シャーロック・ホームズ

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ミセスハドソンの日記

ベイカーストリートの地図
グラナダTV『シャーロック・ホームズの冒険』




祝! デアゴスティーニ DVDコレクション発売

2016 年 2 月 日、デアゴスティーニ(Deagostini)から『隔週刊 シャーロック・ホームズの冒険 DVDコレクション』全国発売が決定しました! 20年が経過した今でも絶大の人気を誇るグラナダ・テレビ製作(通称:グラナダ版)の実写版ホームズシリーズです。創刊号の『221Bの間取り(参考ページ)』と『ベイカー街の地図(このページ)』は、私のサイトを参考に製作されています。


ベイカー街の地図

先日、221 近辺の地図の製作を要望された”多摩じい”様から、当サイトの掲示板にコメントをいただきました。”多摩じい”様は、『ホームズで遊ぼう』のメンバーで、 同 WEB サイトにグラナダTV制作『シャーロック・ホームズ冒険シリーズ』DVD を鑑賞したレポートが掲載されています。 掲示板で何度かグラナダ・ホームズに関するやり取りをするうちに、次第にセットで使われたベイカーストリートの地図を作りたくなりました。グラダナTV制作『シャーロック・ホームズの冒険シリーズ』とは、1984 年 4月 から 1994 年 4 月(*1)までの 10 年間にわたり放送された、イギリス グラダナ・テレビが制作した実写版シャーロック・ホームズです。私は、過去に作られた全てのホームズ作品を鑑賞したわけではありませんが、”ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)”が演じたシャーロック・ホームズを超える実写版に、未だ巡り会えていません。

タイトル:ホームズで遊ぼう:コメントの流れ


劇中に登場する『BAKER STREET』(*2)のセットは、マンチェスターのキャッスルフィールド(*3)に、1890 年代を想定して建設されました。セットには、郵便局、家具店、果物屋、ワイン店、仕立屋、本屋、宝石店、床屋、不動産屋、葬儀屋などが作られ、突き当たりのリージェンツ・パーク(The Regent's Park)は、立地的に高い建物が映り込むのを防ぐ苦肉の策です。最初のラフスケッチからセット完成まで、1982年の1月から5月とあります(*4)。いくつかのセットは中も作られており、221B、床屋、本屋、家具屋、煙草屋は、室内での撮影もあります(*5)。ただし、室内は別の場所にセットが作られていた可能性もあります。


さて、当時の撮影風景が記録された書籍(*4)を参考にしましたが、最終的にはDVDをチェックする事になります。残念ながら Blu-Ray版が存在しないので、看板の文字を認識できる画質ではありません(*6)。私はハピネット版をメインに、キープ社のデジタルリマスター版も二本だけ参考にしました。やはり、デジタルリマスター版の方が画質が良いです。なお、この地図は完璧なものではありません。全てのハウスナンバー(*7)と看板の文字を確認できていないのと、物語によっては矛盾も生じています(*8)。また、晩年の作品では民家やお店の変更が激しいです(*9)。まずは、全ての物語のオープニングから読み取れる情報をメモしました。


オープニング(Opening)
1.ハウスナンバー『217 FURNITURE REPAIRS(家具屋)』の二階、『BAKER STEET.W』の看板からリージェンツ・パークの方にカメラが向けれます。なお、家具屋の脇(本屋の前)に書かれている文字は『FURNITURE REPAIRS』で、ハウスナンバーは『217』と分りますが、ベイカーストリート沿いの看板は『C』しか分りません(つまり、店の名称が分らない *10)。217の向かいの本屋『W.H.DAWE』のハウスナンバー『219』も映ります(221の隣りの建物)。参考にした写真:Baker Street (photo by Jean Upton) by Sherlock Holmes Society of London, on Flickr
2.画面がセピアになり「JEREMY BRETT DAVID BURKE IN」の文字が表示される前、本屋の向かいのワイン店『FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』と、その隣のハウスナンバー『134』のお店が見えますが、看板の文字を読み取るのは難しいです(新聞屋が二人立っている後ろの店の看板『GEORGE HUTOHNGS & SONS』)。
3.次に、二人の新聞屋が映りますが、ショップの看板は残念ながら映りません。
4.本屋の向かいの家具屋『217.FURNITURE REPAIRS』の外から、ガラス製品を羨望する子供達のシーンがあります(いたずらで警官に振り払われる)。向いが本屋だと分かります。
5.ワイン屋『FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』からの 221B の窓際に立つホームズの横顔(*11)。このシーンがワイン屋の看板の文字を判別するのに役立ちました(デジタルリマスター版を参考に)。

クリックすると拡大できます。拡大できない場合は、こちらに拡大画像があります。

ここからは、DVD と VHS ビデオで全 41 話を確認しました。追記:各物語のタイトルは、Blu-Ray BOX に付属するハンドブック『THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES - Holmes Investigation Handbook- BLU-RAY BOX BOOKLET』を参照して変更しました。原題、邦題共に『聖典』とは異なる場合があります。また、いくつかの邦題は、スラッシュに続いて関連する邦題を書きました。先頭に書かれた邦題が、グラナダ・テレビ版で使われている題名です。


第 1 シーズン:シャーロック・ホームズの冒険
The Adventures of Sherlock Holmes
第 1 話:ボヘミアの醜聞(A Scandal in Bohemia)
1.オープニングと同じく「BAKER STREET.W」の看板から、夜のベイカーストリートを俯瞰できます。
2.アイリーン・アドラー(Irene Adler)を乗せた馬車が、本屋『219.W.H.DAWE』を曲がった道に到着します。『踊る人形(The Dancing Man)』で依頼人のヒルトン・キューピットや、『空き家の怪事件(The Empty House)』でホームズが帰還するときと同じく、郵便局の方から本屋の T 字路を右折して 22B へ向かいます。「Good night Sherlock Holmes !」
第 2 話:踊る人形(The Dancing Man)
1.ヒルトン・キューピットが 221B を探すとき、ベイカーストリートで人に尋ねます。電報局、あるいは、郵便局(POST OFFICE)から、ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』を眺めるシーンがあります。T字路の突き当たりがワイン店、もしくは、その隣り『132』の何を売っているのか分からない店だと思われます。
2.ヒルトン・キューピットが帰るとき、本屋『219.W.H.DAWE』の前の道路で、子供が踊る人形の落書きをしています。
第 3 話:海軍条約事件/海軍条約文書事件(The Naval Treaty)
1.ブライアブレから戻ったホームズとワトスンは、『231』でいたずらをしている子供を追い払います。『231』の店先には野菜が陳列されおり、床屋『229』、銀製品店『227』、『225』、『223』、『221』、本屋『219.W.H.DAWE』へと話ながら歩きます。家具屋『219』の室内からの撮影は珍しく、対のガラス製燭台が見えます。『221』とは反対側の『116』と『118』が見えますが、サンシェード(日除け)が邪魔で店の種類が分りません。ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』の前で馬車に乗ってベイカーストリートを去ります。
2.事件解決:馬車からホームズが降りるシーンで収穫無しの芝居をするとき、リージェンツ・パークが少し見えます。また、パーシー・フェルプスが『221B』を出て、アニー・ハリスンと落ち合うシーンで、少しだけ『221』側の建物が見えます。
第 4 話:美しき自転車乗り(The Solitary Cyclist)
1.冒頭、珍しくリージェンツ・パーク方面からベイカーストリートを眺めるシーン。残念ながら床屋『229』の隣の店『227』が何のお店か分かりません(後にウインドウに燭台が陳列されているので、貴金属店だと考える)。しかし、リージェンツ・パーク側の角のショップは果物屋『231』の可能性があります。
2.ヴァイオレット・スミスが自転車でベイカーストリートに到着するシーンで、ハウスナンバー『219』本屋の看板が『W.H.DAWE』であることが分かります。
3.ワトスンの偵察で、お店の看板『ESTATE AGENT JARVIS AUCTIONEER(ジャービス)』を確認できますが、そこから馬車に乗るので、ベイカーストリートとは関係ありません。書籍『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』で不動産屋のセットを作ったとあるので、これがそうでしょう(*12)。
4.ワトスンがホームズに報告するシーンは床屋から始まります。窓には傘が飾られた店が見えます(床屋の店内の鏡越し)。床屋の向いの店はファッションセンターか?資料では仕立屋も作ったとあるので、これの事だと思います(*13)。
5.床屋『229』の隣の店『227.SKELTON』のショーウインドーに陳列されている商品が見えます。向いの民家か貸し屋のハウスナンバー『122』が見えます。ホームズとワトスンは『221B』を通り過ぎ、本屋『219.W.H.DAWE』でホームズが荷物を受け取り、『221B』に戻ります。
6.最後に化学実験で煙が充満したため『221B』のシングルハングの上げ下げ窓(*14)を開け、ホームズとワトスンが顔を出す珍しいシーンがあります。
第 5 話:まがった男/背の曲がった男(The Crooked Man)
ヒント無し。
第 6 話:まだらの紐(The Speckled Band)
1.ホームズがワトスンを起こす前、床屋『229』の向いあたりから『221B』を眺めるシーン。家具屋『217』の三階に『PSOT OFFICE』の看板が見えます。この建物は特長的で、一階と二階が同じ大きさで、三階から小さくなります(参考にした写真:Baker Street (photo by Jean Upton) by Sherlock Holmes Society of London, on Flickr)。残念ながらベイカーストリートを映すシーンはこれだけです。追記:9 秒ほどのベイカーストリートの映像には、『221』の一階の窓を掃除するメイド、二階中央の窓からハドスン夫人がカーテンを開け、ロールスクリーンを上げているのが映ると、”多摩じい”様より教えていただきました。 投稿NO:[6152]投稿NO:[6201]
第 7 話:青い紅玉/青いガーネット(The Blue Carbuncle)
1.モルカー伯爵夫人が馬車でホテルに向かう道中は、ベイカーストリートで撮影されています。馬車が右から左にフォードアウトするとき、ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』の看板の文字がはっきり見えます。その後、二頭の馬と御者が映る仰角撮影でも、ベイカーストリートの建物の上部が右に見えます。
2.ジョン・ホーナーと夫人が、ショーウインドーのボートと人形を眺めている店は、おそらく『118.GILBERT & SON』だと予想します。馬車に乗せられるのは、民家『120』の前ではないでしょうか(適当です)?
3.誤認逮捕の後、男が民家『124』からベイカーストリートに出て、民家『122』、民家『120』、店『118』、店『116』、リージェンツ・パークの柵、サンシェード(日除け)を下ろした果物屋『231』、床屋『229』、銀製品販売店『227』、民家『225』、民家『223』と眺め、『221B』でワトスンがハドスン夫人に送り出され、本屋『219』でワトスンがショーウインドーを眺めているときに、ダチョウを持った警備員のピータースンが『221B』に向かう一連のカメラワークが見物です。果物屋『231』には吊り下げタイプの看板があり、『FRESH FRUIT CUT FLOWERS』と描かれています(*35)。床屋『229』にも吊り下げタイプの看板がありますが、何も描かれていません(*36)。

第 2 シーズン:シャーロック・ホームズの冒険
The Adventures of Sherlock Holmes
第 8 話:ぶなの木屋敷の怪/ぶなの木立(The Copper Beeches)
1.『221B』二階の窓から外を眺めるワトスンの姿を、屋外から撮影している珍しいショット。きっと、スチールパイプの骨組みに支えられた、あそこにスタンバイしているのでしょう(*5)。バイオレット・ハンターの登場シーンは、本屋『219』の一階、『221』のドア、ガラス窓の『Commissionaire for oaths』、『221B』のドアを確認できます。また、『221B』のドアノッカーを叩いているシーンも珍しいです。
2.「ベイカーストリートの地図」のページに掲載するのは相応しくないと思われますが、この物語には『221B』の居間に吊された真鍮製と思われるシンプルなシャンデリアが映ります。
第 9 話:ギリシャ語通訳(The Greek Interpreter)
1.『132』あるいは『134』からリージェンツ・パーク方面を映し、二頭立て四輪の二階建て馬車が通ります。このカメラのアングルだと、『221B』、民家『225』、床屋『229』の煙突が見えます。画面右上には『Havana Cigars SOLD HERE』の吊り下げタイプの看板(*37)が見えるものの、何処の店を指しているのか不明です(この時点では)。ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』の前で、ワインの樽を荷台から降ろしているシーンや、店先に並べられたワインが見えます。本屋『219』の向いの家具屋『217』の歩道から、ワイン店『130』を眺めるシーンでは、二階建て馬車の広告『NESTLE'S MILK(*15)』と『HUDSON'S SOAP(*16)』が見えます。その後、ワイン店『130』の店内から、『221B』のドア付近で立ち話をする少年達を映しています。なお、この映像は、『バスカビル家の犬』でも使われています。
2.『Diogenes CLUB(ディオゲネス・クラブ *16)』から戻ったホームズとワトスンのシーンで、本屋『219.W.H.DAWE』の向いが家具屋『217.FURNITURE REPAIRS』である事が分かります(このときは、それが店の名前だと勘違いしている)。樽を積んだ馬車には『COAL W.MASSEY』とあるので、石炭を販売しているか運んでいると思われます(Massey Energyと関係あるのか?)。その隣が郵便局」か「電報局」で、壁には赤いポストが埋め込まれている。子供たちがポストに投函して、ホームズは電報を送るために電報局の中に入ります。『電報局』の根拠は、『221B』に戻るとクラブで別れたマイクロソフトがおり、ホームズが「いつここに?」と問うと、マイクロフトが「お前が電報局にいる間だ」と答えます(家具屋の隣りに立ち寄っている間)。
3.ディオゲネス・クラブでマイクロフトが「メラス君は私の一階上の住人だ」と言っています。メラスが連れて行かれる馬車を映すのは、筆記体が描かれたガラス越し(*32)、つまり、床屋『229』の屋内から撮影されています。メラスが住んでいる場所は、ベイカーストリートの『221B』の向かいの民家『126』です(撮影の都合)。民家『126』は、『空き家の怪事件』で、セバスチャン・モランがホームズの人形を狙撃する建物『Camden House 』としても使われています。メラスはマイクロソフトと同じ建物に住んでいることから、『221B』の向かいに兄が住んでいるとも想像できます。もちろん、撮影の都合で民家『126』が使われただけで、物語としては間違った解釈です。ディオゲネス・クラブでのメラスの回想シーンでは、ご丁寧にハウスナンバーが『33?』が見えます。このために、一時的に変更したと予想します。
第 10 話:ノーウッドの建築業者(The Norwood Builder)
1.冒頭、火事のシーンが終わった後、本屋『219』の前で工事しています。本屋の看板が『W.H.DAWE』であることが分かります。ワトスンが買い物をしているのはワイン店の二軒隣で、何のお店か分かりません(*18)。当然、『221B』に戻るには、ベイカーストリートを横断する必要があります。ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』の看板もはっきり分かります。
2.レストレイド警部が『221B』に到着、本屋『219』の向いの家具屋『217』の隣に『POST OFFICE』の看板(赤地に白文字)を確認できます(*19)。
3.マクファースンが連行されるとき、ホームズ越し&窓越しに連行されるマクファースンが見られます(あそこから撮影していると思われます *5)。また、その反対に外から窓の内側のホームズを見られるシーンもあります。馬車が走り出すと、ワイン店の看板『FOREIGN WINES & SPIRIT ST』までを読み取れます。
4.ブラックヒースに向かうため、ベイカーストリートに飛び出すホームズとワトスン。工事中の本屋『219』の二階の足場から、ベイカーストリートを俯瞰します。ワイン店『130』の前で場所に乗り込み、リージェンツ・パークの方へ移動します。
5.焼き芋シーンの後、銀製品販売店『227』の前から、道路工事の様子を眺められます。
第 11 話:入院患者(The Resident Patient)
1.床屋でのホームズとワトスンの会話から始まります。床屋から『221B』へ移動するので、リージェンツ・パークの角の店の隣が床屋だと分かります。その隣の看板が『SKELTON』であることも分かりますが、床屋の看板は『C SINDNS』でしょうか?(間違っています)。ハウスナンバーは『229』だと思う。民家『223』の前で。馬車の持ち主を推理するとき、『223』のドアと窓ガラスが見える(何も書かれていない)。
2.ベートーベン『ヴァイオリン 協奏曲 第三楽章(*20)』の軽快なリズムに、床屋から戻るホームズとワトスンが、民家『223』の前に停車している馬車を見て「医者」だと推理したあと、『221B』の中に入ります。カメラは玄関の外から二階の窓に移動しますが、二階の窓のロールスクリーンが下りています(ここがポイントです)。ロールスクリーンがアップになったときにカメラが切り替わり、『221B』の室内のセットから、ハドソン夫人がロールスクリーンを上げれば、あたかも二階にセットがあるように見せられます。
3.事件解決後、ワトスンがリージェンツ・パークから『221B』へ歩いて来る。床屋『229』の室内から、店主が鳥か籠持って外にでます。民家『225』のメイドが玄関先かドアの下部を掃除しています。
第 12 話:赤髪連盟/赤毛組合(The Red-Headed League)
1.最後に、ワトスンが本屋『219.W.H.DAWE』で本を購入して包んで貰います(わざわざ包んでもらう必要があるのか?)。ホームズと『221B』へ戻る途中、『221』の一階の窓に『COMMISSIONER FOR OATHS(コミッショナーの誓い)』と書かれているのが分かります。『221』に玄関ドアが二つあることも分かりました(*21)。
第 13 話:最後の事件(The Final Problem)
1.ワトスンが旅行から戻るシーンで、ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』の前からリージェンツ・パークを眺めるシーンがあります。果物屋『231』、床屋『229』、銀製品店『227』のサンシェードが下りているので、看板を確認できません。セバスチャン・モラン大佐が『221B』の向いの民家『126』の三階の窓から、空気銃の照準でワトスンを捉えます。見張り役がワイン店『130』の隣の店先にいると思われますが、看板の文字が判別できません(*22)。
2.Blu-Ray 版を鑑賞した結果、ワイン店『130』の隣の店『132.GEORGE HUTCHINGS & SONS』の右に書かれた単語『Gents outfitters』を確認しました。これにより、『132』にはキャンプやスポーツなどの野外活動用品店である事が判明しました。
3.ホームズが港へ向かう豪華な馬車が、『221B』の前からリージェンツ・パークの方へ出発(パリへ)。銀製品店『227.SKELTON』のショーウインドーの下部が少しだけ見える。
5.ジェームズ・モリアーティ教授が『221B』から出るシーンを、ワイン店「130」の店内からボトル越しに映しています(『ギリシャ語通訳』以来)。
6.ワトスンが駅へ向かうため、ハドソン夫人が馬車を呼び止めるシーンで、ベイカーストリートを眺められます。
7.ガイ・リッチー監督の映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(*23)」の題材となった物語。

第 3 シーズン:シャーロック・ホームズの帰還
The Return of Sherlock Holmes
第 14 話:空き家の怪事件(The Empty House)
1.オープニング終了後、タイトルが表示される場面で、『221B』を正面から眺められます(*24)。ワトスンが久し振りにベイカーストリートを歩くシーンで、果物屋の看板が映ります(*25)。さらに、床屋の看板も映りますが、読み取るのは難しいです。床屋は『229 C SINDNS』こんな感じです(間違っています。後から Blu-Ray で確認したところ、看板は真ん中の文字が読めませんが、ガラスに描かれた筆記体の文字を判別できました。*32)。銀製品店はサンシェードを下ろしている最中です(余計な事を・・・)。民家『225』、『223』の数字ははっきり読めますが、4 つの窓に白文字で書かれている内容は分りません(*26)。さらに、民家『225』一階のガラス窓の上に、看板が追加されています。黒い看板に白文字で『Mess COOMBES 5, VICTORIA ST.SW』とあります(*44)。
2.ホームズ帰還で本屋『219.W.H.DAWE』の奥の建物が少しだけ見えます(これは珍しい)。『221』のドアとガラス窓の間に『SHAVIN HAIR CUTTING LADIES ROOM(*27)』の看板(赤地に白文字)が追加されていました。
3.今は亡きジェームズ・モリアーティ教授の右腕、セバスチャン・モラン大佐がホームズを狙撃するべく、『Camden House(カンデンハウス)』の裏から建物に入る。位置は『221B』の向いの『126』で、内部が見られる貴重な物語。二階から本屋『219』『211』を見下ろし、酔っぱらいが通る後ろの壁に『SHAVIN HAIR CUTTING LADIES ROOM』の看板が目立ちます。
4.。民家『126』にて、ホームズが『221B』に帰還したとき、窓の外を見下ろすと、民家『126』と『124』の間の街灯に”パーカー”が見張っているシーンがあります。ここで、Season 3 で追加された二つの看板を確認できます(*28)。
5.セバスチャン・モラン大佐が馬車でベイカーストリートに登場。『227.SKELTON』辺りに看板が見えますが『FOR SALE』しか読み取れません。また、夜なので『116.Catherine Rose』と『118.GILBERT & SON』にサンシェードがありませんが、残念ながら暗くて何の店なのか分かりません。しかし、『116』のショーウインドーが白く塗りつぶされ、文字が書かれているのが見えます。文字を読み取ることは出来ませんが、それは『六つのナポレオン』で分かる『STATIONERS BOOKBINDERS PRINTERS(*33)』です(つまり『Catherine Rose』は無くなっている)。
6.”多摩じい”様からの指摘で『二人で見張る場面で、警官二人が立っている場所が「床屋の入り口」と説明されます。実際は227の入り口です。』とあります 投稿NO:[5963]。私は掲示板で指摘されるまで、気が付きませんでした。ワトスンの台詞は『couple of shady characters in the doorway(一組の怪しい輩が戸口にいる)』になっているので、『床屋』とは言ってません。つまり、字幕の”小田代 和子”さんが『床屋』と勘違いしていると思われます(床屋は一件隣りなので惜しい)。Blu-Rayで確認したところ、警官が二人待機している店の『227.SKELTON』の看板に『JEWELLER(宝石細工人)』の文字が見えます(*29)。
7.ガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(*23)』の題材となった物語。
第 15 話:修道院屋敷/アビ農園(The Abbey Grange)
ヒント無し。
第 16 話:マスグレーブ家の儀式書(The Musgrave Ritual)
ヒント無し。
第 17 話:第二の血痕/第二の汚点(The Second Stain)
1.二人の高名な依頼人が、馬車でベイカーストリートに到着するシーン。カメラは家具屋『217』の歩道にあり、馬車はリージェンツ・パーク方面から来る。本屋『219.W.H.DAWE』の亭主が、店先に本を並べている(お客か?)。
2.依頼人が帰ると、ワトスンが本屋『219.W.H.DAWE』の前で新聞を購入します。ヒルダー夫人を乗せた馬車が到着する場面で、『118』の店の看板の一部『?LBERT & SON』が読めます(*30)。そして、その隣の民家か貸家のハウスナンバーが『120』、その隣が『122』であることが分かりました(*26)。
3.ワトスンが外出しようと玄関に向かうと、ホームズが帰ってきます。『221B』一階の玄関から見えるベイカーストリートは、二階の窓の外に映る絵の背景とは異なり、セットのベイカーストリートの『221B』に玄関部分が作られると判断できます。同じような撮影方法は、『四人の署名』でも見られます。
4.追記(2015 年 11 月 21 日):メイキング写真では、132 紳士服店 GEORGE HUTCHINGS & SONS(ジョージ・ハッチングス)が TOOLS H. & A. EVANS HARDWARE(道具と金物屋)に変更されています。
第 18 話:もう一つの顔/唇のねじれた男(The Man With the Twisted Lip)
1.夜、馬車でホイットニー夫人(アイザ・ホイットニーの妻)がベイカーストリートに到着するまでの間、床屋の看板が『229.C.SIMONS』であることが判明しました。床屋の隣りの宝石店『227.SKELTON』の看板も良く見えます。その後、『118』か『120』の前で盗難事件が発生します。悲鳴に振り向くホイットニー夫人の左にハウスナンバー『225』が見えます。
2.ワトスンがアイザを連れ戻すために、アッパースワンダム小路に向かいます。馬車は本屋『219』脇に止まっており、ワイン店を背にして進みます。右のサムネイルをクリックしてオリジナル画像を参照して下さい。
第 19 話:プライオリ・スクール(The Priory School)
ヒント無し。
第 20 話:六つのナポレオン(The Six Napoleons)
1.ナポレオンの胸像を店内で壊される『MORSE HUDSON(モース ハドスン)』の美術品販売店は、ショーウインドーに映る反射した建物から、『118.GILBERT & SON』を一時的に変更した可能性があります。反射した建物には『225』の窓ガラスに書かれた文字が見えます。ドアを開いてカーテンを手でよけると、室内セットに切り替わります(『225』の内部では無く別のセット)。
2.『221B』で鼎談が終わると、郵便の子供がリージェンツ・パーク方向から『221B』を訪ねてきます。このとき、リージェンツ・パーク沿いの店先に、焦げ茶の籠に入れられた緑の何かが見えます。これにより、奥の店は八百屋か花屋だと思われます(*31)。
3.新聞記事の誘導に成功して喜ぶホームズとワトスン。リージェンツ・パーク方面から徒歩で戻りますが、『221B』の隣の窓ガラスに白文字で「F.CHARLES REIN AURIST & ACOUSTIC ?STRUMENT MAKER」と書かれています(これは『223』のことです *26)。
4.ワトスンが床屋で髭を剃ってもらっている場面で、ショーウインドーに黄色か橙色で書かれた「Haird T第 2 シーズン:a・・・(筆記体)」が、室内の鏡に反射して見えます(*32)。また、ベヌーチを乗せた馬車が去った後、ホームズがワトスンに手を振る場面で、クリーム色の建物のガラスに「STATIONERS BOOKBIN」の文字が見えます。さて、床屋の窓から見える店とは、『221B』と反対側のリージェンツ・パーク沿いの道路近い建物の窓かと思われます(*33)。

第 4 シーズン:シャーロック・ホームズの帰還
The Return of Sherlock Holmes
第 21 話:悪魔の足(The Devil's Foot)
ヒント無し。
第 22 話:銀星号事件/白銀号事件(Silver Blaze)
ヒント無し。
第 23 話:ウィステリア荘(Wisteria Lodge)
ヒント無し。
第 24 話:ブルース・パーティントン設計書(The Brice-Partington Plans)
ヒント無し。

スペシャル版 長編(Long Version)
第 25 話:四人の署名/四つの署名(The Sign of the four)
1.ワトスンが書類棚近くの窓からワイン店『130』と隣の民家『128』を眺めるシーン。依頼人のメアリー・モースタンを乗せた馬車が、民家『128』の到着します。『128』のドアの右に、看板らしきものが掛けられていますが、それを判別できません。ガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ(*34)』と『シャド ウゲーム(*23)』では、ワトスンとメアリー・モースタンが結婚します。原作では、ワトスンが「モースタン嬢は僕の妻になる承諾をしてくれた」とホームズに言います。
2.メアリーが馬車で迎えに来るシーンは素晴らしい演出です。メアリーを乗せた馬車がリージェンツ・パーク方面から『221B』へと進み、『221B』の前でホームズとワトスンを拾います。『221B』に到着するとき、ホームズとワトスンが馬車の窓越しに見えます。一方、『221B』の室内から、メアリーの到着を待つホームズとワトスンが撮影されており、ベイカーストリートの『221B』に玄関が作られているのが分かります(二階は別の場所にセットが組まれています)。ホームズとワトスンを乗せた馬車は、本屋『219』を左折します。
3.三人を乗せた馬車は、結局ベイカーストリートに戻って来ます(撮影の都合上)。このとき、馬車は本屋『219』と家具屋『217』の間の道から、ベイカーストリートに向かいますが、正面にワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT』と紳士アウトドア用品店『132.GEORGE HUTCHINGS & SONS』が見えます。既にどちらのお店も潰れていると思われますが(セットを一般公開しているため)、『132』の看板に赤い文字(・・・NS)が見えます。観光した人が Flickr にアップロードした写真から、『A. EVANS HARDWARE』と描かれいると分りました(『第二の血痕』の 4 を参照してください)。同じ写真から、ワイン店だった『130』の看板は、『NORTON & SONS』に変更されているのも分りました。民家『126』の前に止まり、『126』の黒いドアをホームズがステッキで叩きます。サディアス・ショルトーの住居として、民家『126』を使ったわけです。この建物は『ギリシャ語通訳』でメラスの住居として使われています。物語に矛盾することなく使われのは、『空き家の怪事件』でセバスチャン・モランが狙撃のために侵入したときです。
4.『221B』からウィギンズ率いるベーカー街遊撃隊が捜索に向かうとき、宝石店『227.SKELTON』、床屋『229.C.SIMONS』の看板を確認出来ます。また『227』の前には、吊り下げ式の看板『134.Havana Cigars SOLD HERE(*38)』も見えます。そして、リージェンツ・パークの柵を最後に確認できる物語となります。このシーンでもう一つ気が付くのは、『空き家の怪事件』で追加された看板や広告が見あたらない事です。『SHAVIN HAIR CUTTING LADIES ROOM(*27)』の看板は外されており、民家『223』、民家『225』のガラスに描かれた広告(*26)も消えています。なお、『221B』のガラスの『COMMISSIONERS FOR OATHS(*26)』はあります。さらに、セットとは関係ありませんが、床屋『229』の前にグレーの帽子を被り、上下青い服の人が場違いに思えます。
5.スモールが連行される姿を『221B』の窓から見下ろすとき、向いの建物『126(この物語でサディアス・ショルトーの住居として使われた建物)』『124』『122』のドアを確認できます。『126』と『124』は色が違うものの形状は同じで、『122』のドアは『221』と同じ形状です。サディアス・ショルトーの住居として使われたときは、『126』ドアの左にガスランプが見えましたが、ここでは取り外されています。『124』ドアの左にもガスランプが見えますが、サディアス・ショルトーの住居で使われた照明と形が違います。
6.ワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』を映しながらエンドロール。後に Blu-Ray で確認した結果、紳士アウトドア用品店『132.GEORGE HUTCHINGS & SONS』と勘違いしていました。ここでは、「Gents outfitters」の文字を確認できます。なお、この映像はオープニングの使い回しと思われましたが、靴磨きを頼んでいる紳士の衣装が違います。何度か撮影したオープニングのボツ映像を使ったのかも知れません。「3」で説明したように、すでにワイン店『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』も紳士アウトドア用品店『132.GEORGE HUTCHINGS & SONS』も存在しません。
第 26 話:バスカビル家の犬(The Hound of the Baskervilles)
1.オープニングの後、賑わうベイカーストリートが映しだれますが、『ギリシャ語通訳』の「1」で撮影された映像を再編集したものです。馬車、それから、家具店『217』から本屋『219』を横切る深緑のジャケットに同色の帽子を被った女性が一致しました。ワイン店『130』の店内から、『221B』のドア付近で立ち話をする少年達を映すシーンまで、使い回しています。
2.サー・ヘンリー・バスカビルの靴が盗まれた後、夜のベイカーストリートと馬車が映ります。背景の建物のハウスナンバーが『33?』になっていることから(ベイカーストリートの通常のセットに「3」から始まるハウスナンバーは存在しない)、『ギリシャ語通訳』の「3」に書いた、メラスの住居に犯人が最初に訪れた映像を使い回しています。
3.サー・ヘンリー・バスカビルとの食事から『221B』に戻るホームズとワトスン。馬車から降りるホームズの背景に、家具屋『217』と赤煉瓦の建物が見えます。求龍堂『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』の 121 ページに掲載されたメイキング写真『「ノーウッドの建築業者」で牽引機関車が通り過ぎていくシーン』では、赤煉瓦の建物を確認できますが、劇中で見たのは初めてです(参考にした写真:Baker Street (photo by Jean Upton) by Sherlock Holmes Society of London, on Flickr)。
4.サー・ヘンリー・バスカビルとベリルの密会がステイプルトンに見つかったてから、ワトスンがグリンペンの郵便局手紙を預けた後、ベイカーストリートのワイン店『130』、紳士アウトドア用品店『132』、煙草屋『134』などが映ります。長編以外で繰り返されるオープニングの映像と酷似していますが、同じ通行人と馬車であるものの位置が異なります。オープニングの映像は、何度か撮影されているのでしょう。また、靴磨きを頼んでいる紳士の衣装から、『四人の署名』のエンドロールとも違っています。また、ベイカーストリートとは関係ありませんが、この後に霧に包まれたホームを歩いて行く場面は、『ギリシャ語通訳』のラストシーンを使い回しています。
5.エンドロールのベイカーストリートは、『ギリシャ語通訳』の「1」の使い回しです。グラナダテレビ・スタジオ・ツアーが開始されているため、撮影でセットが使えなかったのか(*11)?

第 5 シーズン:シャーロック・ホームズの事件簿
The Case-Book of Sherlock Holmes
第 27 話:レディー・フランシスの失踪/フランシス・カーファクス姫の失踪(The Disappearance of Lady Frances Carfax)
1.ホームズが警察の図書室、あるいは、図書館から戻る場面で、馬車がリージェンツ・パーク方面から『221B』へ進みます。そのとき、床屋『229』の隣『227』の看板が映りますが、『SKELTON』ではなく『MORTEN’S』に変更されています(*45)。その隣の民家のハウスナンバーが『225』なので、間違いありません。長く続いているドラマなので、街並みが変化しても問題ありません。
第 28 話:ソア橋のなぞ/ソア橋(The Problem of Thor Bridge)
1.依頼人の J・ニール・ギブスンが『221B』に来るとき、ホームズとワトスンが『221B』の一つの窓からベイカーストリートを見下ろします(『美しき自転車乗り』の小火騒動を思い出します)。リージェンツ・パーク方面の店『116』『118』の下部が見えますが、民家『120』『122』は工事中で見えません。
2.追記(2015 年 11 月 21 日):金鉱王ニール・ギブソン(Neil Gibson)を演じるダニエル・マッセイ(Daniel Massey)のスチール写真の背景が、118 Gentlemen Tailors(注文紳士服店)になっています。ここは、『六つのナポレオン』で MORSE HUDSON(モース ハドスン)の美術品販売店として使われた建物です。同じくスチール写真には、リージェンツ・パークの柵が撤去され、グラナダ スタジオ ツアーの二階建てバスを確認できます。このことから、『求龍堂 NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』 67 ページ『おもしろいワイド・レンズによるベイカー街の全貌』の写真が撮影された時期が、『ソア橋のなぞ』撮影前後だと考えられます。
第 29 話:ボスコム渓谷の惨劇(The Boscombe Valley Mystery)
ヒント無し。
第 30 話:高名の依頼人/高名な依頼人(The Illustrious Client)
1.『221B』からジョンソンとキティが帰るとき、床屋の方から自転車に乗った郵便配達員(脅迫状)が来ます。二人は通りを渡り、リージェンツ・パーク方面へ向かいます。このとき、民家『124』『122』『120』、お店『118』が少しだけ見えます。
2.ホームズが『カフェ・ロイヤル』で襲われ、新聞の売り子が立っている場所が分かりません。そして、ワトスンが画面右から登場します(後ろに馬車が停車している)。これが何処なのか分かりません。既に煙草屋『134』、紳士アウトドア用品店『132』、ワイン店『130』は面影が無くなっていると思われます。ならば、新聞の売り子はオープニングと同じ、旧紳士アウトドア用品店『132』の前で、ワトスンは旧煙草屋『134』の奥(セットが作られていない)から登場して来たのか(*39)?
3.夜、グルーナー男爵邸に向かうワトスンが馬車に乗るシーンで、キティが後ろに隠れて乗車します。キティが隠れていた背景には、沢山の飲み物(ワイン?)が並んでいます。ショーウインドーに馬車が反射して見えるので、ワイン店『130』のドア付近だと思われますが、柱の色が深緑から小豆色に変更されています。おそらく、すでに『130.FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』は消滅しているのでしょう。ショーウインドーに家具屋『217』か本屋『219』の建物と、その前に設置されたガーデンベンチが反射して見えます。これは、ツアーが開始された際に設置されたものと思われます(*41)。二人を乗せた馬車は、リージェンツ・パークの方へ移動します。
4.事件解決の後、『221B』の前で依頼人を見送る場面で、馬車の後ろに霧に包まれた店『118』と『116』が、ぼんやりと見えます。依頼人を乗せた馬車は『219』の方へ進みます。
第 31 話:ショスコム荘(Shoscombe Old Place)
ヒント無し。
第 32 話:這う人/這う男(The Creeping Man)
ヒント無し。

スペシャル版:長編(Long Version)
第 33 話:犯人は二人(Charles Augustus Milverton)
1.ドーキング大佐からホームズ宛の手紙が届けられる場面で、ワトスンが新聞を買うのが『221』のドアの前です。戻るとき、『221B』の玄関を通り過ぎるような歩き方をしますが、黒い手摺を避けるためだと思われます。旧リージェンツ・パークの方に見える店は、旧宝石店『227.SKELTON』から『レディー・フランシスの失踪』で『MORTEN’S』になり、『犯人は二人』では『Morten & Son Ltd(Antiquarian Books Bought and Sold)』に変更されています。また、旧床屋『229.C.SIMONSシモンズ』は『BR-ADLEYS』に変更されています。これは、グラナダ・テレビ・スタジオ・ツアーを観光した人が、Flickr に写真をアップロードしてくれた御陰で分りました(参考にした写真:Baker Street Granada Studios by horslips5, on Flickr)。
2.ワトスンに手紙を渡して走り去る男の背景に、リージェンツ・パークは見えません(柵を確認できるのは『四人の署名』が最後)。レストレイド警部が手紙を奪還に来ますが、上から馬車を見下ろすものの、ベイカー街の町並みは映りません。
3.ホームズとワトスンが帰宅すると、恐喝王チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン(CAM)から 6:30 に再訪するとのメッセージを見る。ミルヴァートンの馬車が『221』に来るシーンで、家具屋『217』と本屋『219.W.H.DAWE』が潰れているのが分ります。
4.ミルヴァートンの馬車に、一人の男が斧を振り下ろします。旧本屋『219』の看板が『S.PHILLIPS』に変更され、街灯に新しい看板が見えます(*40)。また、奥には『PSOT OFFICE』の看板も見え、郵便局が存続しているのが分ります。
第 34 話:サセックスの吸血鬼/吸血鬼(The Sussex Vampire)
ヒント無し。
第 35 話:未婚の貴族/花嫁失踪事件(The Adventure of the Noble Bachelor)
1.霧に包まれたベイカーストリートの歩道には、何かが燃やされています。道の土をスコップで樽に入れる男の背景には、「MR F.KINGSBURY ADMISSION ONE SHI?」の看板が見えます(*42)。
2.一階の窓の外から、室内のハドソン夫人が見えます。『COMMISSIONER FOR OATHS(コミッショナーの誓い *26)』の文字は消されています。旧本屋『219.W.H.DAWE』の方から、ホームズとワトスンを乗せた馬車が『221』に到着します。残念ながら霧が濃いため、街並みを観察できません。既にワトスンは『221B』に住んでいないため、ホームズだけを降ろし、そのまま馬車で退場します。
3.ホームズが籐の三人掛けソファで夢を見る場面で、民家『126』の前で、花屋と誰かが喧嘩しています。ハウスナンバーの特定は、もう少し後の花屋を見下ろす場面で確認できます。
4.早朝、ホームズが旧家具屋『217』方面から『221』に戻るも、鍵を忘れていることに落ち込む(鍵は開いておりハドソン夫人と心和むシーン)。*42 の看板の特定には、この場面も参考にしました。
5.疾走した花屋嫁の捜索願を出すことを決めた後、『犯人は二人』に登場した新しい『231(ほとんど見えない)』『229』『227』が映ります。ハドスン夫人が、民家『225』の前で新聞を買って『221』に戻ります。すると、『231』の方からワトスンが『221』へ歩いてきます。馬車が『219』と『217』の間の道から『221』に向かいます。*42 の看板の特定には、この場面も参考にしました。ワトスンとハドスン夫人が『221B』のドアで挨拶を交わし、御者がハドスン夫人に手紙を渡します。御者越しに『219』の看板が少し見えますが、ピントがずれているので読めません「*ERY」。
6.セント・サイモン卿が『221B』へ。旧リージェンツ・パークの方から馬車で到着します。このとき、向いの民家『124』と、旧『126』のハウスナンバーが無くなり、『30』の文字が見えます(花屋が居る場所)。さらに『221B』の二階から俯瞰する場面に切り替わり、民家『124』が見えます。この場面から、「3」で花屋が喧嘩していた場所を特定しました(『126』と呼ぶべきか『30』と呼ぶべきか・・・)。
7.セント・サイモン卿をワトスンに対応させていたホームズが、寝室の窓からベイカーストリートの反対側を見下ろす場面があります(クローゼットも見えます)。オレンジのドアに、赤い郵便ポストらしきものが壁にある建物が見えます(家具屋の隣の郵便局のような)。『最後の事件』でホームズは、この裏路地から『221B』の二階に戻るわけですね(ワトスンに窓を開けてもらう)。謎の女性はベイカーストリートに出て、セント・サイモン卿の待たせた馬車の脇を、旧リージェンツ・パーク方面へ向かいます。しかし、『223』でハドスン夫人とすれ違い、ホームズへの手紙を託します(*43)。このページとは関係ありませんが、廊下からホームズの寝室に直接入れるにも関わらず、ホームズは居間から対応します。
8.花屋の近くで歌っていた女性が警官に連行される。
9.『126』あるいは『30』と書かれたドアの前に、謎の女性が居ます。ここで、『128』のドアの左に、吊り下げタイプの看板が見えます。残念ながら、ピントが合っていないので文字を読めません。謎の女性は『221』の方へ横断して、『223』の前の歩道を旧リージェンツ・パーク方面に向かっています。リージェンツ・パークがあった場所に、『Baker Street』と描かれた大きな看板が見えます。角の『231』は工事中です。雨の中、ホームズが『221B』のドアから外に出て、ミュージカルのような動きで『219』の店内に謎の女性を探します。旧本屋『219』には、籠が沢山並んでいます。謎の女性が馬車に乗り、『221』へと向かって来る背景も、看板で埋め尽くされています(カモフラージュであろう)。馬車の乗降口にバックが引っ掛かっている場面で、背景に茶色と青色を基調とした建物が見えます(『116』か『118』)。ホームズが馬車を止めようと道路に出る場面で、旧家具屋『217』が茶色から黒色に塗り替えられ、『PUBLIG BAR』に変更されています。
10.謎の女性が帰宅します。場所は『221』の向い建物、「9」で見つけた新しい吊り下げタイプの看板がある『128』が使われています。

第 6 シーズン:シャーロック・ホームズの思い出
The Memoirs of Sherlock Holmes
第 36 話:三破風館(The Three Gables)
ヒント無し。
第 37 話:瀕死の探偵(The Dying Detective)
1.アデレイド・サベッジが『221B』の前で、訪問するべきか悩んでいる場面。壁には「DAILY NEWS」の看板あり、それまでの向いの建物は全く違っています。
第 38 話:金縁の鼻眼鏡(The Golden Pince-Nez)
ヒント無し。
第 39 話:赤い輪(The Red Circle)
ヒント無し:街並みは多く映りますが、ベイカー街では無い。
第 40 話:マザランの宝石(The Mazarin Stone)
ヒント無し。
第 41 話:ボール箱(The Cardboard Box)
ヒント無し。


Minecraft:グラナダTV制作 シャーロック・ホームズの冒険シリーズのベイカーストリート

ベイカーストリートの地図を、DVDとBlu-Rayを見ながら作製しましたが、スウェーデンのストックホルムで誕生したゲーム「Minecraft(マインクラフト)」ので作り、プレイヤーが操るキャラクターの目線で、ベイカーストリートを眺める事ができます。今回は、テクスチャーパックを変更したので、再びベーカー街の紹介ビデオを作りました。

Minecraft:グラナダTV制作 シャーロック・ホームズの冒険シリーズのベイカーストリート



新しく、グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』のベイカー街 221B の間取りを作製しました。今度は Microsoft Excel で劇中に登場する建具、家具、小物を描きました。

ベイカー街 221B の間取り:グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』(Granada Television Sherlock Holmes 1984 TV series 221B Setting of a movie)





ベイカー街221Bの間取り

グラナダTV制作の『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズで、顧問探偵のシャーロック・ホームズと相棒のジョン・H・ワトスン医師が共同生活をする場所が、ハドスン夫人から間借りするベイカーストリートの『221B』です。マンチェスターのグラナダスタジオの倉庫に造られた、『221B』の室内セットの間取り、建具、家具、小物などを、Blu-Ray を参考に管理人が調べた名称や用途を列挙します。

ベイカー街 221B の間取り グラナダ・テレビ制作『シャーロック・ホームズの冒険』Granada Television Sherlock Holmes 1984 TV series Baker Street 221B Setting of a movie

ホームズの冒険 Bly-Ray

“シャーロック・ホームズ”が活躍する、アーサー・コナン・ドイル原作による名作探偵TVドラマの BOX。腕利きの名探偵、シャーロック・ホームズとその相棒、ジョン・H・ワトスン博士の華麗な推理劇を描く。全 41 話を収録。12 枚組。特製ブックレット封入。


ベイカー街の地図

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズに登場する『BAKER STREET』のセットは、1890 年代を想定してマンチェスターのキャッスルフィールドに建設されました。郵便局、家具店、果物屋、ワイン店、仕立屋、本屋、宝石店、床屋、不動産屋、葬儀屋などが作られ、突き当たりのリージェンツ・パークは、立地的に高い建物が映り込むのを防ぐ苦肉の策です。最初のラフスケッチからセット完成まで、1982 年の 1 月から 5 月とあります。いくつかのセットは屋内も作られており、221B、床屋、本屋、家具屋、煙草屋は、室内での撮影もあります。

ベイカーストリートの地図:グラナダTV『シャーロック・ホームズの冒険

書類棚 Cartonnier

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの窓際に置かれた書類棚 Cartonnier(カルトニエ)。劇中では地図や新聞の切り抜きなどの書類、ジェームズ・モリアーティ、セバスチャン・モラン、アイリーン・アドラーなどの重要人物を記した目録、伝記要覧を保管しています。なお、リチャード・ロクスバーグ主演の『シャーロック・ホームズ バスカヴィルの獣犬』にも、この書類棚に似た家具を確認できます。

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった書類棚

ブルーレイBOX

グラナダ版シャーロック・ホームズの冒険 ブルーレイBOX。定評のある日本語吹き替えを得るには、ハピネット社が販売する DVD(非デジタルリマスター)を、映像の品質を追究するならキープ社の DVD(デジタルリマスター)を購入するしか無かった歯痒い状態を、ブルーレイ版が解決してくれます。管理人も購入したので、中身が見たい場合はここをクリックして下さい。

シャーロック・ホームズの冒険 ブルーレイBOX

呼び鈴(Bell-Pull)

グラナダTV版ホームズの冒険テレビシリーズで、221Bの暖炉側の壁にあるハンドル式の呼び鈴(Bell-Pull)。『高名の依頼人』でホームズがハンドルを操作して、ハドスン夫人を 2 階に呼ぶシーンがあります。41 話も製作されたグラナダTVシリーズで、221B の呼び鈴を使うのは『高名の依頼人』だけなのか?

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった221B の呼び鈴(Bell-Pull)

シャーロック・クロニクル

BBC ドラマ『SHERLOCK / シャーロック』公式ガイドブックです。シーズン 1 ~ 3、そして 4 の最新情報まで、キャスト・スタッフたちの 初出し制作秘話をオフショット満載のフルカラーでお届けします!


Minecraftでベイカー街

Minecraft(マインクラフト)はスウェーデンのストックホルムで誕生した、決まった目的が存在せずプレイヤーが自由に行動できるゲームです。このゲーム内で、グラナダ・テレビのシャーロック・ホームズの冒険に登場するベイカーストリートのセットを再現してみました。プレイヤーのサイズで作ったので、ベイカー街を自由に歩け、建物に入ることも可能です。

グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』221B のセットにあった221B の呼び鈴(Bell-Pull)

ホームズの冒険 DVD

グラナダTV制作 シャーロック・ホームズの冒険 [完全版] DVDセット。NHK で放送された日本語吹替に、カット部分を再録音(声優は異なる)して追加した完全版です。6 セットに分割されており、購入しやすいお値段ですが、画質を重視するなら Blu-Ray 版をお薦めします。


シャーロック・ホームズ

著書:小林 司、東山 あかね。出版社: 河出書房新社。143 ページ。1997 年初版、2005 年増補改訂版を経て、改訂新版。日本を代表するシャーロッキアンが丹精込めて執筆編集したホームズ入門書の決定版。秘蔵コレクションをはじめ貴重なデータや情報が満載の究極の名著。


シャーロック・ホームズと見る ヴィクトリア朝 英国の食卓と生活

著書:関矢 悦子。『第 37 回日本シャーロック・ホームズ大賞』受賞。目玉焼きじゃないハムエッグから「いのちの水」ブランデー、そして面倒な結婚手続きや教育、遺産相続まで。ヴィクトリア時代の市民生活をシャーロック・ホームズとともにとことん調べてみたら、予想以上におもしろかった! 221B のサイドテーブルにある『Tantalus(タンタラス、タンタロス)』や炭酸水製造器『Gasogene(ガソジーン、ガザジーン)』などの情報も掲載。


ヴィクトリア朝百貨事典

ヴィクトリアンたちは日々何を食べ、何を身につけどんなものに囲まれて暮らしていたのか。英国ヴィクトリア朝という大量消費の時代を彩った「もの」のプロフィール。 ステレオスコープも掲載されています。


シャーロック・ホームズの世紀末

夜霧の世紀末ロンドンに名探偵ホームズが目撃したものは―猟奇殺人、植民地戦争、女権拡張と労働争議、美女の噂とボクシング、あるいは優生学、進化論、そして神秘思想など、多種多様な思惑がうごめく大英帝国の素顔だった。時代の波に翻弄されるホームズの航跡を辿り、今日の消費社会を先取りした大英帝国の虚実をリアルに抉る画期的世紀末文化論。芸術選奨新人賞受賞、日本シャーロック・ホームズ大賞受賞。


註釈

*1:1984 年 4 月 から 1995 年 4 月(日本では NHK で 1985 年 4 月から 1995 年 2 月に放送)までの 10 年にわたりテレビで放送されたテレビシリーズです。全 41 話のシャーロック・ホームズを演じるのはジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)。ワトスン役はシーズン 1 から『最後の事件(The Final Problem)』のシーズン 2までをデビッド・バーク(David Burke)が務め、『空き家の怪事件(The Adventure of the Empty House)』のシーズン 3 からはドワード・ハードウィック(Edward Hardwicke)が演じています。

*2:BAKER STREET:ベイカーストリート、ベーカーストリート、ベイカー街、ベーカー街など呼び方いろいろ。

*3:Manchester(マンチェスター)はイングランドの北西部、グレーター・マンチェスターに位置する工業都市で、マンチェスター発祥の地がCastlefield(キャッスルフィールド)。

*4:1998 年 9 月 1 日に発売された『求龍堂 NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』の 123 ページ。

*5:この日記を掲載したとき、ベイカーストリートにある 221 の建物は、内装まで作り込まれていると考えていました(ロマンチストでしょ?)。今では、スチールパイプの骨組みで、ベイカーストリートに面した部分(外壁、窓、ドア)だけが作られていたと分かっています。床屋、ワイン店、本屋、煙草屋、家具屋、221Bの一階は、内装も作られています。俳優が二階の窓からベイカーストリートを見下ろすシーンや、見下ろしている俳優を外から仰角で撮影するシーンは、スチールパイプの骨組みに支えられた二階の細い床に、俳優を立たせて撮影していると思われます。セットのすぐ後ろには、倉庫らしき建物が存在しています。

*6:2012 年 12 月 4 日に Blu-Ray Box が発売されました(*1)。管理人も購入済みで、現在は Blu-Ray を鑑賞して、ベイカーストリートの地図と221Bの間取りを作り直しています。

*7:ハウスナンバー:住居番号(じゅうきょばんごう)は、一定の地域内における建物の位置を示すために規則に従って建物に付与される番号である。ウィキペディア

*8:2015 年 1 月現在、Blu-Rayで確認中でありますが、シーズン1 〜 3 のセットに関しては、『217 家具屋』以外の看板の名称が判明しています。

*9:ベイカーストリートのセットは、『シャーロック・ホームズの冒険』と『シャーロック・ホームズの帰還』(シーズン1 〜 3)が終わった 1988 年 7 月に、Granada Studio(グラナダスタジオ)がベイカーストリートのセットを有料で一般公開しています。そのためか、シーズン1 〜 3 以降のベイカーストリートは、画面に映る頻度が減ったのと、お店に多くの変更が見られます。November HolmeWork Assignment: Sherlock Holmes Granada Studios Tour Token?

*10:2015 年 1 月現在、ハウスナンバー『217』の家具屋の看板は、『CHARLLS』まで読み取れました。同じくらいの文字数が続きますが、それは判別不能です。根拠は、現在制作中の新しいページに掲載します。

*11:2015 年 1 月現在、ワイン屋『FOREIGN WINES & SPIRIT STORES』からの 221B の窓際に立つホームズの横顔。Blu-Ray で確認した結果、『132 GEORGE HUTCHINGS & SONS』の隣り『134』の煙草屋の看板の一部『YDEL』が見えます。『求龍堂 NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』 67 ページの『おもしろいワイド・レンズによるベイカー街の全貌』の看板に『J.TWYDEL』とあるので、劇中でもこの名前が使用されていたと断定します。

*12:『ESTATE AGENT JARVIS AUCTIONEER(不動産屋)』は、『118.GILBERT & SON(ギルバート サン)』を改築して撮影されています。その理由は、Blu-Ray版で確認すると、ショーウインドーに向いの床屋『229 C.SIMONS』の看板が映るからです。

*13:Blu-Rayで確認したところ、勘違いであることに気が付きました。床屋の鏡にパラソルと看板が映りますが、その文字は反転しているので、手鏡をディスプレイに当てて文字を読み取りました。以下の手鏡では『atherine Ro』しか読み取れませんが、『求龍堂 NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』 67 ページの写真『植え込みで偽装したベイカー街のはずれのセットがあるソールフォードの景観』で残りの文字を読み取り、『116.Catherine Rose(キャサリン ローズ)』であると判断しました。

*14:シングルハングの上げ下げ窓:上下にスライドしてカラス戸を開閉する窓。シングルハングは、下のガラスドを上下にスライドさせ、上のガラス戸は固定されています。『美しき自転車乗り』の最後で、化学実験に失敗したホームズとワトスンが、ガラス戸を上げて顔を出します。

*15:『ギリシャ語通訳』に映る馬車に『NESTLE'S MILK(ネスレ ミルク)The Richest in Cream』とスイスの国旗が描かれた看板が見えます。これは、日本でも有名な『ネスレ』の広告でしょう。1866 年にスイスで創業、1913 年にネスレ・アングロ・スイス煉乳会社が英国ロンドンの極東輸出部の管轄で、横浜に日本支店を開設。[メーカーホームページ] [ネスレの沿革(日本)] [ネスレの沿革(海外)]。ロンドン交通博物館を観光した方のホームページで、この馬車の写真を閲覧できます [moto-naoko.com/ヴィクトリア時代ほか]。

*16:HUDSON'S SOAP(ハドソン ソープ)。英国の実業家”Robert Spear Hudson(ロバート・スピア・ハドソン)”が大衆向けの石鹸を販売。[wikipedia] [看板の写真を公開しているサイト]

*17:古代ギリシアの哲学者”ディオゲネス”を由来とした『Diogenes CLUB(ディオゲネス・クラブ)』は、社交嫌いの風変わりが集まるクラブで、シャーロック・ホームズの兄のマイクロソフトが創立発起人・会員です。[ディオゲネス (犬儒学派)]

*18:"多摩じい"様が、店内のポスターの文字『“ROSEBE?”とか”CIG・・”』から、『ROSEBERY』という煙草/葉巻の有名ブランドを発見されました。これにより、ワトスンが買い物をしていた店は、煙草屋である事が分かりました 投稿NO:[5829] 。後にハウスナンバー『134』と『Havana Cigars SOLD HERE(ハバナシガー ここで売っています)』の看板を、床屋『229』の前で見つけ、オープニングと書籍の写真から、煙草屋『134.J.TWYDEL』の判明に至ります。なお、同コメントで本屋『219.W.H.DAWE』と道路の工事についても言及されています。

*19:『求龍堂 NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険(*4)』の 121 ページの写真『ノーウッドの建築業者で牽引機関車が通り過ぎていくシーン』でも、『POST OFFICE』の看板を確認できます。

*20:ベートーベン『ヴァイオリン 協奏曲 第三楽章』:2013 年 10 月 29 日、”多摩じい”様から教えていただきました 投稿NO:[5907]

*21:ホームズとワトスンが間借りする建物のオーナーはハドスン夫人です。この建物には、ハドスン夫人とメイドが暮らす一階『221』と、ホームズとワトスンが借りる二階『221B』に分かれているため、玄関が二つあります(郵便物は別々に届きます)。しかし、一階は内部で繋がっていると思われます。その根拠は、『ボヘミヤの醜聞』でワトスンが帰宅したとき、ハドスン夫人の後ろに、左に続いているような壁が見えます。しかし、ワトスンの帽子やコートを持ったハドスン夫人は、階段脇を手前に進む動作をします。三階はワトスンの寝室がありますが、その他は不明です。

余談ですが、ベイカーストリートで『221B』の他に、一つの建物に二つドアがあるのは、野外活動用品店『132.GEORGE HUTCHINGS & SONS』です。家具屋『217』と郵便局も繋がっていますが、少し意味が異なります。

*22:この記述は間違っています。Blu-Ray版を確認した結果、見張り役はワイン店『130』の二件隣りの煙草屋『134 J.TWYDEL』の入り口に居ます。サンシェードが下りているため、この作品では店名を確認できません。

*23:2011年公開、「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(Sherlock Holmes: A Game of Shadows)」は、『最後の事件』と『空き家の怪事件』を題材にした映画です。ガイ・リッチー監督、ホームズ役はロバート・ダウニー・Jrさん、ワトスン役はジュード・ロウさん(少年時代に『ショスコム荘』でジェレミー・ブレットと共演しています)。 [映画「シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム」を見ました] [ウィキペディア]

*24:この見方は誤りで、「『221B』のドアを正面から見られる」が正しいです。左の窓は民家『223』です。Blu-Ray ならば、民家『223』の窓に書かれている文字も読み取れますが、このときは読み取れませんでした。それに初めて触れるのは『六つのナポレオン』です。

*25:Blu-Ray を見た結果、果物屋『231. ○○AM HICKS』の看板と『FRESH FRUIT CUT FLOWERS』の吊り下げるタイプの看板を確認できました。結局、劇中では果物屋『231』の看板を全て読み取ることは出来ていませんが、洋書『JEREMY BRETT'S Sherlock Holmes』のプレビュー 15 ページの写真から、果物屋の看板が『231.WILLIAM HICKS』である事が分りました

*26:Blu-Ray を見た結果、看板に書かれている文字が判明しました。『221』の窓に書かれた文字は『COMMISSIONERS FOR OATHS』で、Season 1〜2(『最後の事件』)までと、Seazon 3 以降(『空き家の怪事件』)で書き方が変更されます(文章は同じ)。
[掲示板で COMMISSIONERS FOR OATHS について話した内容]

民家『223』の二つの窓には『F.CHARLES REIN AURIST & ACOUSTIC INSTRUMENT MAKER』とあります(全く同じです)。この文章は、”多摩じい”様が謎を解明してくれました 投稿NO:[6083]。『F.CHARLES REIN』 は『FREDERICK CHARLES REIN』の事で、1800 年ロンドンで創業した有名な補聴器メーカーだそうです。 [補聴器の歴史 - 耳穴への道のり -]に『Frederick C. Rein』の補聴器が掲載されています。となると、『223』は民家では無く、補聴器を取り扱うお店か? あるいは、ただ単に窓に広告を掲載して、広告収入を得ているだけか? 『四人の署名』では、民家『223』の文字は消されています。

民家『225』の二つの窓には『TEETH COMPLETE SET ONE GUINEA(歯の完全セット 1 ギニー)』と『SINGLE TOOTH 2/6 5 YEARS WARRANTY(単一の歯 5 年間保証)』と書かれています(2/6の意味は不明)。この文章も、”多摩じい”様が解明してくれました 投稿NO:[5963]。『四人の署名』では、民家『225』の文字は消されています。

*27:Season 3『空き家の怪事件』で『221』のドアとガラス窓の間に設置された『SHAVIN HAIR CUTTING LADIES ROOM』の看板。『最後の事件』から三年後の設定なので、ベイカーストリートの雰囲気を変更するための演出か? この話題について掲示板で話されています [掲示板の抜粋]。この看板の意味は分っていませんが、深入りしない方が無難です。看板の文字を検索すると、精神的に苦痛に感じる写真なども検索されます。調べないようにお願いします。『四人の署名』では、この看板は外されています。

*28:Season 3『空き家の怪事件』で追加された看板は、『221B』の向いの建物『124』と『126』のドアの左にあります。

『126』の看板で読み取れる文字は『THIS PROPERTY FOR SALL *** T.WILDING*** 27.VICTOROA.WD(この建物は売ります)』で、『124』の看板は『OFFICE TO LET 3 SPACIOUS ROOMS(3 つの広々 とした客室をオフィスとして利用可能)』です。いずれも、不動産関係の広告ですね。なお、読み取れない文字は「*( アステリスク )」に置き換えています。『四人の署名』では、これらの看板が外されています。

*29:『空き家の怪事件』で『227.SKELTON』の看板の右に『JEWELLER(宝石細工人)』を確認できました。さらに、洋書『JEREMY BRETT'S Sherlock Holmes』のプレビュー 15 ページの写真から、『SKELTON』の左側に『SILVERSMITHS(銀細工師)』の文字を確認できます。求龍堂『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』に宝石店を作ったとあるので、『227.SKELTON』は宝石店と考えて良いでしょう。ショーウインドーには銀の燭台や壺が見えますが・・・

*30:『118』の店の看板の一部『?LBERT & SON』が読めたことで、求龍堂『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』の 67 ページに掲載された写真『植え込みで偽装したベイカー街のはずれのセットがあるソールフォードの景観』で確認済みの『GILBERT & ?』と合わせると、『118.GILBERT & SON(ギルバート サン)』であることが分りました。このお店は、『美しき自転車乗り』で一時的に不動産屋『ESTATE AGENT JARVIS AUCTIONEER(ジャービス)』に変更されたと思われます(*12)。

*31:このページを作成した当初は、『六つのナポレオン』で『231』の店先に緑色の物を発見して喜びましたが、後から『海軍条約事件』の時点でそれを確認できる事を知りました(『海軍条約事件』の欄を参照して下さい)。求龍堂『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』で、作られた建物の中に『八百屋』の文字は無く『果物屋』があります。これにより、『231』は果物屋であることが確定しました。

*32:床屋『229.C.SIMONS』のガラスに描かれた筆記体は、『六つのナポレオン』で漸く少し読み取ることができました(低画質で確認していたとき)。しかし、「Haird Ta・・・(筆記体)」は間違っています。後に Blu-Ray で確認したところ、『空き家の怪事件』の「1」で説明した、ワトスンが久し振りにベイカーストリートを歩くシーンで読み取れます。「Gent Hairdressing Salon(紳士の美容院「主に英国で用いられる」理髪店)」。『ギリシャ語通訳』の「3」でも説明しましたが、この筆記体の記述で床屋を判断できます。

*33:「STATIONERS BOOKBIN」は、”多摩じい”様が意味を調べて下さいました 投稿NO:[6083]。店『116』のガラス三枚に『STATIONERS BOOKBINDERS PRINTERS』と描かれており、意味は『文房具 製本業者 印刷業者』です。『空き家の怪事件』の『5』でも書きましたが、Seazon 2(『ボヘミアの醜聞』〜『最後の事件』)までは『116.Catherine Rose』で、Seazon 3 から店が変更されました。

全ての文字を確認できたのは、Flickerに掲載された観光写真です。以下の写真では『118.GILBERT & SON』の看板も変更されています。本来、観光向けに公開されたセットを参考にすべきではありませんが、劇中で確認できた文字の多くが一致しているため、良しと判断しました((参考にした写真:Granada Studios Tour 1990 - Baker Street by trainsandstuff, on Flickr))。

*34:『シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)』は 2009 年(日本では 2010 年 3 月 12 日公開)の映画です。続編に 2011 年公開の『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(Sherlock Holmes: A Game of Shadows *23)』があります。映画「シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)」を見ました。

*35:果物屋『231.WILLIAM HICKS』の前にある吊り下げタイプの看板『FRESH FRUIT CUT FLOWERS』。店の色と看板のフレームが同じで、煙草屋『134.Havana Cigars SOLD HERE』の看板とはデザインが違います。

*36:床屋『231』の吊り下げタイプの看板は、『青い紅玉』『空き家の怪事件』の時点で何も描かれていません。『四人の署名』では『134.Havana Cigars SOLD HERE』に変更されます。『ギリシャ語通訳』で煙草屋『134』の店先に、この看板があるのを確認できますが、床屋の前にもこれがあります。

*37:『ギリシャ語通訳』で『Havana Cigars SOLD HERE』の吊り下げタイプの看板を確認できます。この映像ではハウスナンバーが映りませんが、この看板は煙草屋『137.J.TWYDEL』です(*11)。なお、”多摩じい”様がこの看板と店内のポスターから、『ノーウッドの建築業者』の最初にワトスンが何かを購入しているお店が『煙草屋』であると推理されました 投稿NO:[5819]

*38:『青い紅玉』から床屋『231』の前に、何も描かれていない吊り下げタイプの看板を確認していましたが(*36)、漸く『四人の署名』で『134.Havana Cigars SOLD HERE』に変更されました。

*39:『高名の依頼人』で『MURDEROUS ATTACK ON SHERLOCK HOLMES』の新聞を売る義足の男とワトスンの場面は、メイキング写真、あるいは、宣伝材料用写真が存在します。『INTERVIEW WITH SHERLOCK 』と題された洋書で、WEBサイトから購入、あるいは、全ページをプレビューできます。この本の 111 ページに、劇中では見られない角度から撮影された写真があります。113 ページには新聞売りの写真があり、ハウスナンバー『229』が見えます。

改装された床屋『229.C.SIMONS』の前に新聞売りが居ると仮定した場合、ワトスンが左折して新聞売りに近づくには、リージェンツ・パーク沿いの道から、旧果物屋『231.WILLIAM HICKS 』を左折していると思われます(推測の域を出ない)。グラナダ・テレビ・スタジオ・ツアーが開始されているため、すでにリージェンツ・パークの柵も撤去されているのかも知れません。なお、新聞売りが立つ店の名前は『Freeman Hardy & Willis(フリーマン、ハーディ、ウィリス:1875 年に設立された靴の小売商)』になります [ Wikipedia] 。

*40:『犯人は二人』で旧本屋『219.S.PHILLIPS』の前の街灯に掛けられた看板は、『These BUSINESS PREMISES TO be LET Apply Mess rs SAWDON 5 VICTORIA ST.sw』(不動産屋の看板)。

*41:『高名の依頼人』で、キティが隠れているワイン店『130』のショーウインドーに反射したガーデンベンチは、ツアーが開始されてから設置されたベンチだと思われます(参考にした写真:Baker Street Granada Studios by horslips5, on Flickr)。

*42:『未婚の貴族』の冒頭で、ホームズの背景にある看板。霧が濃く、劇中で全ての文字を確認することは出来ませんが、見えない文字を補った結果、『AGRICULTURAL HALL(農業ホール)』『WILL CLOSE ON SATURDAY SEPT 28(9 月 28 日(土曜日)で終了)』『GRAND CONCERTS GORGEOUS ILLUMINATIONS(グランド コンサート 豪華なイルミネーション)』『ALL THE MOST EMINENT ARTISTS ARE ENGAGED(すべての最も著名なアーティストが従事しています)』『EVERY EVENING(毎晩)』『MR. F. KINGSBURY(ミスター F.キングスバリー)』『ADMISSION ONE SHILLING(入場料 1 シリング)』であろうと思われます。

*43:『未婚の貴族』でホームズが寝室の窓から裏路地を見下ろす場面から、謎の女性の一連の行動を図にしました。現実的には、『221』の建物の大きさを考慮すると、図の説明は成り立ちません。しかし、単純に撮影のために既存のセットを使ったと考えるなら、有り得る構図かと思われます。裏路地のオレンジのドアがある建物に、赤いポストと思われるものが壁に埋め込まれています。ベイカーストリートのセットで赤いポストがあるのは、旧家具屋、『未婚の貴族』では『PUBLIG BAR』に変更された『217』の奥です。

*44:この看板は下部しか映らず、確認できた文字は『Mess re COOMBES 5, VICTORIA ST.SW』です。他の看板と同じく、不動産屋(住所:5, VICTORIA ST.SW)の看板だと思われます。『Mess』あるいは『Mess rs』の意味は『御中』であろうか?『COOMBES(クムーズ)』とは、West Sussex, England(イギリス ウェスト・サセックス)の地名だろうか? [ Coombes - Wikipedia ] あるいは、会社名か?

*45:『レディー・フランシスの失踪』で、ホームズが馬車で 221B に戻る際、227『SKELTON SILVERSMITHS(銀細工師)JEWELLER(貴金属商)』から『MORTEN'S SECONDHAND AND ANTIQUARIAN BOOKSELLER(中古品と古書販売)』に、229 床屋『C.SIMONS Gent Hairdressing Salon(紳士の美容院「主に英国で用いられる」理髪店)』から靴屋『Freeman Hardy & Willis(フリーマン、ハーディ、ウィリス:1875 年に設立された靴の小売商)』に変更されているのが分ります。『Freeman Hardy & Willis』の看板は左右が同じで『FREEMAN HARDY & WILLIS』、真ん中に『LARGEST RETAILERS(小売業者)BOOTS & SHOES(ブーツと靴)WORLD.』とあります。『高名の依頼人』で 229 『Freeman Hardy & Willis』の前に、新聞を売る義足の男がいます。