の山さん)、ジョン・H・ワトスンのシーズン1とシーズン2を俳優の長門裕之さん(相棒Season IV 第一話 「閣下の城」の閣下こと北条晴臣)、シーズン3からは俳優の福田 豊土さんが担当しています。

NHKでテレビ放送されたドラマはカット編集されているため、ノーカット英国オリジナル版と書かれています。ここで問題になるのが、テレビ放送でカットされた部分の日本語吹替えです。ハピネット・ピクチャーズ社から2001年に発売された シャーロック・ホームズの冒険 DVD には、テレビ放送版(カット有り)、ノーカット版、英語音声、日本語吹替え、日本語字幕が収録されていたようです。ただし、ノーカット版を日本語吹替えで再生すると、カットされた部分はオリジナルの英語音声に切り換わります。カット版 NHKテレビ放送 日本語吹替版で満足するならば、2001年に発売されたDVDシリーズが良いのかも知れません(画質未確認なのでお勧めしませんが)。しかし、デジタル放送に切り替わった今、NHKの再放送をレコーダーに録画して、さらにブルーレイに保管するのも良いでしょう。

その後2004年に同社から シャーロック・ホームズの冒険 完全版(リニューアル版) が発売されました。製作20周年を記念して、それまで日本語吹替えの無い部分を追加録音、さらに英語字幕が追加収録されました。しかし、カットシーンの日本語吹替えに、NHKのテレビ放送のキャストが集結できませんでした。シーズンの区切りで声優が交代することがあっても、1話の中で交代するのは異例です。私は日本語吹替えに馴染みがないため、ブルーレイの日本語吹替えを見て、声の変化からテレビ放送でカットされたシーンを推測して楽しみました。日本語吹替えが追加収録されたのは、嬉しいことでもあります。この日本語吹替え事情をブルーレイは踏襲しています。

しかし、テレビで放送された日本語吹替えを至高のグラナダ版とするならば、途中で声が変わるのは受け入れがたいものです(心中お察しいたします)。たらればを言えば、ノーカット版に日本語吹替えを収録した後、カットしてテレビ放送していれば良かったのに。あるいは、同じキャストが追加収録していれば良かったのに。あるいは、既存の音声をパターン化して、抑揚をコントロールできるような技術を使って疑似音声でセリフを新規録音するとか。はたまた、ジェレミー・ブレットさんも完全CGで、残りの物語を制作するとか・・・技術的には可能なのかも知れませんが、そろそろ現実に戻りましょう。


デアゴスティーニ版の裏話

私は2015年の早い段階で編集部からメールを頂き、デアゴスティーニ版の企画を知りました。私のWEBサイト『シャーロック・ホームズ in MB-Support』の『グラナダ版ホームズの冒険 ベイカー街の地図』と、『グラナダ版ホームズの冒険 221Bの間取り』に興味があるとのことでした。内容的には納得できないものの、お金で解決して私のWEBサイトを元にしたイラスト、『221Bの間取り』と『ベイカー街の地図』が掲載されました。一応、WEBサイトのアドレスも掲載されています。

何よりも興味があったのは、新規に録音されたノーカット版日本語吹替えが収録されたDVDです。完全版の日本語吹替えが無い現状、新規キャストによる日本語吹替えがあってもいいと思っていました。2015年の年末に発売される予定でしたが、翌年の1月に延期され、さらに2月2日に延期されました。緘口令が敷かれているため、私は SNSで情報が拡散される状況を注視していました。でも、公表される前日の2016年2月1日に、以下のツイートをしました。

Twitterに精通しているわけではありませんが、デアゴスティーニの『グラナダ版ホームズの冒険』に関する情報がツイートされるのを注視していました。最初にツイートされた方は、奇しくも私と相互フォローしている方でした。出版業界の方なのか、この企画の関係者なのか? あるいは、広島県か新潟県に在住の方なのか?

2016年2月の時点で「デアゴスティーニ ホームズ」をネットで検索すると、NHKのパペットエンターテインメントの人形が多く見つかりました。その中で異彩を放っていたのが、デアゴスティーニのドメインで公開されていた、定期購読の申し込みサイトでした(私は全てのスクリーンショットをPNG形式で保管しています)。このサイトには、テスト販売する地域で放送されたテレビコマーシャルのビデオが埋め込まれていて、それはYouTubeの公式サイトにアップロードされていました。しかし、いずれのサイトにもデアゴスティーニのWEBサイトからリンクされていませんでした。特定の地域への限定公開だったのか? 検索でヒットするWEBサイトだったため、SNSでアドレスが拡散されました。


ホームズの冒険 分冊百科 宝島社とデアゴスティーニ

宝島社から2009年2月21日から2010年4月8日にわたり、分冊百科全23冊の『シャーロック・ホームズの冒険DVD BOOK (宝島MOOK) 』が発売されました。2話収録のDVD付きで、価格は一冊1,000円+消費税でした。目玉となるのはデジタルリマスターの映像、日本語・新翻訳字幕、英日対訳です。劇中の英語台詞と日本語翻訳が掲載されています。雑誌の内容は主演、レギュラークルー、原作者、各物語の概要と作品解説、ゲストの紹介、トピックスなどです。

キープ株式会社のDVDが付属して、ノーカット版、英語音声、日本語字幕、英語字幕が収録されています。さらにキープ株式会社は、デジタルリマスター版DVD付き英日対訳ブックを一冊500円+消費税で発売しました(左下写真の右)。それまで、ハピネット社のDVDしか知らなかった私は、英日対訳ブックのDVDを鑑賞して画質に驚きました。カラー・グレーディングなのか、英日対訳ブックのDVDは画面全体がブルーがかっています。英日対訳ブックのDVDには1話しか収録されていません。ラベルの色はシーズン毎に異なるようです。

宝島社は監修が不明で、収録されている物語のキャストや解説に特化しており、劇中の写真が使われていました。 Amazonの販売ページ で『なか見!検索』が可能です。デアゴスティーニ版は東あかねさんが監修で、トピックスに特化しており、メイキングやスチル写真が使われています。宝島社の分冊百科は2話収録で1,000円+消費税で、デアゴスティーニ版は1話で通常価格1,499円(税込み)です。さらに、デアゴスティーニ版には新規録音した日本語吹替えが収録されています。

2004年に発売したハピネット社のDVD、宝島社の分冊百科に付属のDVD、キープ株式会社の英日対訳ブックのDVD、デアゴスティーニの分冊百科のDVDを見比べた結果、とにかく英日対訳ブックのDVDの画面全体がブルーがかっているのが目立ちました。明るいのはデアゴスティーニ版で、綺麗だと感じたのは宝島社付属のDVDでした。ブルーの影響でシャープに感じるのは英日対訳ブックのDVDです。画質にこだわるならば、ハピネット社のブルーレイを強くお薦めします。






ベイカー街221Bの間取り

グラナダTV制作の『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズで、顧問探偵のシャーロック・ホームズと相棒のジョン・H・ワトスン医師が共同生活をする場所が、ハドスン夫人から間借りするベイカーストリートの『221B』です。マンチェスターのグラナダスタジオの倉庫に造られた、『221B』の室内セットの間取り、建具、家具、小物などを、Blu-Ray を参考に管理人が調べた名称や用途を列挙します。

ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』Granada Television Sherlock Holmes 1984 TV series Baker Street 221B Setting of a movie

Chapter 1:221B 間取り

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』の Blu-Ray BOXを参考に、真上から見た 221B の 2 階 と 1 階の間取り図を作りました。さらに 221B の 3 つの空間と壁、凹凸の壁と柱、理解に苦しむ実験テーブルが置いてある空間の仮説を紹介します。

Chapter 1:221B 間取り - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 2:窓とドアとシャンデリア

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』の 221B にある 5 つ窓、4 つドア、3 つステンドグラスとシャンデリアについて。ステンドグラスは第 5 シーズンの『レディー・フランシスの失踪』から変更されており、シャンデリア(三灯)は『ぶなの木屋敷の怪』だけに登場するレアアイテムです。

Chapter 2:窓とドアとシャンデリア - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 3:VR の弾痕側と窓際

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセット、VR の弾痕側と窓際にある家具、小道具を画像付きで列挙しています。特長的な家具は、フランス家具で書類保管棚の Cartonnier(カルトニエ)、その上に置かれた VACUUM PUMP(真空ポンプ)、ヴィクトリアン サイドボードの上に置かれた酒瓶入れの Tantalus(タンタラス)、炭酸水製造器の Gasogene(ガソジーン)、ライティング ディスクの上の Zograscope(ゾグラスコープ、覗き眼鏡)などです。

Chapter 3:VR の弾痕側と窓際 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 4:化学実験テーブル側

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセット、化学実験テーブル側にある家具、小道具を画像付きで列挙しています。特長的な家具は、Desk Bell Silver(卓上ベル 銀)や Victorian Oil lamp B(ヴィクトリア朝 オイルランプB)が置かれている Tortoise Bamboo Side Table(亀甲竹サイドテーブル)、物語によって変更される Wall Barometer(A:壁掛け気圧計)とWall Clock(B:壁掛け振り子時計)などです。

Chapter 4:化学実験テーブル側 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 5:暖炉側

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセットの暖炉側にある家具、小道具を画像付きで列挙しています。特長的な家具と小道具は、アンティークなLaboratory Scale(実験用の天秤)、Microscope & Case(顕微鏡とケース)、Microscope Slide Cabinet(顕微鏡 スライドガラス・キャビネット)、Mahogany Book Case C(マホガニー ブックケース:本棚)の上に載せてあるGraphoscope(グラフォスコープ)、Victorian Mantelpiece & Fireplace(暖炉)やライヘンバッハの滝の絵画、Three-Pipe Problem(パイプ三服分の問題)を実践する Cane sofa & Cane Chairs(籐ソファと籐椅子)などです。

Chapter 5:暖炉側 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 6:マントルピース周り

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセットのマントルピース周りにある家具、小道具を画像付きで列挙しています。特長的な家具と小道具は、第 6 シーズンの『赤い輪』で 2 個あることを示唆する Victorian Canterbury(ヴィクトリアン カンタベリー)、暖炉とビューロー ブックスタンドの間にある Bell-Pull(呼び鈴)、パイプの葉を詰める Persian Slipper(ペルシャ スリッパ)、パイプスタンド、Tripod Censer(三脚香炉)、請求書をマントルピースの天板にジャックナイフで突き刺すアレ、暖炉で火の粉が飛んでくるのを防いだり、炎の熱が直接当たるのを防ぐ Brass Fireplace Screen(真鍮製 ファイヤースクリーン)などがあります。

Chapter 6:マントルピース周り - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 7:シャーロック・ホームズの寝室

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセットの、シャーロック・ホームズの寝室にある家具、小道具を画像付きで列挙しています。寝室の家具は、物語により配置が変更されます。特長的な家具と小道具は、ホームズが変装に使う Duchess Dressing Table(ダッチェス ドレッシング テーブル)、最後まで変更されない Wardrobe(ワードローブ:洋服ダンス)、Brass Shaving Stand(真鍮製 髭剃りスタンド)、Wash Stand(洗面台)、そして、デザインが特長的なScottish Chest(スコテッシュ チェスト)、ワトスンが『入院患者』で製作する Yacht Model:(帆船模型)などがあります。

Chapter 7:シャーロック・ホームズの寝室 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 8:廊下と階段

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』221Bのセット、廊下にある建具と小道具を画像付きで列挙しています。特長的な家具と小道具は、赤い絨毯が敷かれた白い階段、居間に入るドアの横に置かれた Bent Wood Coat Hanger(ベント ウッド コート ハンガー)、ホームズの鉢植えを置く Mahogany Torchere(マホガニー トルシェール)と、現時点では判明していない家具があります。

Chapter 8:廊下と階段 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 9:その他

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』に登場する、一回しか登場しない小道具を画像付きで列挙しています。現時点では、『空き家の怪事件』に登場するセバスチャン・モラン大佐の愛用した空気銃(フォン・ヘルデル作)、『四人の署名』でホームズの机の上にある卓上鏡、『犯人は二人』で一度だけ使われる самовар(サモワール)の 3 点です。

Chapter 9:その他 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

Chapter 10:3階 ワトスンの寝室と浴室

グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズ、221B屋内セット 劇中で確認できるワトスンの寝室、バスルーム、ドレッサーの情報を元に、3階の間取りを調べました。劇中でホームズが使用したCanopy Shower Bath(キャノピー シャワー バス)、ワトスンが使っていたドレッサーは、『犯人は二人(The Master Blackmailer)』だけに登場します。

Chapter 10:3階 ワトスンの寝室と浴室 - ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』

ホームズの冒険 Bly-Ray

“シャーロック・ホームズ”が活躍する、アーサー・コナン・ドイル原作による名作探偵TVドラマの BOX。腕利きの名探偵、シャーロック・ホームズとその相棒、ジョン・H・ワトスン博士の華麗な推理劇を描く。全 41 話を収録。12 枚組。特製ブックレット封入。


ベイカー街の地図

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズに登場する『BAKER STREET』のセットは、1890 年代を想定してマンチェスターのキャッスルフィールドに建設されました。郵便局、家具店、果物屋、ワイン店、仕立屋、本屋、宝石店、床屋、不動産屋、葬儀屋などが作られ、突き当たりのリージェント・パークは、立地的に高い建物が映り込むのを防ぐ苦肉の策です。最初のラフスケッチからセット完成まで、1982 年の 1 月から 5 月とあります。いくつかのセットは屋内も作られており、221B、床屋、本屋、家具屋、煙草屋は、室内での撮影もあります。

ベイカーストリートの地図:グラナダTV『シャーロック・ホームズの冒険

書類棚 Cartonnier

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの窓際に置かれた書類棚 Cartonnier(カルトニエ)。劇中では地図や新聞の切り抜きなどの書類、ジェームズ・モリアーティ、セバスチャン・モラン、アイリーン・アドラーなどの重要人物を記した目録、伝記要覧を保管しています。なお、リチャード・ロクスバーグ主演の『シャーロック・ホームズ バスカヴィルの獣犬』にも、この書類棚に似た家具を確認できます。

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった書類棚

ブルーレイBOX

グラナダ版シャーロック・ホームズの冒険 ブルーレイBOX。定評のある日本語吹き替えを得るには、ハピネット社が販売する DVD(非デジタルリマスター)を、映像の品質を追究するならキープ社の DVD(デジタルリマスター)を購入するしか無かった歯痒い状態を、ブルーレイ版が解決してくれます。管理人も購入したので、中身が見たい場合はここをクリックして下さい。

シャーロック・ホームズの冒険 ブルーレイBOX

呼び鈴(Bell-Pull)

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの暖炉側の壁にあるハンドル式の呼び鈴(Bell-Pull)。『高名の依頼人』でホームズがハンドルを操作して、ハドスン夫人を 2 階に呼ぶシーンがあります。41 話も製作されたグラナダTVシリーズで、221B の呼び鈴を使うのは『高名の依頼人』だけなのか?

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった221B の呼び鈴(Bell-Pull)

紹介

シャーロック・ホームズの隠遁生活に関しては、架空人物の伝記『シャーロック・ホームズ ガス燈に浮かぶその生涯(Sherlock Holmes of Baker Street, A Life of the World's First Consulting Detective.)』でも触れられています。

 Amaozn 紀伊國屋書店